道草あつめ

日常思いついた由無し事を、気ままに拾い集めています。

「丸の内ビルヂング」から「丸の内ビルディング」に変わってしばらく経つが

2009-08-06 01:20:49 | 言葉
「ビルヂング」という言葉も根強い。
日本ビルヂング協会連合会

そして、「ビルデング」というのもある。
日本空港ビルデング株式会社


私個人としては、分かれば何でも良いと思う。

漢字の音読みと同じで、
原語の発音と全く関係ないものにはしないけれど、
どうしても、日本人的な発音になるのだから。

ただ、「ロミ男とズリエット」なんて言われると分からないし、
「スィーディーラジカセ」というのも分かりづらい。
「ディジタル」というのは最近よく見かけるが、何となく衒学的。

「論語」は「ろんご」ではなくて、本当は「りんぎょ」が原語の音韻体系に忠実なのだが(実際、江戸時代の仮名書き本では「りんぎょ」というものがある)、
日本語としては、やはり「ろんご」だろう。
また、「輪廻転生」を「ろんかいてんせい」では意味が通じない。

しかし、ネイティブ(ネイチブ?)の人達からすれば、
「ズリエット」だろうと「りんぎょ」だろうと関係ない。
日本人が勝手に読み慣わしているに過ぎない。


「みぞうゆう」と言って物議を醸した人がいたけれど、
私は「みぞうゆう」でも良いと思う。
あれを「みぞう」と読むようになった理由を知っている人が、
果たしてどれだけいることだろう。


そういえば、ふと思い出した。
高校の時、英語教師が、
「DVD」を「ディーブイデー」と言っていて、
みんなで笑ったのだった。

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