増田デンキ 電気工事、アンテナ工事 換気扇工事のブログ 千葉県市川市、船橋市、松戸市、柏市、流山市、埼玉県三郷市 近郊

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6.25 共同住宅アンテナ工事  市川市

2009年06月26日 | 共同住宅アンテナ

今日はこの前お見積もりにお伺いいたしました。

市川市のマンションにてアンテナ工事です。

UHFの減衰がとても酷く、毎日どのように施工しようか悩んでいました。

とりあえずお安く済ませたいと、私も思っているので、

家庭用の40dBのブースターを用意しました。

アンテナ直下で仮測の時67dBμでしたので、40dBないと

厳しそうです。

アンテナを立てる場所はここしかありません。

千葉をご覧になりたいとのことですので、ここ以外ですと他のマンションに

ぶつかってしまうんです。





サイドベースにはエポキシ、アンカー ネジ8本を打ってあります。

もちろんもうビクともしません。  

アンテナはマスプロの耐久型のアンテナを使用しました。

素子はステンレス 他はドブです。

引き込み線などは張りなおしです。





同軸はメッセとラッシング処理しました。

これでとりあえず完成です。


とりあえず仮接続します。 BM452使用で定格運用します。





そうするとなんと、UHF44dBμ~ と約60dBの減衰・・・・

この前計算したら、55dBくらいだった気がしたのに・・・ 張替え・・・

なおかつアナログとのLV差で障害がでてしまいました。

アナログは80dBμ~ 20dBの減衰です。

そこれ BUに変更しました。 地デジのCNRは全て30dBになりましたが、

23chのみたまに障害がでて、CNRが悪化します。

ああああああぁ~        こうなると定格をあげるしかないわけです。

自宅が近いので、共同アンテナAMP35dB型の定格115dB

の中古をもってきました。 これでは定格に程遠いいので、昔外した

古いブースターを持っていきます。 これとカスケードにする事にしました。

お客様にはご負担をかけないように、中古の旨をお話して取り付け完了。

UHFのGainをあげるので、障害はなくなりました。

中古のVUB32の金具は錆が酷いので交換しました。

VHF UHF共に調整して無事完了しました。








悪そうなところは全て手直しました。


カスケードにはBS電源を流用です。BSアンテナはついていません。 

このAMPはUHFアナ2波115dB

なので、定格調整には注意が必要です。実質アナ3波 デジ9波=約アナ4波と

カスー3dB。

端子にて50dBμ~ CNR30dB~ となりました。 マンションですから

このくらいないと、怖いですね。これでも少しアナログとのLV差がきになりますが、

ずーっとみていても問題なさそうなので、大丈夫でしょう。

アナログの画像が綺麗になったので、奥様が喜んでいただけました。

今回はご依頼をいただきまして、本当にありがとうございました。