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iPhone“脅威論”

2009-06-21 09:05:53 | エンターティメント情報
【ドラマ・企業攻防】iPhone“脅威論” 任天堂・ソニーは大丈夫?


 携帯ゲーム機市場で、米アップルの高性能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」への“脅威論”が高まっている。手軽に安く楽しめるゲームソフトなどのダウンロード件数は、音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)タッチ」を含め、わずか1年弱の間に全世界で10億本を突破。26日には新モデル「iPhone 3G S」が国内でも発売される。迎え撃つ「ニンテンドーDS」を擁する任天堂と「プレイステーション・ポータブル(PSP)」のソニーは、「アイフォーンなんか怖くない」と余裕の表情だが…。
なびくソフト会社
 「アイフォーンは素晴らしい端末だ。ファッション性もあるし、色々な可能性がある」
 人気ゲームソフト「メタルギア」シリーズを手掛け、世界的ゲームデザイナーとして知られる小島秀夫氏は賛辞を惜しまない。コナミデジタルエンタテインメントが、今年3月に開いたアイフォーン向け同シリーズの新作発表会での発言だ。
 メタルギアは、昨年末までに全世界で累計2650万本以上を売り上げた同社の看板シリーズ。
 ゲーム業界関係者は「アイフォーンでメタルギアの新作が出るなんて、人気小説家が期待の新作をケータイ小説で出すようなものだ」と、驚愕(きようがく)した。
 アイフォーンへとなびいたのはコナミだけではない。5月にはカプコンも看板である「バイオハザードシリーズ」の最新作をアイフォーン向けに配信を開始。携帯ゲーム機としてのアイフォーンの存在感は増すばかりだ。
操作性、安さ魅力
 ソフトメーカーにとってアイフォーンの魅力は、独自の操作性と開発費の安さだ。
 従来のゲーム機とは違い、ボタン操作だけでなく、液晶画面にタッチしたり、端末を傾けたりして楽しめる。「従来の発想にとらわれないゲーム作りができる」(大手ソフトメーカー幹部)ことが、開発意欲を刺激している。
 開発費も、容量が大きく画質などでハイクオリティを求められるニンテンドーDSやPSPに比べると安くて済む。ソフトを配信するという販売手法のため、低コストでの海外展開も可能だ。
 ユーザーにも魅力満載だ。ハードの価格は8ギガバイトモデルで4万2240円だが、国内発売元のソフトバンクは2月から新規契約で端末価格が「0円」になるキャンペーンを実施中だ。
 ソフトの値段も、DSやPSPは数千円のものが多いが、ダウンロードするだけのアイフォーンは115~1200円程度。さらに無料ソフトも多数ある。
 アイフォーン愛好者の20代女性は「暇つぶしで遊ぶだけなら安くてシンプルなゲームで十分」と話す。
ライバルにあらず
 「最近、『アイフォーンはDSのライバル論』が報道されているが、私はあまりそう思っていない」
 5月に行われた任天堂の決算説明会。アイフォーンの評価を問われた岩田聡社長は、余裕の表情でこう答えた。
 実は岩田社長は“アップル・マニア”として知られている。だが、アイフォーンのゲーム機としての潜在能力については、「触った感じでいうと、『とても魅力はあるが、幅広い万人に受け入れられることを意図して作られたものではないのではないか』というのが素直な感想だ」と、冷静に分析する。
PSPのソニー・コンピュータエンタテインメントも「他社の製品についての評価は避けるが、それぞれが違うものを目指していると考えている」と、静観の構えだ。
 実際、世界販売台数は、1億台超のDS、5千万台超のPSPに対し、アイフォーンは推計2千万台で、同じ機能を持つアイポッドタッチを合わせても4千万台にとどまる。国内のアイフォーン販売台数は、70万台程度にすぎない。
 大手ソフトメーカーの幹部は「世界市場での存在感は認めるが、国内ではゲーム機として意識する規模に達していない。アイフォーンだけにソフトを提供するという展開は考えづらい」と明かす。
 ただ、国内のゲーム機市場は、DSとPSPの普及が一巡し頭打ちだ。ソフトも含め、少子化で国内市場の大幅な成長は期待できない。ソフトメーカーにとって、海外展開の強化は急務の課題になっている。
 新モデルを発売する一方、旧モデルを大幅に値下げしたアイフォーンの普及台数はまだまだ伸びる。DSとPSPの2強の牙城を突き崩す可能性は十分にありそうだ。

アイフォーンにマンガ有料配信 講談社、角川書店など
 講談社、角川書店など日本の大手出版社が、米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)」向けにマンガ作品などの本格的な有料配信を始める。新型のアイフォーンが26日から国内で発売されるのを受け、人気作品の提供体制を整える。
 講談社が「巨人の星」を、角川書店が「エヴァンゲリオン」「ケロロ軍曹」などを順次売り出す。書籍版のマンガより4割前後安い価格で発売するもよう。


