ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

みんな、我慢強いんだな

2011-04-27 22:21:41 | 日常
いやはや驚いた。今日の埼玉県北東部は強風が吹き荒れ、日中の気温はうなぎのぼりで25℃を超えた。今日はダーリンが休みで、午前中にあれやこれやと用事を片付けるべく自家用車で家を出た。窓を閉めていると、日差しと気温で車中の温度はグングン上がり窓を開けねば耐えられない状況になった。強風であったが、前後の窓を細めに開けて調節すればなんということはない。むしろ初夏の風にも似た心地よい風が髪を靡かせた。ところが . . . 本文を読む

『おくのほそ道(全)』角川書店編

2011-04-23 23:47:45 | 
「月日は百代の過客にして、いきかふ年もまた旅人なり。」この1文なら、古典には疎いと認める人も、どこかで聞いたことがあるのではないだろうか。高校生の時、古典の時間にこの『おくのほそ道』の芭蕉庵での日記を読んで素晴らしい言葉の扱いと絶妙のリズム感に、さすが教科書に載るだけのことはあると納得したものだ。この1文を聞いただけでも、芭蕉のすごさを感じさせるには十分だが友人のぽぴさんと千寿七福神めぐりをしたつ . . . 本文を読む

『肺が危ない!』生島壮一郎 ~生き方を変える1冊~

2011-04-20 23:45:26 | 
倉田百三の『出家とその弟子』は10歳代の衝撃なだいなだの『権威と権力』は20歳代の衝撃本田勝一『貧困なる精神―悪口雑言罵詈讒謗集』は30歳代の衝撃だった。これらの本は、私の考え方を変え、生き方までも変えた。本を読んで、「そうそう!そうなんだよ!」と思う本はたくさんある。だが、「そうそう!そうなんだよ!」というように共感する本は自分の考えを深めたり、繫がらなかった思考を一つにすることは . . . 本文を読む

大霧山 ~ダイダラボッチのブーッ~

2011-04-19 00:26:01 | 登山(奥多摩・奥武蔵・秩父)
【4月18日(月)】橋場バス停→粥仁田峠→大霧山山頂→白石バス停次の休日に山登りに行こうとダーリンを誘ったら、「僕は家が良いな」とやんわり断られたので、出鼻を挫かれた13日(水)の雪辱を晴らすべく1人で出掛けることにした。6時31分最寄り駅発の宇都宮線に乗り、大宮駅で埼京線に川越駅で東武東上線に乗り換え、8時16分に小川町駅に着いた。小川町駅から出ている8時24分発の . . . 本文を読む

ほっとけ様

2011-04-18 22:14:05 | 日常
ぴすけが育った家は、先進的というのか、自由というのかまあ、そこそこ社会規範を守りつつ、伝統にこだわらず、他人と比べない家だった。そもそもの素地は、明治41年生まれのぴすけの祖母が明治女の芯の強さを持ちながら、大正デモクラシーの洗礼を受けた柔軟で自由な考えを持つあっさりさっぱり、根に持たない江戸っ子だったところから来ているものと思われる。私の知っている祖母は、「デブばあちゃん」と私以外の孫達から呼ば . . . 本文を読む

出鼻を挫かれて

2011-04-13 22:43:28 | 日常
今日は暖かく良い天気よし桜が咲いてスギ花粉症も治まり、近くの山にでも歩きに行こうと9時9分最寄駅発の電車に乗って、羽生駅で秩父鉄道に乗り換え桜沢駅に向かった。ところが…、途中持田駅で秩父鉄道が事故のために運行を停止し運行再開の目処が立たないとアナウンスがあった車掌の説明によれば、熊谷駅から先の下り線は運行しているとのことで熊谷駅に出るには、持田駅から100メートルほど歩いた所にバス停 . . . 本文を読む

種蒔き兎に見送られ

2011-04-10 23:54:14 | 日常
4月7日(木)、仕事から帰って食事を終え、パソコンを開いた。未読メールのなかに、友人からの「遠藤さんの訃報」というタイトルを見付け、愕然とした。メールには、「たった今、吾妻小舎の遠藤守雄さんが亡くなられたと連絡が入りました。」とあった。その日は珍しく早く帰っていたダーリンにその旨を告げ、メールをくれた友人に電話をかけた。私もダーリンも心がざわつき、何かに手をつけることができず、ただうろたえるばかり . . . 本文を読む

国の教育政策として新学期は9月に

2011-04-01 01:42:39 | 日常
友人のぽぴさんが、自宅近くの公民館に避難しているいわき市の子供達と自宅マンションの子供達とが遊ぶ交流会を行うというのでメールのやり取りをしていたところ、私がこの度の震災があってからというものダーリンとずっと考えて話してきた、新学期を9月にしたらどうかという提案をしてみた。話はやおら盛り上がり、新聞に投稿しようということになってA新聞の一般投稿者用のコーナーに投稿したのだが、未だに連絡はなく恐らくA . . . 本文を読む