ポレポレ隊が行く! 

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家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲とうとう来たよ!プチポレ再結成 両神山 <その2>

2008-11-28 05:00:00 | ▲2008年山行報告

       <その1> からの つづき

白井差に着くと タクシーの音に気付いて 山中さんが出てきてくださいました。

あの(!)山中さんといよいよご対面・・・と思うとちょっとドキドキしてしまいましたが

実に気さくな方で もう何年も前から知り合いのような雰囲気。

ほっと一安心です。

自宅前に用意されている登山者ノートに名前、住所等を書き込み 

地図を渡されて、ルートの説明を受けます。

下山時にこの地図を返し、その時に環境整備料として一人1000円払います。

「生きて帰ってきた人からしかお金もらわないから後から徴収してるの。」 と笑いながら話してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

アカヤシオの頃が一番いいよー。 と言いながらその季節に撮った写真も見せてくれました。

あと、本当は隊長が八丁から登りたかった話をすると

その写真を指しながら 「ここを登るんだよ」 と八丁のコースの説明までしてくれました。

私が 「でもそっちは怖いですよね・・・鎖ばっかりで」 と言うと

「鎖を離さなけりゃ落ちないから平気だよ。」 って・・・・そりゃそうですけど。 (^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

隊長の右に写ってる木板に 先ほどの通行項目が書いてあります。

さて、それでは出発です。

「俺も途中まで一緒に行くよ。」 と 山中さん。

「えー! いいんですかー?」 と驚く私を置いて 軽い足取りでドンドン前を歩いて行きます。

 

 

 

 

 

 

 

お天気も思ったより良さそうで 快調なスタートとなりました。

パパさんは来れなかったけど 何故か写真には二人の後姿。

実に予想外でおもしろい展開だ。 

 

 

 

 

 

 

 

両神は山中さんの庭も同然。

小さい頃はこの山の中で鬼ごっこやかくれんぼなんかして遊んだそうです。 

 

 

 

 

 

 

 

道もとても歩きやすいです。

山中さんが作った新道・・・一歩一歩噛みしめて歩きましょう。 

 

 

 

 

 

 

 

歩いているうちに 私が遅いことに気付いたようで 少し速度を緩めてくれました。

隊長はコミュニケーションを取るのが苦手なんだけど

どうしても私が遅いので後になってしまい、山中さんとの会話が隊長の仕事になってしまいました。

母は後ろで心配してましたが(山中さんに対して粗相がないかどうか) これもいい勉強になるかな、と見守っていました。

隊長の軽度発達障害についても一応話しをし、それについても広い心で受け止めてくれたようです。

「全然普通じゃん」 と言ってくれましたが その普通に見えるところが実は一番難しいところだったりします。

でもその話題を取り上げると 私は10時間くらい説明に費やしそうなので

そのままニコニコしながら流しました。

  

 

 

 

 

 

 

昇竜の滝。  

 

 

 

 

 

 

 

滝壺は2・5メートルくらいとのことでした。

すぐ近くまで降りて行けますが私たちはスルー。 

 

 

 

 

 

 

 

いつもパパさんに渡して撮ってもらってる μクンを 

「景色とか適当にバンバン撮っていいから。」 と今回は隊長に渡してありました。

山容と頂上しか撮らない彼なので 多分、そのままポッケの中かな、って思ってたら

何枚か撮ってくれてたようです。

これもその一枚。

 

 

 

 

 

 

 

歩き安い道が ずっと続きます。 

 

 

 

 

 

 

 

山中さん、地下足袋で歩いてます。

後で見せてもらったんだけど 底に小さなスパイクがついてる特殊な地下足袋。

いろんなものがあるんですねぇ。 

 

 

 

 

 

 

 

大又到着。

ここまで30分。 

 

 

 

 

 

 

 

こちらが旧道。

確かに岩がたくさんありますねぇ。

新道はこれを右に見ながら 歩き安い道を上がっていきます。 

 

 

 

 

 

 

 

歩いて来た道を振り返る。 

 

 

 

 

 

 

 

川を何度か渡ります。

もちろんこの木の橋も山中さんが作られたもの。 

 

 

 

 

 

 

 

スタート地点では手ぶらだった山中さん。

いつの間にかザック持ってます。

マジシャンだ。 (笑) 

 

 

 

 

 

 

 

歩きながら ず―――――――――っと いろんなお話しをしてくれました。

実に興味深い話がたくさん! 

 

 

 

 

 

 

 

こちらが質問することに100%きちんと回答してくれます。

本当に両神山に詳しい。 いや、両神だけじゃなくて お山全般に詳しい。

だって山中さん、自分も登山の愛好家で、環境省自然公園指導員としても

また、埼玉県山岳救助隊隊員としても活躍しているのですから!  

 

 

 

 

 

 

 

両神山の名前のいわれや (イザナギ、イザナミ両神様の話のほかにも諸説ある等)

税金の話からお花の話。 

動物や魚の話。

一番すごかったのは やっぱり救助活動の話かな。

そしてウェアの話になった時 

「上に着るものはともかくとして  アンダーウェアはケチらないでちゃんとした物を着た方がいいよ。」  と。

遭難した時に それで生死を分けることがあるそうです。

「そうなった場合、男性より女性の方が強いんだよね。 皮下脂肪があるからさ。」

「じゃあ、私は3日くらい大丈夫かもしれません。 人よりいっぱい付いてるから。」

って言ったら笑ってました。 否定せずに・・・・・(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

ケルンに木漏れ日。 

 

 

 

 

 

 

 

どんどん二人に離されていく。 

 

 

 

 

 

 

 

本当に気持ちのいい道です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

水晶坂って場所だったんだー。

その時は気付かなかった。

水晶でも取れたのか?  

 

 

 

 

 

 

 

のぞき岩が見えてきた。 

 

 

 

 

 

 

 

影がいい味出してます。 (隊長 撮影) 

 

 

 

 

 

 

 

ブナ平到着。 

ここまでで 約1時間半。 

 

 

 

 

 

 

 

この上が稜線だよ。

まだちょっとあるけど。 

みたいな会話だったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

のぞき岩の全貌。 

 

             <その3> に つづく・・・

 

 

 

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