道草あつめ

日常思いついた由無し事を、気ままに拾い集めています。

プロフェッサーWiki

2006-09-18 16:30:15 | その他雑記
知り合いが、検索のコトを「Mr.グーグルに訊く」と言っているのだが、
別の知り合いは、「Google先生」「Wikipedia教授」という言葉を使う。
そんな知り合いに送った、ネタ↓

元号の由来が分かる!
そして、あの名セリフも!
さらに、次の元号までっっ!!

誰でも自由に記事を編集できるだけあって、かなりの情報量である。
……若干、情報過多かな。

宇都宮

2006-09-11 11:30:01 | 旅中
7月に京都に行った時に、一枚だけ18切符が余ったので、
期限が切れるぎりぎりで宇都宮まで行ってみた。

特に思い入れがあるわけではないが、
単に名前がかっこいいからという安易な理由で、前々から行ってみたくて、
かつ日帰りでも十分観光できそうな距離であるので、宇都宮に行ったのだ。


新宿から湘南新宿ライン、東北本線と乗り継いで、2時間程度で宇都宮到着。
湘南新宿ラインさまさまである。
そして、まずは、東口から出て、餃子像を拝む。
そこには餃子像が建てられた経緯とともに、宇都宮が何故「餃子の街」なのかが書いてあったが、
どうやら、「統計局の調べでは、一戸あたりの餃子消費量日本一」だかららしい。
……うーん、、なんか、無理矢理に名物を探し出して観光資源化した感じだな。。。

それから、東口は特に面白そうなものもなかったので、
西口から出て、東武宇都宮駅に向かってぶらぶらと歩く。
郊外型ターミナル駅にありがちな、駅周辺だけ大都会でちょっと離れると田舎、というパターンを想定していたが、
東武までの一本道はわりとまんべんなくビルが建ち並び、栄えている様子である。
道路が広いが、それに対して車通りが少ない、というあたり、良い意味で地方都市らしさが出ている。

少し歩いてから、お腹も空いたし、「ふんよう菜館」という店で、さっそく餃子を食べる。
店は、汚い。
しかし、大衆向け中華料理は、店が汚ければ汚いほど美味しいのである。
焼き餃子とスープ餃子を食べたが、どっちも美味しい。
そして、量も十分、値段もお手ごろ。文句なしである。

それからぶらぶらとあっちこっち見て歩いた。
宇都宮は「餃子の街」で有名だが、「ジャズの街」というキャッチフレーズも掲げており、
商店街でジャズの演奏をやっていたりした。
なかなか楽しめるところである。

そして、夕方になったので、バスでろまんちっく村に移動。
ちょうど花火大会の日だったのである。
屋台で餃子を買って、芝生に座って、ゆっくりと花火を見る。

イベントらしいイベントといえば、花火くらいであっただろうか。
しかし、街中をきままにぶらぶらさまよって、なかなか楽しい一日であった。

そして、
「統計によれば、一戸あたり消費量日本一」というだけで「餃子の街」というのはいただけないと言っておいて、
そういう私が、よく考えれば、宇都宮では餃子ばかり食べていた。
名物の力、おそるべし。

しつこくナショナルマン

2006-09-02 21:35:40 | その他雑記
前回の続き)

……国際世論との戦いに決着がつかぬまま、数ヶ月が過ぎた。
破壊された都市が復興し、人々が以前の生活を取り戻しかけたその時、
再び怪獣が現れた!!

前回の教訓を活かし、人々は政府が用意したガイドラインに従って避難を行い、
軍隊も速やかに出動して戦闘を開始するが、やはり歯が立たない。

しかし、今回もあのヒーローが現れた!
ナショナルマン!!
例のごとく颯爽と現れ、
叩き、蹴り、投げとばし、一方的に怪獣を攻撃し続ける。
それにはたまらず怪獣も逃げ出した。
都市は再び救われたのである。

怪獣は海を越えて逃げて行き、中東の砂漠地帯に降り立った。
ナショナルマンもそれを追いかけて降り立とうとする。
しかし、ナショナルマンはすでに某国の名誉国民に認定されており、
ここで無許可で降り立てば、領域侵犯となる。
ビザはおろかパスポートすら持っておらず、かりに持っていたとしても、
「戦闘行為のため」という名義では入国許可は下りないであろう。
ナショナルマンは、上空でしばらく悩んだ末、
都市の防衛をとりあえずも成功させたということで、今回は引き上げることにした。
前回のことを踏まえ、怪獣にとどめを刺すことよりも、
国際法の遵守を優先することにしたのである。

ナショナルマンは再びヒーローとなったのであるが、
怪獣にとどめを刺さずに引き返したことについては論議が沸騰した。
領域侵犯をせずに引き返したことを賞賛する人々、
災いの根源を断たなかったことを非難する人々、
議論は深みにはまり、決着がつかないかに思われた。

その時、某国大統領が歴史的な演説を行った。
「これは人類共通の敵との戦いである!
 我々は戦いを完遂して悪を根絶しなければならない!
 正義は我らにあり!
 行け! ナショナルマン!!
 聖戦を遂行せよ!!」

その痛快で断定的な口調によって国内世論は大きくまとまった。
そして、諸国を「協力的な国家」と「非協力的な国家」とで二分し、
積極的な外交攻勢を行った。

そして、怪獣の棲家が特定できたという情報に基づき、
祖国の要請に応え、ナショナルマンが出動し、
中東の某国の砂漠地帯に降り立った。
過酷な条件下、圧倒的な戦闘力によってナショナルマンは怪獣を殴り続け、
ついに必殺パトリウム光線で完全に葬り去ることに成功した!!

やったぞナショナルマン!
これで安心して生活できるぞ!!

            ~完~


……というヒーロー特撮ものはどうだろうか。
怪獣の棲家を、「極東のとある半島部」にしても良いかもしれない。
二匹目の怪獣が都市を襲っていないけれども、「とある国」で発見されたため、
自衛のために先制攻撃!、というパターンだと、時事的にあからさま過ぎるかもしれない。

「善悪」「正義」「美しい国」というのは、個々人の価値観なのだから、
それを国家レベルで遂行するならば、小さい時からすりこむのが一番である。
知り合いが、「宗教はOS」と言っていたが、まさにそのようなものではないかと思う。

ともあれ、「愛国教育」として、娯楽の分野から、
幼い子供の柔らかい頭に、統一的に「正しい」価値観をインストールするというもの。
モデルは、戦時中!!

……だめかしら。
少なくとも、自分には「愛国無罪」はインストールされてないから、
脚本書いたら、ラストシーンは、ナショナルマンと怪獣との戦いで破壊し尽くされた地を映しちゃうなぁ。