ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲恐るべし! 蓼科山 <後編>

2007-05-29 08:00:00 | ▲2007年山行報告

             ~<中編> からのつづき~

 

だけど なんとも鳥居が気になって

とりあえず蓼科神社のお参りだけはしようと 

ヨッコラヨッコラ岩をまたいで やってきました。

「どうか無事に下山して 埼玉のおうちに4時半までに戻れますように」

 

 

 

 

 

 

あの雪道を下る時間も考えると そろそろ歩き始めた方がいいよー

ってことで出発しました。

ああ、下りが不安だ・・・・・ 

 

 

 

 

 

 

弱足隊員は迷わずアイゼン装着。

隊長も 「下りはつけようかな」 と装着。

副隊長だけは 「いいや。行けるとこまで行ってみる」 とアイゼンなしで・・。

大丈夫かなー。 

 

 

 

 

 

 

将軍平の山荘が見える~!

まずはあそこを目標にがんばろう! 

 

 

 

 

 

 

ヤッホー! スキー気分。

歩くというよりは 滑るって感じ。

副隊長、実はスキーかなり上手なのです。  

若い頃ブイブイ言わしてました。  ブイブイって・・・・(^_^;)

弱足隊員、この道は必至だったため とてもじゃないけど写真なんて撮れず

この一枚のみ。  すみませーん!!

 

 

 

 

 

 

はい! 無事に将軍平に到着しました~!

助かった・・・

でもこれで終わりじゃないのよね。

ここから往路とは違う道で 大河原峠へと戻ります。 

 

 

 

 

 

 

さっきまでの雪道がうそのような のんびりしたトレイルをルンルン進みます。 

 

 

 

 


 

 

樹林帯へ入ります。 

 

 

 

 

 

 

明るい道なので歩きやすい。 

 

 

 

 

 

 

木の間から八ヶ岳が・・・・・

やっぱりうっすらでしたけど。 

 

 

 

 

 

 

ほーら! 後ろを見てごらん!

ついさっきまで居た頂上が あんな遠くに。

 

 

 

 

 

 

前掛山との分岐地点。

実はこのちょっと手前で 元気ハツラツのオジサンに 

「こっちって大河原方面で いいんですよね?」 って聞かれたので

「そうですよ。」 と答えると

「おかしいなー 登ってきた時はこんなに平な道じゃなかったんだけどなー」 

と言いながらドンドン進んで行ったのですが しばらくするとそのオジサン戻ってきて

「やっぱりこんな道じゃなかったなー。 こっち、本当に大河原峠ですか?」

とまた聞くので 地図を見せて説明したら

「あ! 違った! 私が登ってきたのは女神湖の方だった! 大河原じゃない!」

と びっくり発言!!

「これ、差し上げましょうか?」 と地図のコピーを渡そうとしたら

「いや、いいです、いいです! もうわかりましたから! ああ、助かった! ワハハハハハ!」

と笑いながら来た道を戻って行きました。

その後私たち3人は口をあんぐり。

「自分がどこから来たのかわからないなんて、しかも地図を持ってないなんて信じられない。」

と副隊長。

「地図を持ってないのは信じられないけど 自分がどこから来たのか分からない気持ちは ちょっとわかる・・・」

と弱足隊員。

隊長と副隊長は今度は弱足の方を見て口をあんぐり・・・・・。

ささ、先を急ごう! ヾ(;´▽`A``

 

 

 

 

 

 

これって縞枯山とかでよく見る 木の立ち枯れ現象だよね。

北横に登った時、ピラタスロープウェイのアナウンスのお姉さんが

原因はわからないって言ってたけど なんかちょっと異様な雰囲気でした。 

シラビソの木に多いらしい。

 

 

 

 

 

 

グラグラしながら渡ります。 

シラビソさん、ごめんなさいね。 上、通ります。 

 

 

 

 

 

 

さて・・・・ここから先もかなりの雪がありました。

傾斜がきつくなかったので 私でもアイゼンなしで大丈夫でしたけど。

とにかく膝の上までズボッ! ズボッ! と足がはまってしまい難儀しました。

隊長、弱足、副隊長・・・の順に歩いてたんだけど何故か私だけが ズボッ! となる。

後ろで副隊長の Ψ(`▽´)Ψ ククク・・・

と笑う声が聞こえてすっごく悔しかった。

どうせ3人の中で一番体重あるのは私ですよーだ! 

