祐天寺でも通過待ち

朝の東横線、かつては菊名、自由が丘だけで通特の通過待ちがあったと思うのだが、いつの間にか祐天寺でも通勤特急の通過待ちがあるようになっていた。

効率良く、優先列車の所要時間を出来る限り短縮しようという事なんだろう。

いいことなんだろう。
が、ダイヤの余裕が無くなり、相互接続で影響範囲は広がり、あげくに全席指定の最優先列車まで増えるとか。
事故や不具合で生じた遅延の波及が止まらない。
ただでさえ、ちょっと大雨が降っただけで5分遅れるのに。

昨日より今日、今日より明日と、「改善」することでより良い未来を作って行こうという考え方が浸透した結果、改善という変更プロセスをしない事が良くない事であるような、あるいは改善しないと評価されないという思い込みが、無理を無理と言わせずに余裕をこそぎとって行き、どんどん進化の袋小路に社会を追いやっているように思う。

つらいねえ。