主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2012-01-28 08:30:28 | 読書
篠田 真由美著『桜の園 神代教授の日常と謎』
建築探偵外伝シリーズということですね。
で、肝心の建築探偵シリーズはまだ所々しか読んでいません。
順番通りに読まないと通しで出るキャラの伏線がさっぱり分からないんだよお!
いつも無いので、すっかり諦めています。
この方のファンタジー系のものには雰囲気があるものが多いので、時々読みたくなります。
1話目は友人の過去に起きたであろう事件を2話目は神代教授の過去にも絡み合った日常の謎系なミステリー。


拓未 司著『恋の病は食前に』
うーん、うーん。この人はなあ。このミス大賞を受賞した作品『禁断のパンダ』でグルメ部分の表現が上手い方、と思ったのですが、『虹色の皿』でそうでもないかな、と思い、これでやっぱり気のせいだったな、と思うようになりました。
ここでは恋の鍵としてB級グルメが出てきますが、そんなに美味しそうだと思えるような表現は無かったです。
ただこの短編のメインキャラである、草刈春男という料理評論家の強烈な個性は愉快でした。
なので、紹介とも言える1話目はとても楽しかったのですが、そんなの出番が無かった2,3話目は(/-o-)/ ⌒ ┤な気持ち。
(3話目で読むのを止めて、ブクログの方に星2をつけてやろうかと思ったくらい。私は全般的に辛めにつけているっぽいようなので、最近遠慮がち)
4、5話目ではもう少し出番が増えて、まあ持ち直したか、と言うところ。
と大した読書家でもない癖に、偉そうに言ってしまいましたが、これは私が感じただけなので。念のため。


中山 七里著『おやすみラフマニノフ』
こちらもこのミス大賞受賞作家。『さよならドビュッシー』 の続編ですね。
今回は名器ストラディヴァリウスのチェロが完全密室から消えてしまった事件です。
今回も音楽活動の部分はよろしいのですよ。久しぶりにラフマニノフが聞きたくなった。(最近ゲーム音楽か純邦楽ばかりです)
トリックに関しては本物を見たことが無いので、置いておいて。
なにか結末がスッキリしないです。
犯人が明かされても、それが罰せられたのかとか、ミステリーのある意味お約束、罪を被ろうとした人がどうなったのかはっきりしないのって!
私って勧善懲悪が好きなのね。と思った次第。


コメント
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