おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

ピアノのためのスケールとアルペジォ

2020年03月17日 | 楽譜の話題
以前ご紹介したロシアのテキスト。

「ピアノのためのスケールとアルペジォ」(Гаммы и Арпеджио для фортепиано)

曲の中によくある音型がたくさんあり実用的です。
初級の「Die Russische Klavier Schule Band1」の最後のページが終わった生徒さんに使っていくことができると思います。

私は「Die Russische~」の最後のページにあるスケールもユニゾン+反進行で弾いてもらっているので、その経験があれば「ピアノのためのスケールとアルペジォ」に進むことができると思います。

ボリス・ベルマンの「ピアニストからのメッセージ」にロシアにスケールとアルペジォの練習をするテキストがある、と書かれていたと思います。

私は勝手にこのテキストのことではないかと思っております。
ボリス・ベルマンはレッスンで学生に頼まれて面白いからそれを弾いてほしいと言われることがあるそうです。彼はインディアナ大学やイェール大学で教鞭をとっています。
全て弾くと何時間もかかるので、ひとつの調だけを取り出して弾いてみせるそうです。
ひとつの調だけでも20分かかると。

(間違えました。学生に頼まれて弾くのはプレスラーの話でした。)

確かにこのテキスト、あれもこれもイイなと思うのでどれも弾きたくなるのですが全部弾いていたら他の練習ができなくなります。

一通り弾き終えるまでは一つの調に絞らなくとも、自分の苦手パターンを中心に日々練習する方法で進めると良いと思います。

私はショックなことに短調の反進行で最初は途方に暮れそうになりました・・
頭の体操になりました。右と左で別々の脳を使って弾く感覚です。

こちらでダウンロードできます。
http://pianotki.ru/shirinskaya/
скачатьをクリックするとダウンロードできます。

Ruslaniaでも扱っているようです。
https://ruslania.com/en/sheetmusic/152612-scales-and-arpeggios-for-piano-part-1-ed-by-n-shirinskaya/
今は注文しても時間がかかるかもしれません。

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