おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

チャイコフスキーコンクールⅩⅥ ファイナル最終日

2019年06月28日 | コンサート情報
今、藤田さんの演奏を聴き終えました。

袖で待っている間待ち切れない様子で、演奏するのが嬉しくて仕方ないようでした。
期待通り、最後までのびのびと演奏されていたと思います。
ホロヴィッツが演奏したのと同じ場所でその空気を感じて弾けるのが嬉しいとロシアのインタビューで答えています。インタビュー

ロシア音楽をこんなに嬉しそうに気持ちを込めて演奏してくれたらロシア人ではなくとも嬉しくなります。
彼には人を喜ばせる才能がある気がします。

最後まで音が荒れなかったのは今のところ2人だけです。

審査員のお一人が、音は丸みがあって(まろやかで)深く品があるべきだと。
大きな音で速く弾くのは騒音だとおっしゃっていました。

ファイナルに残った人でも音を叩いている人もいます。
セミファイナルで終わってしまった人の中には洗練された音と深い音楽を聴かせてくれた人もいるのに、また聴きたいの境目が私にはさっぱりわかりません。❓
コメント
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