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「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

九州人の魂を揺さぶったニルキング

2017-02-05 01:56:08 | 馬の詩 ・ それぞれ...



4頭が横一列に並んだ 「 きさらぎ賞のゴール前 」






 「 九州男児 」  ニルキング 



  九州産ばかりのデビュー戦こそ
  3着に敗れたものの
  父 ニルコスの血を発揮して
  またたく間の4連勝
  一気にスターダムに伸し上り
  シンザン記念はエリモジョージ
  きさらぎ賞はスリーフラムの
  ともに3着と頑張るが
  骨折という憂き目に遭い
  クラッシクを棒に振る

  再び小倉の馬場に姿を見せたが
  3才時 九州のファンを熱くさせた
  激しいまでのニルコスの血を
  見せることはなかった



父 ニルコス
母 ローヤルチェリー
生年月日  / 1972年2月25日
生産地  / 宮崎県
生産者  / 今市幸夫
性別  / 牡
毛色  / 鹿毛
調教師  /  田之上勲(栗東)
馬主  / 服部文男
競走成績  / 平地16戦4勝 ・ 障害6戦1勝
主な勝鞍  / デイリー杯3才ステークス



上の写真は第15回きさらぎ賞のゴール前の写真だが、
勝ったのは内から3頭目の白帽子のスリーフラム。
そして2着がゼッケン10番の桃色帽子のロングファスト。
3着がゼッケン8番の橙帽のニルキング。
そして4着が一番内のゼッケン4番のグレイトファイターで、
その着差はハナ、ハナ、アタマの大接戦だった。

この3着になったニルキングは
ニルコスとローヤルチェリーの間に生まれた九州産馬で、
全てにおいて劣勢だった九州産馬が、次々に勝って行く姿に夢を託した。
ニルキングもケンセイグットもコウエイロマンも、
九州産馬というだけでその活躍に魂が震えた。
それは、自分の中に流れている 「 九州 」 という血の宿命かもしれない。


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