ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

奥日光そぞろ歩き(1) 西ノ湖~小田代ヶ原

2011-09-30 10:07:11 | 登山(両毛・常総)
【9月28日(水)】西ノ湖バス停→西ノ湖西ヶ浜→千手ヶ浜→熊窪→無名峠→小田代ヶ原天気予報とにらめっこしながら、狙いを定めて日光へ。最寄り駅5時29分発の東武伊勢崎線に乗り、途中東武動物公園駅で東武日光線に乗り換え栃木駅で乗り継ぎ、7時37分に東武日光駅に到着し、7時41分発の日光湯元行きバスに乗車。中善寺温泉バス停での時間調整の間、バスから降りる . . . 本文を読む

ドジョウのふりをしたライギョ

2011-09-26 14:47:03 | 日常
野田首相のアメリカ訪問での一連の言動は、それはそれはひどいものであった。野田首相は、所信表明演説で「原発への依存度を可能な限り引き下げる」と述べたにもかかわらずその舌の根も乾かぬうちに、国連の原子力安全に関する首脳級会合で安全規制を徹底しながら、必要な原発は今後も活用する意向を表明した。今後について何の指針も示さないまま、国内の原発に対する安全対策も未然の現時点でよくもまあこんなことを勝手に、しか . . . 本文を読む

洋菓子が苦手でも

2011-09-24 08:01:12 | 味・食べ物
最近の食べ物は、なんだか味も香りもはっきりしていない割には甘みに偏って歯応えもまるでやわらかければやわらかいほど良いかのような口に入れれば溶けるような商品がもてはやされている。食べ物を紹介するテレビ番組でも「やわらか~い」とか「口に入れたら溶けてしまいそうですね」とか「うわ~、とろけちゃう」といった反応が繰り返され「なんだ、このキョーレツな香りは」とか「コシがあって、噛み応えがありますね」とか「噛 . . . 本文を読む

『津波と原発』佐野眞一 ~私たちの知的怠慢を告発する~

2011-09-22 08:47:01 | 
私にとってノンフィクションは、時に人間に光明を見出すこともあれば時に人間の醜さを見せ付けられて打ちのめされる、両刃の剣でもある。世の中の実態を知ることは大切なことなのかもしれないが、欲や怠慢の暴露を読むことは私にとってかなりのダメージになるため、ノンフィクションを選ぶ際にはかなり慎重にならざるを得ない。書店をぶらついていて手に取り、初めて佐野眞一(以下、敬称略)の本を買った。東日本大震災以降「人々 . . . 本文を読む

あまのさんのブログ ~天野祐吉のあんころじい~

2011-09-19 19:55:12 | 日常
ぴすけが勝手に決める日本の知の巨頭ランキングベスト3のうちなだいなだ(敬称略)と土屋賢二(敬称略)は不動なのだが残る一つは姜尚中(以下、敬称略)と天野祐吉(以下、あまのさん)でよく入れ替わるこれはぴすけの主観も主観、まさに「勝手にランキング」であるから内田樹(敬称略)が入っていないじゃないかとか、中沢新一(敬称略)はどうだとかすごいところに飛んでしまえば荒俣宏(敬称略)じゃ駄目なのかとかあるだろう . . . 本文を読む

怒鳴られるのは私だけ?

2011-09-09 14:57:58 | 日常
私はよく怒鳴られる。怒鳴られるだけでなく、蹴られたこともある。だが、なぜ怒鳴られたのか、わからないことの方がが多いのだ。しかも、相手はかなり大声を出している。私が、よほど腹に据えかねたことをしたとしか思えないのだが、相手は怒鳴っただけで満足するらしく何かを要求されたことは皆無で、怒鳴るとさっさとその場を立ち去ることがほとんどだ。不思議だそれだけ腹を立てることをされたのなら、謝れとか直せとか何かしら . . . 本文を読む

“NANGA PARBAT” ヒマラヤ 運命の山

2011-09-03 17:02:29 | 映画
8月28日(日)、有楽町に“NANGA PARBAT”(原題)『ヒマラヤ 運命の山』(邦題)を観にいった。すぐに感想を書くつもりであったのだが映画自体が私にとってあまり楽しめたものではなかったため、延び延びになっていたわけだ。あらすじは…南チロルのフィルネスに住む仲の良い兄弟・ラインホルトとギュンターは日々「山に登る」ことばかり考えていた。墓地に築かれた高々と . . . 本文を読む

何をしたいんだか…

2011-09-01 07:25:35 | 日常
民主党という党は、闇鍋のような党だ。鍋の具を箸でつまんでみると、上等の霜降り肉とまではいかないにせよ肉がつまめたり運良くしらたきだったりするが、口に入れてみると肉だと思ったものがボロ雑巾だったり、しらたきだと思ったものがタコ糸だったりする見掛け倒しどころか、見るからに怪しいものも、うようよ鍋に入っている。そう考えると、かつて三角大福と言われた時代の自民党より、怪しげだ。三角大福は、何をしたいのか違 . . . 本文を読む