てやんでいっ! 悔しかったら増やしてみろってんだ!

・・・つうか自分が痩せろ。 アイーン・・・

 

 

 

 

 

 

気を取り直して 後ろでも振り返ってみましょう。

ほら、蓼科山が微笑んでいますよ。 またいつでもいらっしゃいって。

 

 


 

 

 

相変わらずズボズボしながら進みます。 

時間との戦いだったので写真撮れず・・・。

 

 

 

 

 

 

やっと雪がなくなったぞ。

 

 

 

 

 

 

ワーイ! 大河原が見えた!

 


 

 

 

 

ほぼ到着。 今頃になって天気すっごくいいんですけど・・・。

 

 

 

 

 

 

駐車場に到着!   やっぱり朝より車増えてるね。

 

 

 

 

 

 

ああ、残念! 双子山登りたかったな。

メッシーさんのご子息、初登山のお山だったのにー!

感動を分かち合えなくて残念・・・・。

いつか機会を見てまた来ようっと。

 

 

 

 

 

 

朝は全く見えなかった浅間山が本当にうっすらだけど見えました。

わかるかな?

 

 

 

 

 

 

ってなワケで大河原をタイムリミットの1時半に出発したポレポレ隊、

そのままアメリカのグランドキャニオンへ向かいました・・・。

なんちゃって・・・・隊長によると これは裏妙義のはずれ、高岩だそうです。

見ごたえあります。

 

 

今回会ったお花さんたち

  

今回はお花さん、すごく少なくて残念でした。
行きの林道沿いにはヤマブキを始め、木に咲く花をいくつか見かけましたが
とてもじゃないけど落石が心配で車止められず。
左は ショウジョウバカマさん。 登山口からポレポレ隊を導くように
点々と咲いてました。   右はお馴染みコバイケイソウの葉っぱさん。

 

こんなもの見つけました

ハート型の石! 岩ゴロの中に発見! 
なんかとってもうれしかった。

 

今日の山バッジ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本百名山・・・・ポレポレ隊は特に百名山制覇にこだわってるわけではありません。

でも情報量の多さや  登山道が整ってることや、 バッジが買いやすいことに加えて

なんていうのかな、レベルアップの目標を立てやすいなど 

やっぱり意識してないわけじゃあない。

今回の 蓼科山 は どのガイドブックを見ても 「初級クラス」 になっていました。

だからちょっと弱足隊員、侮ってたかもしれません。

頂上の岩の大きさ、歩きにくさも現場で初めて実感したし。

雪の多さにもびっくり!

もしまた登る機会があったなら 今度は絶対に頂上の端から端まで歩いてみたいと思います。

そして今回の蓼科山について、伊那の国のメッシーさん にアドバイスを頂きました。

メッシーさん、ありがとうございました~~~!!!

お花が少なかったのは残念だったけど 乾徳山でいっぱい会えたからガマンします。

次のお山はちょっと予定変更して 久々に東北道走ってみましょうかね。

あ、それと・・・・・おうちには無事4時30分に到着!

ギリギリだったけど間に合いました。 お騒がせしました~!!

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

蓼科山 (たてしなやま)

長野県  2530m

日本百名山 、 甲信越百名山 、 信州百名山 、 新・花の百名山 

コース・・・・大河原峠(6:20) ~ 天祥寺原(7:05) ~ 将軍平(9:05) ~

       蓼科山(10:05) ~ 大河原峠(13:20) 周回コース

全所要時間・・7時間 (含 昼食、休憩)

歩行時間・・・・約6時間

メンバー・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊メンバー 3名)

 

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47 コメント

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一番乗り! (アフー)
2007-05-30 06:44:06
ママさ~ん!おはようございますっ!
んも~とっても朝からハッピィです!
結構やっぱり雪があったのですね・・・
でもって、そうなんです、山頂はかなり大きな岩ゴロ
なんですよね。

