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「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

大分銘菓  「 やせうま 」

2019-05-19 11:07:33 | パン ・ ケーキ ・ お菓子

 

 

 

 

 

 

 きなこを甘いザラメ糖のころもで包んだお菓子。

 

 

 

豊後の国・大分には、下記のような伝説がある。

 

平安朝の頃、京都の御所で育っていた藤原鶴清麿という幼君が、

豊後の大友家を頼り黒野(古野)の御所之森(古野下原)に隠居しました。

幼君に仕える八瀬という乳母は、

不自由な暮らしの中で幼君におやつをせがまれるたびに、

小麦粉をこねて長く伸ばし茹でた麺に、きな粉をまぶして差し上げていました。

すると幼君はこのおやつを 「 八瀬、旨い物が欲しい 」 とせがむようになり、

この食べ物が 「 やせうま 」 という名前で伝えられてきた。  

信心深かった八瀬が建てた経塚が古野にあり、

近くの妙蓮寺では、昔は盂蘭盆会の日に 「 やせうま供養 」 が営まれている。 

 


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