ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲壺中の天地  燕岳 <その1>

2008-06-19 07:00:00 | ▲2008年山行報告

 

歩いた日 2008年6月13日(金)

この時期に北アに行けるなんて 考えてもいませんでした。 

6月13日は隊長の学校の創立記念日。

泊まりでどこかに行けたらいいのに・・・

そんな夢のような想いが まさか本当になるなんて。

義理ママのOKが取れた後は 行先を巡って楽しいバトル。

パパさんの希望は 『海の幸でゆっくり温泉スペシャル。』  弱い・・・

隊長は 『八ツ 小屋泊』  いいねぇ。

そして弱足さんは  『絶対に燕!!!』

決まりです。 燕。 

我が家の力関係歴然。 

しかし調べたら6月初旬の段階で  

アイゼン、ピッケル必携  ということだったので

なーんだ、ピッケル持ってないからダメだ、 と 一度は白紙状態に。

海の幸スペシャルに傾きかけていたのを

10日ほど経って再度小屋に連絡してみたら

「大分雪が融けてきたのでピッケルはなくても大丈夫ですよ。」 との答え。

よし、これで決定!

平日の しかもお泊まりでの山行・・・!

期待しちゃいけないって方が無理です。

ワクワク感とドキドキ感をMAXに膨らませて 埼玉のおうちを出発しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

妙義が見える辺りでちょうど日の出。 (高速より) 

 

 

 

 

 

 

 

姨捨 (出た!) SAで朝食を。 

 

 

 

 

 

 

 

見えてきた! 見えてきた!

アルプス軍団が見えてきた!

落ち着け、落ち着け。 今日は慌てなくていいのだから。 

 

 

 

 

 

 

 

豊科ICで下ります。 

 

 

 

 

 

 

 

 

くーっ! 常念がお出迎え。 

 

 

 

 

 

 

 

二百名山の有明山もどっしりと構えています。 

安曇富士、有明富士・・・などと呼ばれているのがよーくわかる山容ですね。

 

 

 

 

 

 

 

中房川に沿って走る県道327号線。

道幅がどんどん狭くなり すれ違えない箇所もある。

対向車がこないといいね、と念じながら進みました。 (この時は一台も来なかった。) 

 

 

 

 

 

 

 

 

登山者用無料駐車場に到着しました。

やはり少ない。

我が家を入れて6台でした。

有明山に登る人もここに置きます。 

 

 

 

 

 

 

 

ここから登山口まで車道を10分ほど歩きます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい。 カエルちゃん。  がんばってケロ。 

 

 

 

 

 

 

 

中房温泉に到着。

良くガイドブックで見る場所だ。

温泉の番頭さんみたいな人が  

「帰りに寄って行きなさい。」 と 満面の笑顔で言ってくれました。

登山客と思われる人は一人もいません。

 

 

 

 

 

 

 

登山届出します。 

 

 

 

 

 

 

 

すぐ脇が登山口。

新緑のトンネルの中に吸い込まれるように入って行きます。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、皆さんご存知のように ここは北ア表銀座の玄関口であり

今から取り付く合戦尾根は アルプス三大急登の一つになっています。

そんなたいそうな場所を このポレポレ隊が今から歩くなんて信じられます? いえ、全く・・

とにかくゆっくり。

いつもゆっくりだけど もっとゆっくり。

先頭を歩く隊長に 何度も何度もお願いしました。

「ママがバテたら 隊長におんぶしてもらうからね。」 

「わかった。すごーくゆっくり歩く」 と即答。 

 

 

 

 

 

 

 

確かに最初からけっこうな登りですが まあこれは普通の傾斜。  

 

 

 

 

 

 

 

危険な場所は一切ないので ペース配分さえしっかりすれば

全く問題ないと思われます。 

 

 

 

 

 

 

 

ほら! お花も咲いてるから 写真撮りながら歩くと

自然とゆっくりになるしね。

マイヅルソウさん、今年初めて。  

元気そうで良かった。 

 

 

 

 

 

 

 

登り一辺倒じゃなくて 緩やかに下ったりもします。 

 

 

 

 

 

 

 

そして最初に到着したのが第一ベンチ。 

登山口から40分くらいですかね。  (かなり遅い?)

だーれもいません。

そう、ここ合戦尾根はちょうどいい感覚でお休み処があります。

体力のある人は全てに止まらずとも進めそうですが

何しろ弱足さんが歩くのですから しっかり休憩します。

水場は少し下った所にありましたが

下ると上ってこなければならないので 誰も行きませんでした。(笑) 

 

 

 

 

 

 

 

また進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

っと 今度はイワカガミちゃん!

また会えました!

この先もいっぱい咲いてて とっても励ましてもらえました。 

 

 

 

 

 

 

 

そのままどんどん進んでいきます。 

 

 

 

 

 

 

 

次の第二ベンチ到着。 

第一ベンチから30分くらい。

また休みます。(笑)

ここも誰もいない。

 

 

 

 

 

 

 

少しずつ傾斜が増してきたかな。

木の根っこも登場して歩き辛い。 

 

 

 

 

 

 

 

しかーし! 木々の間から大変なものが見えました!

表銀座の稜線かー!?  3人で大感激。

でも上にはもっと感激の風景が待っていたのでした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

逸る気持ちを押さえながら進みます。 

 

           <その2> につづく・・・

 

 

 

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