私達が丁度、行った日は下りで急に雨になってしまって、
将軍平で雨宿りさせてもらいました。でもその記憶も
すでに消えかけていて、ママさんのレポで再び、蓼科山の記憶を取り戻しました。

でもって、佐久平PA、ママさんが寄ってくれたなんて
うれしいです!なぜなら、いつも遊んでいるので_(^^;)ゞ
山ゴハン今回もとっても美味しそう!ママさんの服装!
とってもかわいい!私の大好きな色の組合せです!
副隊長のジャケットもお洒落です(^_-)ネッ

おおおおお、遅刻だ~ 1滴ます!
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Unknown (はいび)
2007-05-30 13:36:37
蓼科って 行ったことあるよ。
蓼科山って 信州の蓼科の近くなの?
まだ 雪が残っているんだね。
お山は 登ってみないとわからないものね。
すごい雪道登ってきたんだね。
ほんと 滑り落ちそう。

笹の道は 気持ちよさそうだね。
どこのお山にも 笹の道って あるんだね。

サンドイッチ おいしそう!

いつも 帰ってから晩御飯作っていたんだね。
えらいな~。
へとへと状態でしょう?
カリスマ主婦だ!
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蓼科。 (asa0110)
2007-05-30 15:08:32
弱足ママさんも雪で難儀されたようですが、まずは楽しい登山となったようで何よりです!
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あ。追加! (asa0110)
2007-05-30 15:13:34
切れちゃったゴメンナサイ!
無事で何よりでした!
火山ですから石ゴロゴロですよね。平らなところを探すのも大変でしょう。いつもながら美味しそうなランチでうらやましいデス!スイカも重いでしょうに・・・分けて下さい!
そして双子山。双子山も良いところですが、双子池もしっとり良い感じのところだったと記憶してます。ぜひ秋にでも北八ツを彷徨くださいませ!
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Unknown (カルディナ)
2007-05-30 18:03:22
スッごく楽しそうでしたね!
カルさんズが歩いた逆でしたが正解だったかも?
将軍平から天祥寺原までの岩ごろ道下るの 結構大変でした。

それよりも入込が違うのであれ?当然ですよね。さいたまからでは・・・新しい道ゲット!
私達はいつも白樺湖からなのです。白樺湖手前であれっと感じるほど空気が変わるのを感じるのが好きです。

双子山は残念でしたね。この山頂も大河原峠付近もマツムシソウがすごく大きいのよ。
双子池の雌池の雰囲気はとてもステキよ。
ぜひ再訪を・・・
スイカ ごちそうさま!
カル2が帰ってきて読んだら喜びますよ。

最近我家ではケンケン ガクガクともめております。
ポレポレ隊はスイカをどのようにして持ち上げているか?
タッパー派と丸のまま派と・・・
我家はどっち派を取るべきか・・・
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まだまだ残雪。 (FTrek)
2007-05-30 21:41:17
八ツ・蓼科は雪がなさそうに見えて、日陰には意外と残っていますね。
北側斜面はそれなりに残っているので、勢いよく下っていてズボッといくと、足が折れかねないので怖いです。

山で地図を持っていない方、ええ~っ!っていう装備の方、結構いますね。
もしそういう方に何かあったときに近くにいればそりゃ助けますけど、
何かあったら…という臆病さを持って欲しいものです。

今週末は赤岳に登る予定です。日曜が山開きなので、混むかも…スカッと晴れるといいなぁ。

それにしても、結構足伸ばしますね。
遠征での日帰り、ドライバーの副隊長は大丈夫ですか?

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今回も堪能♪ (夢眠)
2007-05-30 22:04:07
爽やかな空に風景~って思いつつ見てたけど、足元には雪?
そして寒かったのね~
日本って縦に長いとは思ってたけど上下にも長い?
立ち枯れ現象はなんでなんだろう?なんだか悲しい風景でした。
山のご飯がいつも美味しそう~
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御疲れ様でした (インテンス)
2007-05-30 22:36:58
ジュリアちゃん 御疲れ様でした。
いつも このような感じで登山してるの??
目指す山を制覇すると なんとも言えない嬉しい気持ちなんでしょうね
これから 良い時期ですよね
体調が整ったら また元気にレッツゴーですね
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お役に立てず・・・ (メッシー)
2007-05-30 22:38:58
まずは・・・。
ゴメンなさいです。
こんなに雪があるとは考えていませんでした。
北斜面など悪条件の箇所には、“いくらか” の残雪があるだろうなどと、
安易なアドバイスをしてしまいました。
何事もなかったので救われましたが、少し無責任であったと反省しております。
ご無事で下山されて何よりでした。
救われた思いです。

