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教育研究大会の助言(前編)

2013-10-20 21:41:11 | 日記



こんにちは。

昨日19日は、県全体の、ある教育研究大会がありました(9:00~16:30)。

27の分科会(国語・算数・数学・体育…)があり、少ないところは20名程度、多いところでは100人程度の参加者がいました。

私がでたのは「中学校社会科教育」で、参加していた先生は50名ほどでした。発表者は18名でした。

私の立場は助言者でした。先生たちの発表をきいてコメントするのが仕事です。



テーマは以下の通りでした。

〔午前〕
1)学びの意欲を高める学習活動のありかた(9:40-10:45)発表者5名

2)学ぶ意欲を持続させる学習活動のありかた(10:55-11:55)発表者4名

〔午後〕
3)地域素材から社会に対する味方・考え方をどう育てるか(13:10-14:10)発表者4名

4)話し合いを通じて社会に対する見方・考え方をどう深めるか(14:20-15:25)発表者5名

1)~4)はそれぞれ5分ずつの発表があり、質疑(20分)、討論(20分)が行われました(先生たちの意見)。


討論では以下のような意見が出ていました。

1)については
 五感にはたらきかけるもの(実物)/切実感(自分と出来事がむすびついているもの)
 身近な素材/ニュース番組(身近ではなくても)/導入に動画・画像など/「なぜ?」という問いかけ
 見通しがあるテーマ

2)について
 方法や解決の糸口を提示する/考えの変容を明らかにする/討論/実際に活用する
 討論の時の導き方/賛成反対を明確にするといい/ゲストティーチャー
 節目ごとにテーマをくりかえす/小課題を積み重ねていく/思考をつないでいく(なぜ?→なぜ?…)
 ゴールを明確にする(人を呼ぶ・提案する) 


3)について
 「地域素材を教材化することは子どもの力をどのようなところが効果的か?」
  地元愛を育てる/すぐみえる・すぐきこえる/ハザードマップなど役に立つ
  よりより社会を作りたいという気持ちをはぐくむ/社会参画の第一歩になる

 「地域素材を活用するための具体的な手立てとは?」
  地域の人の話をきく/教師のフィールドワーク/日本全体の問題を身近なところに感じる
  親をみる・親から話をきく

4)について
 「話し合いのときの教師の支援とは?」
  テーマを絞る/子どもが興味を持つ話題を設定/コの字型の机配置/テーマを子どもに決めさせる
 「多面的な見方考え方を育てる授業とは?」
  様々な角度からとりくめる課題を設定する/否定的な面と共通的な面がある
  その立場になったら・・・

 先生たちはとても活発に意見交換をしていました。

 若い先生たちが多く、こちらも刺激をうけました。

 次回は、わたしがコメントした内容をお話しします。

 今日も来てくださってありがとうございました。(つづく…)

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