小舎の周辺や浄土平野営場を散歩していると、その季節の花々や生物の発見など、思いがけない驚きがあります。
さまざまな動植物の色彩と形状に、目が釘付けになることもしばしばです。
コメツガの松かさは、なんとも目立つ紫色をしています。
松かさの、鱗のような重なりも面白いですね。
カエデの種子は、プロペラ形です。
形も面白いですが、この色!
とても美しいですね。
こちらは、色も形も摩訶 . . . 本文を読む
昨日の朝、栂平まで散歩に行って来ました。
木漏れ日のなかを進むと、栂平園地に出ます。
そこには、ムーミン谷から移動してきたニョロニョロの大群が!
と、見まごうばかりのコバイケイソウが咲き始めていました。
8割方の株は、まだ蕾の状態です。
こちらは比較的天気がよいので、週末、もしくは週明け早々に咲き揃うと思われます。
開花してから順次、花は茶色味を帯びてきます。
ニョロニョロが . . . 本文を読む
まずは先週、NHKの昼ブラという番組で紹介されたコバイケイソウです。
今年は、6年だか7年に一度の当たり年のようです。
浄土平湿原や、浄土平野営場で見られます。
昼ブラは、吾妻小舎の環境では視聴することができませんでしたが、なんと!浄土平ビジターセンターに勤務する友人が番組でコバイケイソウに関する話をしたのだとか。
観たかったなー。
そのコバイケイソウも、蕾のうちは、まるでヤングコー . . . 本文を読む
吾妻小舎の定休日は、水曜日です。
火曜日にご宿泊のお客様がいらっしゃらない場合、丸一日時間ができることになります。
「定休日は洗濯日」のことが多いのですが、先週の水曜日は会津若松まで遠出をしてきました。
訪れたのは、小学生の頃から行ってみたいと思っていた「さざえ堂」。
念願叶って訪れた感想は…、遠足で来ていた小学生が先に叫んでいました。
「期待外れー!」
ちょっと、想像し . . . 本文を読む
吾妻小舎は、桶沼の斜面にあります。
この時期、桶沼の斜面では、マイヅルソウが小さな花を咲かせています。
まずは日当たりのよい場所から咲き始め、徐々に日陰へと移っていきます。
マイヅルソウとともに、白い花が目立つのは、ツマトリソウです。
視線を足元から上げてみると、ミネカエデの花が咲いていました。
私はじっくり見たことがなかったのですが、黄緑色の花の美しさに驚きました。
桶沼歩道 . . . 本文を読む
吾妻小舎の庭には、松の巨木があります。
その根元で、イワカガミが満開になりました。
よくよく見ると、とても不思議な造形をしています。
群落の桃色の絨毯も素晴らしいですが、細部をじっくり見てみるのも、面白いですね。 . . . 本文を読む
本日、一切経山から姥ヶ原・鎌沼を歩いてきましたので、登山道概況と開花情報をお知らせします。
桶沼の緑も、濃くなりました。
青空に、一切経山の噴気が立ち上っています。
桶沼の斜面から眺めたダケカンバの森も、白い幹が見えなくなりつつあります。
浄土平から酸ヶ平に向かう道には、酸ヶ平に出る直前の斜面に雪が残っています。
距離も短く、注意して歩けば問題はありません。
登山道脇には、イワ . . . 本文を読む
今日は客室の毛布を、冬用の厚い物から、夏仕様に変える作業を行いました。
最近はコークスのストーブを焚くこともなくなり、補助的に石油ストーブを使うことも滅多になくなり、毛布も衣更えとなりました。
毛布だけでなく、布団カバーも全て交換しましたので、夏に向けてさっぱりとした感じがします。
一日仕事になることがわかっていたので、交代で風呂に入りに行くことにして、午前中は私が鷲倉温 . . . 本文を読む
浄土平・兎平一帯でも、今、まさに「萌え~!」の時季になりました。
吾妻小舎の庭では、ダケカンバの白い幹と薄緑色の葉のコントラトが目に染みます。
兎平駐車場の奥の栂平一帯でも、美しい新緑が萌えています。
そしておすすめは、桶沼歩道から眺める浄土平のダケカンバと、蓬莱山の斜面からから見下ろす新緑です。
写真がないのが残念ですが、そこは来てのお楽しみ。
この「萌え~!」の時季は、恐らく1週 . . . 本文を読む
吾妻小舎周辺で咲いている花をご紹介します。
こちらは、桶沼歩道で咲き始めたムラサキヤシオです。
ほかでも、磐梯吾妻スカイラインの高湯温泉から少し上がった道路沿いに多く咲いています。
こちらは、クロウスゴ。
ミヤマクロウスゴかもしれません。
秋には、ブルーベリーのような色と形の小さい実をつけます。
吾妻ではヤマオトコ、熊爺にはヤマヤロウと呼ばれています。
そしてこちらがサン . . . 本文を読む