本日はオーナー様からのご依頼でCATVからアンテナの切り替え工事にお伺いしました。
10年以上前に弊社で施工させていただいた、現在使用していないアンテナの支線が1本切れてしまったようです。
あの頃は一部商品にステンレスの成分が悪い商品が紛れ込んでいたようです。
オーナー様からのご依頼となりますので、今回のブログはオーナー様に報告とさせていただく為に
いつもより写真も多くなっております。
先日お伺いしております。
電線の引き込み線の上から同軸が垂れさがっています。
ご入居者様は現在はCATVでご視聴されていて解約予定となります。
アンテナの線はCATVが切断してそのままにしたのだと思われます。
ビニテで先を軽く巻いてもこれだと雨水を吸ってしまいます。
こちらの同軸は交換します。
ブースターの蓋が開いています。
これも酷いですよね。
前回確認しましたが、もう故障しています。
そりゃそーですよね。
どうして、こんな作業をするのか理解に苦しみます。
地デジとBSのアンテナ線の先も切断されてブースターにはアンテナ線が挿入されていません。
使っていないのに、なぜ？ブースターの同軸を外したのか？ 意味は分かりません。
BSのアンテナ線は雨水を吸い込んでコンバーターの接続部が白く錆びていました。
幸いBSアンテナ本体は問題はなさそうでした。
8本ステーがよくわからない事になっています。
左手前の支線の巻き方、左奥の支線の巻き方は私の施工ではありません。
マストは32φで当時施工しています。 半分だけ錆が表面上でています。
当時同軸はマスプロの灰色を使用していました。
上段はDXのリング、下段はマスプロのリングを使用してます。
この当時、どのくらい耐久性があるのか色々と試行錯誤しておりました。
屋根に上り葛藤しています。
マストを交換してリングも交換するか。。。。。。
通常はマスト交換作業は致していません。
アンテナを総交換したほうが早いので。
でも弊社で施工させていただき、折角なのでマスト交換する事にしました。
アンテナが外れない場合はマスト交換は断念します。
上段のDXのリングです。15年近くで結構健闘していますね。 まだまだ、リングは使えそうでした。
新しいマストリングは溶融亜鉛めっきです。 非常に錆に強いものとなります。
現在弊社ではこれを使っています。
今度はドブめっきです。
全くめっきの質が違います。
このどぶめっきは標準工事ではありません。 オプションの工事となります。
アンテナも外れて、新しいマストに移設できました。
ラッカーですが錆止めとして塗っておきました。
ラッカーは耐候性に優れた塗料ではありませんので、少しでも錆が遅延できればという思いで塗りました。
昔はクリアのラッカーを吹いていましたが、クリアはやはり塗膜が持ちませんね。
BSアンテナも移設完了です。
日アンの給電部の蓋が変色が見受けられました。
紫外線劣化だと思います。
蓋を開けなければ特に問題ありませんが、念のためエフコテープで固定しておきました。
地デジアンテナの同軸の交換は不可です。
直流電流が流れるわけではないので、問題ありません。
昔はAU-20Lの蝶ネジ部分にコーキングを塗っていました。
これは大正解ですね。 全く錆びていません。
こうゆうのは10年以上経って自分がやってきた事が適切だったんだと思える瞬間ですね。 嬉しいです。
一つ気になったのが受電支持点です。
コーチボルトではなくコーススレッドで固定しています。
それもコーキング無しのステンレスでもなさそう。
これは少し違和感を感じます。
さて、アンテナが立ちました。
支線は当時1.4ｍｍを使用していましたが、現在弊社では1.6ｍｍを使用しております。
1.4ｍｍでも十分な強度がありますが、少しでも良いものを使用して色々なリスクを減らすためです。
綺麗になりました。
通常の建て替えの2倍の時間がかかっています。
屋根の割れは最後に補修しておきます。
BSのコンバーターです。
エフコ1号を巻いてます。
同軸を切断したままだったので少し雨水が入って白く錆びていました。
防水を確りさせていただきました。
最後に防水キャップを取り付けます。
同軸は交換してます。
CS14ｃｈも確り測定します。
問題ありません。
屋根馬は当時の物ですが、錆に強い補強型、耐久型のＲＢ４５ＥＳですので全く問題ありませんでした。
いや～ 自己満足ですが、綺麗に立ちました。
ブースターは在庫処分の８K非対応品です。 ラスト１台でした。
これは約15年くらい前に立てた時のアンテナマストです。 当時は試行錯誤してマストの中の錆をどうやって遅らせるか
悩んでました。 今はキャップがありますが。
３１．８φのマストですので２５φ用の絶縁キャップを加工して取り付けていました。
(*´艸`*) うふふｗｗｗｗ
錆ていません。
これも大正解です。 このマストキャップをして錆びやすいパイプの中に錆はありませんでした。
この答をだすのに10年以上かかっています。
ずっと弊社ではマストキャップを付けています。
大正解でした。
CATVからの切り替えです。
ジョイント部分にはエフコ1号を巻き
次に2号を巻きました。
あとは室内になります。
4分配器が付いています。
分岐器です。
本来であれば5分配器以上の物が付いていたはずです。
CATVの工事の際にアドバリューの4分配器を取り付けて、既設の分配器は持ち帰ってしまったのでしょう。
弊社では基本的に分配器は持ち帰りません。 お客様の持ち物ですのでバージョンアップした場合はお客様にご説明して
撤去処分もしますが、5分配器以上から4分配器に下げた場合は、今後アンテナ工事をした時に分配器を再度交換しなくてはいけなくなります。
弊社の在庫処分品です。
２．６ＧＨｚまで対応しています。
ＢＳも８Ｋ非対応ですしブースターも今回非対応ですので問題ありません。
特価品となります。
電波は全く問題ありません。
今回取り付けた左側の分配器は6分配器を取り付けました。
ブースターの故障を考えてＮＦが干渉しないように配線しました。
もし、電源器でノイズを発生してもこの配線であれば、干渉を受けずらいです。
5分配器の場合はこの配線はできません。
無事工事完了となりました。
久々に苦労しましたが、出来栄えも満足できる状態です。
※弊社で新規で施工していないアンテナの場合はマストのみの交換の工事は行っておりません。 <(_ _)>
殆ど新品の状態になりました。
支線はもちろん全部張り替えております。
この度はご依頼いただきまして有難うございました。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
<(_ _)>
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柏市吉野沢 アンテナ工事 増田デンキ
千葉県市川市、船橋市、習志野市、松戸市、
埼玉県三郷市近郊、東京都江戸川区、葛飾区近郊の電気工事 アンテナ工事 照明交換工事 単相3線式切り替え工事
換気扇工事 レンジフードの交換工事 浴室換気扇交換工事 換気扇故障 換気扇から浴室換気扇へ交換など
夜間の緊急電気工事も対応できる場合もございますので
個人のお客様も新規の管理会社様からのご依頼もお待ちいたしております。 <(_ _)>
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増田デンキ htttps://www.masudadennki.com
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