あまり謝ってばかりだと、重苦しくなってもいけないので・・・。

この土日は、黄砂の影響で展望はよくありませんでした。
特に土曜日はひどくて、大気の汚れを感じました。
展望は残念でしたが、太陽が燦々と降りそそいでくれたのは救いだったようですね。
蓼科山の山頂は、風に吹かれると遮る場所がないので最悪です。
昨年4月に登った時などは、あまりの強風で息継ぎが出来ませんでした。
カメラ構えてても強風でブレるし、目は開けれない息は出来ないで、死に物狂いで写真を撮った覚えがあります。
(そこまでして撮るか?)

山頂は、ママさんの予想していたのとは違うのですね。
見事に全部岩だったでしょ。
狭い山頂ならともかく、そこそこの広さで全部が岩なので、ちょっと驚くかも知れませんね。
あそこで平っぽい場所と言えば・・・。
山頂ヒュッテの近辺でお食事にしたのかな?
相変わらず、食事のアイデアは素晴らしいですね。
つけ麺は、時期尚早でしたね。
梅雨明けしてから再チャレンジして下さい。
っていうか、パクらせて貰っちゃお~。(笑)
スイカと言えば・・・モンちゃん思い出しますね。
元気だと思うけど、気になります・・・。

元気ハツラツのおじさんは、単独だったのですよね。
ポレポレ隊に会わなかったら、峠まで下っていたのかな?
地図を持っていたとしても、思い込みで気が付かなかったかも知れませんね。
人と話す事で初めて気が付いたのかも知れません。
元気ハツラツな人でよかった・・・。

せっかく来て頂いたのに、爽やか信州の真髄をお見せ出来なくて残念です。
硫黄の時には、更に素晴らしい展望と、下山後の美味しい “アレ” や “コレ” で、
信州を堪能して頂きたいと思います。

クローバーの手ぬぐいもイイですね。
でも四葉の割合が多すぎませんか?
有難みが減少してしまいますね。(苦笑)

何時の日か、北八ツお池巡りも楽しんでみて下さい。
隊長は不満かも知れませんが、ノンビリと周遊されると、心の洗濯が出来ますよ。

何はともあれ・・・。
無事に下山して頂いて、ありがとうございました。
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TO アフーさん (弱足ママ)
2007-05-31 04:58:25
アフーさん、いらっしゃい!
いつもコメントありがとうね。

うんうん、頂上、すごいね。
岩があって広いのはわかってたけど
あんなに大きな岩だとは思ってませんでした。
なのでちょっとびっくり。
乾徳ほどじゃなかったけど
なんだか気分的にゆっくりできなかったかなぁ。
これで景色がバッチリだったら そして風が吹いていなかったら
もうちょっと違ってたかもしれません。
でも隊長はご満悦でしたよ。
アフーチーム、雨の中下山したの?
それは大変だったでしょう・・・・
私ならパニックだったかもしれないなー。
よく頑張ったね。

佐久平のパラダって何?
アフーさんとこに出てきたよね。
そんなとこあったっけ?
全然気づきませんでした。 汗。

山ごはんは大失敗でした。
寒くてそれどころじゃありませんでした。
もっと暖かいものが良かったけど 今更・・・ですよね。(苦笑)

私の服装? いや、今回雨具のほかには
ポータブルの薄いのしか持ってなくて
前回の乾徳では全然上着いらなかったから
今回もそれで大丈夫かな、って・・・・失敗でした。
副隊長のはもしかしてアフーさんと一緒じゃない?
NORTH FACE の雨具だよ。 
私と隊長はセールの買ったのに
副隊長だけはちゃっかりいいやつ買ったのです。
ま、いっか・・・・笑。

遅刻大丈夫だったかな?
アフーさん、ありがとう!
ニアミス楽しかったでーす!!
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