






産業遺産 「 白川水力発電所跡 」
白川水力発電所は、旧・白川村(現・苅田町)にある発電所で、
旧・白川村は山あいにあったため、1910年代も電気が届かず、
ランプの明かりで生活をしていた。
このため、1917年に村をあげて水力発電に取り組む産業組合を結成し、
1923年に発電所が完成した。
沢水を土管に流して水車を回し、村内約360戸に電気を供給していた。
1962年の閉所まで村民の生活を支えていた。
そんな意味からも 「 白川水力発電所跡 」 は、貴重な産業遺産である。
去年からチャレンジすること3回。
やっとたどり着いた 「 白川水力発電所跡 」 。
今までいろんな場所を探訪でめぐったが、
今回ほど困難な場所はなかった。
レンガの赤と、切り石のコントラストが気に入って、
どうしても来てみたい遺産だったので、
それだけに喜びも大きかった。
福岡県京都郡苅田町白川 谷