森 博嗣著『τになるまで待って』 『λに歯がない』『ηなのに夢のよう』
Gシリーズは順番通り読んでいかないとダメですね。
今回は3,5,6番目を読みました。
予約していたのが届いた順に読んだので、私自身は順番通りには読んでいません。
それに、2番目もまだなんだけど。
密やかに関連性が感じられた、一連の「ギリシャ文字が混じった謎のメッセージ」が死者の側に残された事件。
全ては天才・真賀田四季博士に繋がっているのか。
何度もいいますが、私、S&MシリーズでもVシリーズでもヒロインは好きではないです。
真賀田四季博士の方が気になる存在です。
「η」でやっと彼女の姿が見え隠れしてきます。
彼女が求める物は何なのか…。それが、このシリーズの謎となります。
柴田 よしき著『少女大陸 太陽の刃、海の夢』
新書なのに1200円。
2段組で444ページあるので、納得と言えば納得なのですが。
近頃は新書も高くなった、と。
この作家さんは初めてです。
200年ほど前戦争とウイルス汚染から逃れるために作られた地下都市。
この都市には女性だけしか存在していなかった。
12歳の少女・流砂は、散歩中に偶然、反政府組織の動きを知ってしまい、内戦に巻き込まれてしまった。
反政府組織は何故、この平和な地下都市から脱出しようとするのか。
この地下都市の真実とは…。
こんな感じです。
内容的には高校生ぐらい向きかな?でも楽しめましたよ。
地上世界の話は今一つだったけれど。
「ダウン・ツ・ヘブン」シリーズは好きなんですけどね。乾いた感じが文章が好きです。
このGシリーズの1作目を読んだ時、「もういいや」と思ったのですが、『ηなのに夢のよう』の新聞広告で「真賀田四季」が絡んでいることを知り、読み始めた次第です。
が、今までシリーズ以上に?マークが頭を飛び交います。
最後まで読めば、面白いと思えるかも?
このシリーズも「真賀田四季さん」が、凄く魅力的なキャラクターなのは判るんですが、それ以外どうにも面白いと思えない・・・バカの壁にぶつかっております(哀)