2021年8月5日(月)、午前中のちょい仕事を終えて「さぁて、どこでお昼のお弁当を食べようかなぁ~?」と考えておりました。砂浜で海を見ながら・・・なんて、こんな暑い時期には無理ムリ~ 頭の中で海岸道路の風景を思い描いていましたら、フッと 海岸線に鎮座している「白髭神社」( しらひげじんじゃ )のことが浮かびました。
「白髭の神様が呼んでいる~ オーイ、お良しや~!ちょっと おいでなさい~」
ということで、はらぺこお良しと愛車 マウンテンバイクの「サンシャイン号」は、カンカン照り照りの三浦半島南東部の北下浦海岸線を通って白髭神社へと向かったのでありました。
裏に「富塚山(とみづかやま)」という名称の小山(こやま)を背負って建つ 野比の「白髭神社」です。今年も夏の祭礼がなくて残念です。
大きな神社神輿が この急な石段を下りて町へ繰り出し、また上ってお戻りになる様は、ハラハラドキドキの迫力があります!
石段を上ったところ。
当然のごとく誰もいない・・・ 閑さや 岩にしみいる 蝉の声 ミンミン ジィー
眼下に海が見えます~☆
境内にはイチョウの木が数本ありまして、みんなとってもとっても大きな木ばかりなのですよ~!
しめ縄に私の自転車用手袋を挟んでありますので、その大きさをご想像ねがいます(*^-^*)/
( 茶色い模様は、キノコ類がくっついているのです )
★ 今日の記事に限って、この画像の木を「北側の木」と仮名を付けます
北側の木 ↑
この木は「真ん中にある木」
大人の男性が二人で囲んで手をつないだ太さがあります ↑
真ん中にある木と拝殿、右端に 手水舎
私が見たところ最も太いイチョウだと思うのが、拝殿横にあるお稲荷様の左に立っている木です。
「南側の木」と私が仮名を付けますが、この木の前では お稲荷様の狛犬がデンッと座っていまして、木を見上げていると必然的ににらめっこ状態になります 。すごい顔つきをされているんですよね~
撮影しているお良しの背後にも もう一体いらっしゃるのでビクビクです
お稲荷様といえば、お狐さまが2体あるのが普通なんですけどねぇ。
「真ん中にある木」の隣に このような場所があります。
ここに立って真正面を見ると・・・
右にある拝殿と、左端の「南側の木」の間の本殿の屋根の下( 名称があるはず )に、漆喰で作られた龍が見えるのです。↓
あの白い所です、龍がいます。
スマホのカメラで撮影したので、はっきり見えないと思いますが申し訳ございません(。´・ω・)?
あった あった♪ 私が以前撮影したアップ画像が見つかりました ↓
ジャァーン!
三浦半島の沿岸部の伝承には、よく龍神さまが登場します(*^-^*)
まったりと腰かけて 手作りテキトー弁当を食べさせていただいた場所は、拝殿横の日陰 ↑
神奈川県指定の天然記念物、白髭神社の社叢林( しゃそうりん )となっている裏山方向のここには桜の木が数本植わっています。
座っていて見える 海方向のこの景色。
海と山の両方向から アブラゼミの ジーーーーーンという声が両耳に入ってきて、お良しの脳波を破壊してきます! (((((+_+)))))
保冷剤を巻いてきたコーヒーが冷たいままで感動的に美味しかったのですぅ♡
( 中身は自分で インスタント・コーヒーで作ったアイスコーヒーです、缶カラは使いまわしです、アハハ(≧▽≦))
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それでですねぇ、いつも記事が長くなってしまってお時間を取らせてしまってますが ごめんなさい。
私は神社仏閣の建築の感じに興味があるのです ↓
参拝する所にある屋根「向拝」( ごはい )
並んでいる細い木を「垂木」( たるき )といいます。
高温多湿の日本の風雨から建物を 張り出した庇で守り、かつ神社仏閣の特徴的な屋根の形である ゆるやかに反った感じを出すのに、垂木を工夫して使います。
