ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲雨天決行 嵩山 <前編>

2008-06-25 04:00:00 | ▲2008年山行報告

 

歩いた日 2008年6月22日(日) 

ポレポレ隊の3名は 埼玉県内の某山岳会に属しています。 (保険もそこで入っています。)

山岳会に入った流れは 唐松岳のレポの中で少し触れましたが

隊長が山に興味を持ったとき、パパも私も全く何の知識もなく

やはり経験豊かな方々に色々話を聞きたいと思いました。

それより何より、親の体力がないからと、

登りたい山を諦めなければならないのは可哀相すぎる。

私たちが歩けなくなってからも 彼をサポートしてくれる場を見つけなきゃ

・・・・・そんな思いをなんとかしたくて仲間に加えていただきました。

しかし、実際には 2006年9月の篭ノ登を最後に 

昨年はとうとう一度も会の山行に参加することがありませんでした。

3月に行われる総会には 隊長と二人で毎年参加していましたが

あまりの不参加ぶりに 居心地が悪く、

今年はなんとしても皆さんと歩く機会を作らなければ、と思っていました。

この時期、会の方が持っている山荘に集まり (別荘のようなもの) 

一泊して翌日皆で軽い山を歩く 「ザイル祭り」 というのが恒例行事となっています。

1ヶ月以上前からお誘いを受けていたので

翌日の山歩きのみ参加ということで この日を迎えました。

 

 

 

 

 

 

 

しかし梅雨の真っ只中。

前夜の予報では 「明日は100ミリを越える雨量。所によっては強風の荒れ模様」

と繰り返していました。

義理ママも 東北の地震や九州の土砂崩れのことがあり

「こんな天気でも行くの?」 と心配そうです。

副会長さんの携帯に その旨を確認すべくメールを送ったのですが

返事がないため 不安と共に出発しました。 (山荘は圏外で携帯通じてなかった・・・・) 

関越自動車道、渋川 伊香保ICで下ります。

雨は降ったり、止んだりを繰り返していました。

 

 

 

 

 

 

 

『ふるさと公園たけやま』  の 駐車場に9時集合。

1時間前に着いちゃいました。

しかし我々がいつも時間より早く到着することを知っていて

皆さん8時半前に来てくださったんです!

のんびり構えてた私たち、慌てて準備。 (ほんと焦ったー) 

 

 

 

 

 

 

 

今日の参加はポレポレ隊も入れて総勢22名。

準備体操をして出発です。

この体操の段階から漫才を聞いてるような雰囲気。

誰かが一言発すると それに必ずツッコミが入り、

すごーく和やかな雰囲気でスタートです。

皆さん、久々参加のポレポレ隊を 暖かく迎えてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

「あのう・・・もしかして 霧の向こうにうっすら見える あの山に登るんですか?」 と 弱足。

「そうだよ。」  と リーダーのFさん。 (この方が山荘の主)

「えええええっ! 無理ですっ!」 と 弱足。

「大丈夫だよ。 あの岩を登るわけじゃないから。」 と笑いながらFさん。

「ああ、そうですか・・・・」 と それでも不安は拭えない。 

皆さんの足を引っ張らないといいけど。

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず出発です。

東登山道から入って 表から降りてくる周回コースで。 

 

 

 

 

 

 

いつ雨が落ちてきてもおかしくないような感じだったので

ポレポレ隊が雨具を着ていたら

皆さんから 「暑いから脱いだ方がいいよ。」 と言われ、慌てて脱ぎました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい てるてる坊主。

このてるてる君が 威力発揮してくれました。 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・と いうことだそうです。

ここに書いてある 「岩登り」 というのは クライミングのことを言ってるみたいです。

普通のコースには鎖場が設置してありました。

クライマーの心をくすぐる岩場があるのですが そこはダメってことだと思います。 

 

 

 

 

 

 

 

ズンズン進みます。

今日は写真、あまり撮れそうにないな。 

 

 

 

 

 

 

 

女性陣は実に賑やか。

聞いててとっても楽しかった。 

 

 

 

 

 

 

 

人が多い山を歩く場合は パーティを2つか3つに分けて歩きます。

篭ノ登の時がそうでした。

そうしないと他のハイカーさんに迷惑をかけますから。

でも今日は私たち貸切のようなので このまま長い列で歩きました。 

 

 

 

 

 

 

 

ゾロゾロ・・・・ゾロゾロ・・・・ なんかいつもと全然違う。

お花も咲いてたのですが 立ち止まることができないので

後ろ髪引かれながら 進みました。 

 

 

 

 

 

 

 

こんな看板が何箇所かにありました。 

 

 

 

 

 

 

 

岩が出てきました。 

 

 

 

 

 

 

 

すごーい! 

 

 

 

 

 

 

 

一升水 と呼ばれるところ。

 

 

 

 

 

 

 

ここら辺から鎖場になります。

無様な姿にならないように がんばろっと。

でも なんだかすごく安心感がありました。

それって不思議な感覚だったなぁ。

登るのは自分自身なんだけど どこかで 「守られている」 ていう感じがして・・・。

それは会の皆さんのせいなのか この山の持つ雰囲気のせいなのか・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

先輩方の登り方を下から見ています。 

 

 

 

 

 

 

 

雨で岩も鎖も濡れているので 尚一層の注意が必要。 

でもあちこちから声がかかります。

「ここは危ないよ」 とか 「この岩は滑るよ」 とか・・・。

これはすごく心強かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして大天狗と言われる頂上。

ここは狭いので 少人数ごとに分かれました。

パパさんが 「ここ、ママじゃ無理かもよ」 と言ったので

「じゃあ、私はここで待ってようかな。」 と言ったら

その会話を聞いて副会長さんが飛んできてくれました。

「ママさん、大丈夫、 せっかく来たんだから上、行きましょうよ。 私が下で支えてあげるから。」

と・・・。

私のデカ尻を支えてくれるんですか!?

うれしすぎる・・・・。 ・゜・(ノД`;)・゜・

でもなんとか自力で上がることができ、頂上を踏むことができました。

 

 

 

 

 

 

 

おかげさまで 雨にも降られず大天狗の頂上に立てました。 

 

 

 

 

 

お天気が良ければけっこうな展望なんだろうけれど 

降られなかっただけでも すごいことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

わおっ! ここはゴルフ場かな?

まるで巨大迷路みたいだね。 

 

          <後編> へ つづく ・・・

 

 

 

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