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主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

.hack//G.U. vol.2 プレイ日記

2006-10-05 16:10:02 | .hack//G.U. vol.2
1週間放置ですみました。
珍しくほぼリアルタイムスタート。


最初は朔の語りから。
そして、アトリの語りへ続き、前作の直後に。

アトリを無事助け出しHOMEに戻ってきた3人。
目覚めたアトリは声が出なくなっていることに気付きます。
「マイクが壊れたのでは?」「一度ログアウトしてインしてみたら?」と言われ、ログアウトしようとするものの、何故か出来ません。
何度も繰り返すうちに、「自分がThe Wolrdの中にいる気がする」状態になります。
最初は「何を言っているんだ?」と思う3人ですが、考えると同じ感覚に捕らわれていることに気付くのでした。
「おそらくAIDA現象だろう」と言う八咫の指示により、パイ、クーン、ハセヲの3人は情報収集に向かうのでした。
町には動揺しパニックを起こすPC達の姿が。
こんな非常時にトレードなんかをやり始める私のハセヲでした。
だって、PC達、新アイテム持ってたんだもん。

お留守番中のアトリには更に異常が発生していました。

八咫の指示でHOMEに戻ってくると外で榊と話しているアトリを発見。
こうやってすぐに榊に頼ろうとするアトリに腹を立てるハセヲ。
また、「ハセヲさんの気持ちがわからない」なんて言われてしまいました。

HOMEで八咫がこれまでわかった現在の状況を解説。
どうやら全員、本来のサーバーではなくAIDAが作ったサーバーに勝手に移動させられている、というのその推測。
AIDAサーバーのほころびを見つけ、そこから脱出を試みるためには、人海戦術が必要になり、ギルド「月の樹」に協力を要請することになりました。

最初は話ばっかりだな。

本日の読書

2006-10-05 12:32:44 | 読書

清水 義範著『偽史日本伝』
あとがきに「むちゃくちゃな説を立てたり、事実を皮肉に裏返してみたり、愉快で破天荒な空想を展開したり、思いっきり歴史であそんでみた。」と書いてあるとおり楽しく、愉快に歴史について語ってあります。
「おそるべき邪馬台国」では何故、邪馬台国の場所が諸説でるようなことになってしまったのかという珍説が描かれています。
「大騒ぎの日」ではレポーターが大化の改新の実況中継をやってくれたり、「人生かし峰太郎」では坂本龍馬のことをSFタッチで語ったりしています。
勿論、真面目な歴史解説もあります。
縁あって山口に住んでいますが、毛利敬親という明治維新直前の殿様のことなんて知らなかったけれど、よく分かって楽しかったです。
久しぶりに歴史小説が読みたくなりました。




柳 広司著『吾輩はシャーロック・ホームズである』
ワトソン博士の下に、二人の年輩女性が自分たちの下宿屋の住人のことで相談にやって来た。
その住人-イギリス留学中の日本人・ナツメは、なんと「自分はシャーロック・ホームズである」と思いこんでしまっているというのだ。
ホームズから「マイクロフトの依頼でナツメ氏の調査を引き受けたので、自分が帰宅するまでホームズとして扱っておいて欲しい」との電報も届き、しばらく行動を共にすることになる。
そして、二人で出かけた「降霊会」で殺人事件が起きる。
ナツメは事件を解決できるのか…

とまあ、こんな感じのミステリーです。
ナツメは当然、あの夏目漱石さんです。
ワトソン博士とナツメの会話が面白いです。
さり気なく書かれている文明批評に頷きました。
パロディーだけどちゃんとしたミステリーです。
今まで読んだこの方の作品(『はじまりの島』「贋作『坊ちゃん』殺人事件」)の中では一番楽しかったです。