旧友との再会

今日、ここ数年会えずにいた高校時代の旧友と落ち合い
昼食を挟んでしばしお互いの近況を語り合った。
正月明けに旧友からもらった電話では
いろいろなことがあって性格がひねくれたといっていたが
その声は相変わらずかわいらしい声をしていた。


待ち合わせのファミリーレストランに先に着いたので
席に座って待っていると、程なく旧友も到着。
見た目は以前と変わらず、性格がひねくれたなどといえるくらいだから
案外冷静に自分を保っているのではないかと感じ、ホッとした。
今の世の中、なにも考えないか考えない振りをして
のほほんと多勢に流されるような生き方の方が
おかしなことをおかしいという生き方をするより
無難に生きられるような風潮になってしまい
非常に生きにくいと感じることや
体が弱かったりハンディを抱えている人間が経済的に自立するには
かなり困難であることなどを話した。


ま、話をしていてどんどん暗くなってしまうのもなんだが
ちょっとした発散になればむしろ一人で落ち込むよりマシだ。
あまりエスカレートすると
別の友人のように、私と会って大いに盛り上がった挙句
翌日会社に辞表を提出するという荒業に出る人まで現れるから恐ろしい
しかもその友人の夫の言によれば、友人が辞表を出すほどまでになったのは
火に油を注ぐぴすけの巧みな話術のせいだというのだ


みなそれぞれ悩みや問題は抱えているけれど
自分のできる範囲でできるだけのことをしていくこと。
そんな話で締めくくり、旧友との再会は楽しいひと時となった