道草あつめ

日常思いついた由無し事を、気ままに拾い集めています。

黄葉

2006-12-18 18:19:53 | 街中
私の通っている大学は、校章がイチョウであるように、
構内にかなり多くのイチョウが並んでいる。
見頃の時期にイチョウの並木を歩けば、昼でも夜でも非常に見応えがある。

今日、そんな並木を歩いていて、発見したことがある。
キャンパスの中心部からイチョウの並木がまっすぐ公道に面した門に延びているのだが、
門に近くなればなるほど、そこに立っている樹についている葉の量が多い。
奥の方はもうほとんど裸になってしまった樹がほとんどなのに、
門の近くではまだまだしっかり残っている。
かなりはっきりと違う。

おそらく車通りの多い公道の近くの方が気温が高いからであろう、と月並みな推論ではあるが、
しかし、これほどはっきりしているとは思わなかった。

一度、ぜひご観察あれ。

アルゴリズム行進!

2006-12-10 17:30:48 | 音楽
私は実は尺八も吹くのだが、
もともと下手な上、ここ1年間ほど吹いてなかった。
しかし、同じ時に尺八を始めた同輩の誘いで、演奏会に出ることになった。
曲は、ドヴォルザークのモラヴィア重唱歌曲。

尺八というと虚無僧の吹くような曲ばかりイメージされるが、
実は西洋のクラシックやポップスもいけるのである。
ただ、正道ではないので、若干ネタ気味ではあるが。

どうせ大してうまくは吹けないし、ネタだし、ということで、
演出に凝ってみる。
まずは、指揮者をつける。
そして、何よりの目玉はアルゴリズム行進で入場!

1.突然、舞台袖から私が「アルゴリズムこうしーん! ひとりで練習!!」と叫び、
一人でアルゴリズム行進で舞台を横切る。
2.舞台の反対側に着くと、いったん行進を終える。
3.九人の出演者で、アルゴリズム行進で入場し、演奏位置に着く。
4.「終わり」のポーズのまま固定し、指揮者の合図で解除して正座する。
5.演奏開始。

この行進のミソは、一人一人の動作は全く意味不明なのだが、
一人ずつ動作をズラして集団で行進すると、見事に組み合わされて、壮観になるというところ。
非常にシュールな入場であったが、客にはウケた模様でまずまず。
そして、肝心の演奏はというと・・・みんなでズレてしまって、ボロボロ。。

あまりにボロボロだったので、急遽ネタを追加。
演奏会が終わった後で、出口の前で同輩と二人で正座して、
「反省中」という紙を敷いて、再度演奏。
お金を恵んでくれる人もいたが、後から人に訊いてみると、
「最後の「反省中」の演奏、すごく良かったよ!」と言われる。

なんだかメチャクチャであったが、なかなか楽しい演奏会であった。

……さて、そろそろ卒論を書かねば。。