最近多い集団自殺だけれど、
昨日の鬼怒川の奴はどうも。
自殺する事自体に対して、周囲の人の想いを考えろとか、死ぬより先にやれることがあるんじゃないか、という一般論的な反発はあるのだが、絶望という愚か者の結論に陥ってしまった人を全て考え直させるだけの理論も度量も私には無いので、それはさておき。
でもなあ、40男が覚悟の上で自殺する分には何も言わんけど、14歳の子供を集団自殺に加えるというのは如何なものか。最近の子供は早熟とは言え、実体験に乏しく判断も刹那的なお年頃ではないか。自分は死ぬ気でも、子供をきっちり諭すのが大人の務めだろう。
死ぬなとは(言いたいけど責任持てないので)言わんけど、一緒に練炭自殺するのではなく、道連れにする前に一人で焼身なり割腹なり、死のつらさを見せ付けて思い直させるぐらいのことは出来ないのか。極論だけどさ。
大人が決意するのと、子供が決意するのとでは、結論を導き出すまでの経験の広さががどうしたって違うし、残された未来の幅も全然違う。自分の絶望に飲み込まれていても、大人の意地を忘れないようにして欲しいものだった。
ご遺族の方々にはお気の毒と言うよりないし、亡くなった方のご冥福をお祈りするけれど、後味の悪いニュースだねえ。