道草あつめ

日常思いついた由無し事を、気ままに拾い集めています。

蛙について1

2010-09-11 01:24:09 | その他雑記
先日は、パンダを用いたキャラクターのビミョーさについて考察したが、今回はカエルについて論じてみよう。



はっきり言って贔屓目であるが、カエルを使ったキャラクターは概してカワイイと思う。それは私がカエルを好きだからであるが、しかし、それにしてもパンダよりもずっと愛嬌がある。


リアルに描写してもデフォルメしてもカワイイし、愛嬌を前面に出せばインパクトのあるキャラクターになる。例えば、下の絵は「アルハラヤダピョン」。

「むぎゅ~」とした感じが非常によく出ている。


時代を遡れば、かの太閤秀吉もカエルを好んだようで、次の写真は彼が愛好した蛙石。かつて大坂城にあったものだが、現在では元興寺に置かれている。


上に乗っているカエルは、いったいいつから乗っかっているのかよくわからないが、とにかくチャーミング。



この蛙石、元々は色々な祟りをなしたらしいが、途中で「極楽カエル」に成就して、「福かえる」「無事かえる」の由来になったとか。その真偽はさておき、「蛙」と「帰る」との語呂合わせはよく用いられる。これも、カエルというキャラクターの使いやすいところである。


そして、語呂合わせは「帰る」だけではない。




そこで、私もこのようなものを作ってみた。

友人にこれを送ると、彼のサイト更におかしなものを作ってくれた。

それから、これは、「蛙」から作った新字。



とにかく、カエルというのは、ネタに不足しない、非常に便利なキャラクターである。

もちろん、中にはハズレもある。以下は、手を入れすぎて、バカ画像になってしまった例である。






しかし、やはり、非常に絵になる佳い動物であることは間違いないだろう。

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