「地垂木」( じだるき )→「飛檐垂木」( ひえんだるき )と重ねてきて、この向拝を出っ張らしている部分を「なまず垂木」と呼ぶのですが、こういうのは中世日本の建築の優秀な技術だということです。
私の愛読書に、法隆寺宮大工の西岡常一さん(故人)の『木のいのち 木のこころ』があります。若い頃に読んで感動しました。木の性質は人間の生き様と同じ、いかにその素質を生かして組み上げていくか、という理論にしびれました
ちょうど今、画像で示した 宮大工さんの著書『宮大工 千年の知恵』( 松浦昭次さん・故人)をレンタルして読んでいる最中なのです。
2冊とも 木組み建築の素晴らしさが良くわかる本で、これを参考にして建物を見ています。
神道・仏教その他の専門的な「信仰心」は持っていないのですが、子どもの頃から なんとなく 自分を取り巻く見えない力というものを感じているので、神社やお寺という場所が好きなのです(*^-^*)えへへ
横須賀市野比「白髭神社」 そらいろネットさんの紹介ページ
拝殿前の鳥居から 下りて、海の方向へ参道が伸び、、、
海岸鳥居 ともいうべき一の鳥居が海岸道路近くにあります。
すぐそこは海
一の鳥居をくぐると激!急坂デス!!!! 自転車こわいこわい~ ← いくじなし お良し
三浦半島南東部の下浦海岸線の海辺には、私が把握している限りでは、例大祭がある5つの神社が海に向かって立っています。
黄色い丸で示した所です。右上から順番に「白髭神社(野比)」「熊野神社(長沢)」「浅間神社(津久井)」「諏訪神社」(三浦市南下浦町上宮田)「白山神社(はくさんじんじゃ)」(三浦市南下浦町菊名)です。
砂浜 または 海岸道路に面した所に幟旗が立つ祭りの風景は、とっても風情があります。
それぞれ拝殿から海へ向かって真っすぐに伸びる参道を、できればドローンで上から見てみたいものです(#^.^#)
明治時代末期の神社合祀によって数を減らしているようですが、長沢地区にお住いの長老さんによると、現在の「熊野神社」の下あたりに かつて「春日神社」というのがあり、北下浦地区の四大神社の一つだったということです。長老さんとは、今年御年90歳を迎えられた 富士山信仰の先達の斉藤さんのことです(*^-^*)
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一の鳥居を出たら、眼前の房総半島の南の端に「おがさわら丸」が遥か小笠原諸島から入航してくる船影が見えまして、嬉しくなって そのまま並走するように海岸線を走ってしまいました~!
こんな暑い時間帯に自転車なんか乗って飛ばしているのは私ぐらいのもんです、おバカです(;^ω^) 暑いです~
白髭神社のある方向を振り返っています
戻ります~
ここは地元民のみなさんも 車で走るのが爽快だとおっしゃる道路です~☆彡
海岸線で唯一の下り坂、お良しも いっちょ下っていきま~す~~~ わぁ~~~☆彡
暑いけど風が気持ちいい~~~
( もちろん、おがさわら丸を追いかけて来るときはここを上ってきました )
サイクリングの気分は、8月1日に投稿したTスクエアの曲がぴったり →「once in a lifetime」♪
お昼ごはんのお弁当分のエネルギーを使い果たし、帰路に白髭神社の手前にある「東山崎屋」さんで アイスクリームを買って休憩させていただきました♫
白とピンク色の「キョウチクトウ」、白い「ユリ」、太陽のように鮮やかで強烈なオレンジ色の「カンナ」が咲いていました。
☆ 東山崎屋さんの前のミラーに写り込む サンシャイン号と私 ☆
今日もよく動きました!(健康を維持したいために)
太陽燦々、空と海は真っ青な一日でしたが、夕やけも美しく見えた8月5日でした
2021年8月5日の夕焼け
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