こんもりとした綺麗な墳丘をしている
道路の入り口にある案内板
古墳の入り口にある説明板
古墳の開口部へ続く古墳道
古墳内の羨道
袖石 ( 玄門 ) の奥に玄室が見える
玄室の左側の中段に石棚が設けられている
夏吉1号墳は、夏吉2657の林田大池の南にあり、
径14.2mの円墳で、墳丘が良く残っている。
横穴式石室は全長8.2m、玄室長2.2m、幅2.3m、
高さ2.5m、前室長1.8m、幅1.7m、高さ2.3m、
羨道長2.8m、幅1m、高さ1.3mの複室構造で、
奥壁は巨大な一枚石、側壁の腰石や袖石も巨石を使用している。
特筆すべきは、玄室右側壁には石棚が設けられていることで、
田川周辺では唯一の例になる。
盗掘されたのか?遺物は少なく、
いろんな観点から六世紀後半頃の築造と思われる。