「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

『 佐竹佳奈 ・ 日本画展 』

2013-10-16 00:06:55 | 絵画と個展



「 育花雨 ( いくかう ) の頃 」 300号 ・ 2013作品








「 育花雨の頃 」 と佐竹佳奈さん












昨日は、朝から雨が降っていたが、それでも 「 仕事が出来れば 」 と現場に行った。
だが、ユンボの走行などで下が悪くなるので休みになった。
それで帰ってシャワーを浴びて、佐竹佳奈さんの個展会場へと急いだ。

個展は、行橋市西泉のギャラリー 「 船越記念館 」 で9日から昨日までの期間で
「 佐竹佳奈 ( かな )  日本画展〜愛しきもの達へのオマージュ〜 」 が開かれていた。
会場にはスズメや野の花など身近な動植物が自然な色調でみずみずしく描かれた作品が展示されており、
安らぎのある空間となっていた。

佐竹佳奈さん ( 27 ) は東京都出身で今春、東京芸大大学院修士課程を修了した。
小倉北区でのグループ展に出展した作品に、船越記念館代表の太田トモ子さんが注目、
「 ぜひ行橋に 」 と招いて初の個展が実現したものだという。

子供のころはアニメを描くのに夢中だったという佐竹さんは、
高校の美術教員の勧めで日本画を描くようになった。
会場に並ぶ20点は、土絵の具や岩絵の具を用いたやさしい色合いで描かれており、
鳥や花を忠実に表現する一方で、雨粒をアメ玉にたとえて描くなど想像の世界も交え、
独特の柔らかい雰囲気を醸し出していた。

佐竹さんといろんな話をさせていただいて、
彼女は 「 見ていて落ち着ける作品を描いていきたい 」 と話していた。
全ての作品は素晴らしく、そしてその作品の題名にも惹きつけられた。
来月も小倉井筒屋でのグループ展に出展が決定しているというので、
そこでまた新たな作品に出会うのを楽しみにしている。

新鮮な刺激を受けて 「 10年ぶりに絵筆を持ってみようか 」 という気持ちが
ふつふつと湧いて来た。




高松競輪場

2013-10-16 00:05:45 | 競輪・オートレース



メインスタントがあるホームストレッチ







3コーナーから4コーナーのスタンド






2コーナーからバックスタンド






高松競輪場の横にある武道館




去年まで香川県には2つの競輪場があったが、
観音寺競輪場が廃止になり、今は高松競輪場だけになってしまった。
高松は観音寺ほど強く印象に残るレースはないが、
そこそこというか、それなりの成績を残したと思う。

コンスタントに優勝戦へコマを進めても、
何故か3着まで入った記憶がないのは四国ではここだけである。
それでも出走直前控室は今でも鮮明に憶えている。



馬の詩より ・ 「 頂点を目指して 」  イコピコ

2013-10-16 00:04:47 | 馬の詩 ・ それぞれ...














今週末に行われる菊花賞を前に思い出す馬がいる。
それは、菊花賞前の神戸新聞杯で手綱を取った騎手さえも驚く末脚を発揮したイコピコ。
この勝利で菊花賞では2番人気に支持されて話題となった馬である。
ハワイ語で 「 頂点 」 という意味を持つユニークな名前から
多くのファンに愛され、強く印象に残る馬であった。が・・・
5歳になった6月26日、中山競馬場で行われた夏至ステークスで故障を発生し、
ゴール後下馬するも、右第一関節脱臼のため予後不良 ( 安楽死 ) となった。

下の詩は、神戸新聞杯を勝った時に ” 頂点を目指して ” という思いを込めて作った詩である。










「 頂点を目指して 」  イコピコ



その末脚は際立っていた
並み居る強豪を横目に
一気に抜けた伏兵一騎
鞍上も驚く強さは
レコードタイムのおまけ付き

ハワイ語で頂点という意味を持つ
馬名 「 イコピコ 」 が
今度は菊の頂点を目指して
走り出す