ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲花とスリルと  二子山  <その1>

2008-05-01 10:00:00 | ▲2008年山行報告

歩いた日  2008年4月29日(昭和の日)  (4月27日登山口にて撤退。)

 

 

「いつになったら山に行けるんだよっ!!!!!」


4月から高校生になった隊長、 

かなりストレスが溜まってるようで

発する言葉にもイライラが現れ始めました。

環境の変化をストレートに受けちゃうのと

気持ちを立て直すのに ちょっと時間がかかるってこと

よーく理解してるつもりでも、 

母のサンドバックにも限界が・・・。

そろそろ山のチカラを借りないとダメかもしんない。

しかし隊長が選んだ山が 母の不得意とする岩の塊。

う~ん・・・・大丈夫か。

ガイドブックや地図にはあまり詳しく書いてないので

行かれた皆さんのレポをネットサーフィンしていたら

ちょ、ちょ、・・・ちょっと待って。

こりゃけっこう大変そうだぞ。

足も気力も弱いこの母に 果たして登れる山なのか?

極めつけは この山で滑落死亡事故に遭遇した方のレポを読んでしまい

ショックで食事が喉を通らなくなったこと・・・。

パパさんに相談したら

「わざわざそんな怖い場所へ行くことない。 山なんて他にいくらだってあるでしょ。」

確かにその通り。  

『弱足さん、やめなはれ。 無理して行って事故にあったら大変やんけ。』

という声の次には

『ここがクリアできればステップアップ間違いなし。 弱足よ、一歩前に踏み出すのじゃ!』  あなただれ・・・

という声が聞こえてくる。

・・・・・困った時はどうしよう。 

相談しよう。 そうしよう。

というワケで ヤマ友 ひろチーム のお二人さんに相談。

二子山大好きで3回も登ってるひろさんはもちろんのこと、

あっこちゃんまでもが

「落ち着いてゆっくり行けば大丈夫。ママさんなら行けるよ。」 とのエールを送ってくれました。

よし! それじゃ行ってみるか。

ゆっくり時間をかけて挑戦してみることにします。

いろんな方のレポを十分に頭に叩き込んで 何度も何度もシミュレーション。

弱足、頑張りますっ!

 

そして 4月27日、日曜日。

前日からの雨も明け方には上がり、日中は陽が射すでしょう・・・・

予報ではこう言ってました。

関越の花園インターで降りて 坂本登山口に着いたのが午前7時前。

辺りは真っ白。

何にも見えない。

・・・・・・・。

急に不安になる弱足。

こんな視界が利かない状態で 岩なんて登れるのか。

隊長はもちろん行く気満々です。

なにしろ登山口まで来たんですから。

「少し様子を見よう。」 というパパさんの言葉で 

朝ごはんを食べ、登山口周辺を歩いてみました。

しかし1時間経っても 辺りの様子は全く変化なし。

「やめる。 こんな状態じゃ無理。 帰ろう。」

言い出したのはやっぱり母でした。

「え―――っ!」 と 信じられない隊長。

「帰る。絶対帰る。何があっても帰る!!」

譲らない母。

結局二日後の29日にまた来ることを約束し そのまま撤退となったのでした。

・・・・・前置き長すぎ。 すみません。

ここからは仕切りなおして4月29日、本番の報告ってことで。 

 

 

 

 

 

 

 

関越道 花園ICで降りたら国道140号線を秩父、長瀞方面へ向かいます。

国道299号線の坂本バス停を過ぎ、道なりに進むと

右手に写真の民宿 登人が見えてきます。

民宿を過ぎた直後の道を右に回りこみ 少し進むとそこが駐車スペース。

 

 

 

 

 

 

 

27日に来た時は我が家の車だけだったのに

今日は既に2台停まっていました。

実はこの日は二子山の開山式だったんです!

前もって聞いていたので 混雑を避けて早く来たのに既に先客がいました。

 

 

 

 

 

 

 

緊張のためか、昨日から食欲がない弱足さん。

とりあえずバナナを頬張って準備体操。 

 

 

 

 

 

 

 

おおっ! 駐車場から両神の一部が見えます!

 

 

 

 

 

 

 

登山口は少し林道を戻った右側。 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい。 鯉のぼり。 

鯉の滝のぼりのごとく、ガンガンお山に登れますように。

 

 

 

 

 

 

 

ここが登山口。

前にはバイオトイレあり。 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、いよいよスタートです。 

 

 

 

 

 

 

 

気合が入ってる割にはボケボケの写真。

お許しください。 

 

 

 

 

 

 

 

二子山・・・どうぞお手柔らかに。

 

 

 

 

 

 

 

一旦下って沢に出ます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

渡ります。 

 

 

 

 

 

 

 

新しい緑。 つまり新緑。 

メチャクチャきれいです!

 

 

 

 

 

 

 

沢音を聞きながら。

 

 

 

 

 

 

 

思いっきり深呼吸。 

 

 

 

 

 

 

 

仁平沢を渡り返しながら進みます。

南天山 と似てるね、って隊長と話してたら

パパさんが 「南天山? どんな山だった? 全然覚えてない。」 

・・・・・。  またかい。

 

 

 

 

 

 

 

ま、いいです。 

とりあえず今歩いている二子山のことだけ考えましょ。

 

 

 

 

 

 

 

弱足さん、既にお花の撮影で遅れ気味。

でもそれくらいの心の余裕がないとね。 

 

 

 

 

 

 

 

すごい杉林だ。

 

 

 

 

 

 

 

ヤマブキいっぱい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして 今回も 初めて会えたお花さんがいました。

チゴユリさんです。

想像してた通り、とっても可憐なお花でした。

ちょっとボケちゃってごめんなさいね。

 

 

 

 

 

 

 

お次は・・・・・

ニリンソウの群落です!

すごい~!! 

 

 

 

 

 

 

 

ニリンソウの道。 

 

 

 

 

 

 

 

ニリンソウの道 その2。

岩と戦う前の緊張をほぐしてくれるかのようなニリンソウさん。

カタクリも咲いてました。

 

 

 

 

 

 

 

そしてどうやら股峠に到着したようです。

 

         

                <その2> に つづく・・・

 

 

 

 

 

 

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