2. 1曲99セントを違法ダウンロード、罰金は1億8千万円


 米連邦陪審は18日、インターネットで音楽24曲を違法にダウンロードしたジェイミー・トマス・ラセット被告(32)に対し、1曲あたり8万ドル、総額192万ドル(約1億8000万円)の罰金を支払うよう命じた。被告がダウンロードした曲の販売価格は1曲あたり99セント(約94円)。
弁護士によると、トマス・ラセット被告はあまりに高額な罰金額にショックを受けているという。同被告は上告する予定。
トマス・ラセット被告がダウンロードしたのは、グロリア・エステファンやシェリル・クロウ、リンキン・パークなどの楽曲だった。同被告は2007年に一審判決で、総額2万2000ドルのを各レコード会社に支払うよう命じられていた。
連邦陪審の判断を受け、全米レコード協会(RIAA)は、「非常に喜ばしい」と述べている。
トマス・ラセット被告は既婚で、4人の子供がいる。

映画監督にドラマの職人続々

2009-06-20 16:25:31 | エンターティメント情報
テレビや携帯よりもインターネット、米国人の利用動向

 世界的な不況が続く中、米国の成人がテレビや携帯電話に対する支出は引き締めながらも、インターネットには昨年よりお金をかけている実態が、米調査機関ピュー・インターネットが17日に発表した世論調査結果で分かった。
ピュー・インターネットは今年4月に、米国の成人2253人を対象に、テレビや携帯電話、インターネットの利用状況について調査し、昨年の同様報告と比較した。
その結果、景気後退の中でインターネットに対する支出を減らしたのはわずか9%だったが、テレビや携帯電話のサービスを解約したのは22%に上った。
また、今年4月現在、自宅にブロードバンド環境を持っている成人は約63%と、前年同期から15%増加した。特に、65歳以上の層で58%、年収が2万ドル以下の低所得層で40%、それぞれ増加した。一方、高速インターネット回線への支払額は月額にして、昨年4月時の34.5ドルから39ドルに増額していた。
この結果から、不況が続いていても人々がインターネットから情報を入手するためには投資を惜しまない傾向が浮き彫りになったとしている。



2. 映画監督にドラマの職人続々

 テレビドラマのディレクターを監督に起用する映画がこのところ増えている。テレビ局が製作にタッチしない映画を探す方が難しい昨今だが、資金のみならず人材も供給し始めた格好だ。演出経験豊富な職人気質が、娯楽映画の作り手として評価されている。
 公開中の映画「ハゲタカ」は経済の実態を生々しく描いて評判になったNHKドラマの続編。ドラマに続き、大友啓史が監督を務めた。来年の大河ドラマ「龍馬伝」を手がける気鋭ディレクターだ。
 テレビは「ながら視聴者」のために言葉で細かく説明せねばならない。大友監督はそんなやり方を「寂しく思っていた」と話す。テレビの「ハゲタカ」は「密度の濃いドラマを作ろうと思った」。
 大友監督は「映画は一種の体験」だという。「一方、テレビは情報。主人公の天才ファンドマネジャーはテレビでは視聴者と距離があった。映画では観客と同化し、彼の体験を共に体験してほしい」
 ドラマの映画化はドラマのディレクターがそのまま監督を務める。これがいまや定石になっている。7月公開の「ごくせん」の佐藤東弥監督(日本テレビ)も来春公開の「のだめカンタービレ」の武内英樹監督(フジテレビ)もドラマに続いての登板だ。
 定石が確立したのは98年、ドラマと同じ本広克行監督が手がけたフジの「踊る大捜査線 THE MOVIE」の成功によるところが大きい。製作したフジテレビ映画事業局の亀山千広局長は「かつてドラマと別の監督を立てて失敗したことがある」と話す。
 「ドラマのファンはアングル一つ変えただけで違和感を抱く。だから、僕はカメラマンに、最初の1時間はドラマと同じアングルで撮ってくれと頼むんです」。映画の前半はドラマと同じ。後半は映画ならではのもの――。この必勝方程式を使うには、ドラマのすべてを知るテレビディレクターの方がいい。
 映画オリジナルの作品にもテレビディレクターを起用する例も増えてきた。特に目立つのが東宝。今後の配給予定の作品のうち「沈まぬ太陽」の若松節朗監督や「なくもんか」の水田伸生監督ら、ドラマの映画化も含め、約半数がテレビ系の監督が占める。
 7月公開の「アマルフィ 女神の報酬」は、フジ開局50周年を記念したオリジナル大作。これに同局の西谷弘ディレクターが起用された。映画は3本目。「フィルムの質感が好きなので、ずっと映画を作りたかった」と話す。
 フジは社員ディレクターの映画進出に歴史を持つ。64年に「三匹の侍」を撮った五社英雄に始まり、80~90年代には杉田成道、光野道夫らが監督を務めた。その後、日本テレビやTBSも続いた。フジの入社試験には映画監督志望の若者が増えているという。
 テレビでは毎週20本以上の連続ドラマが放送される。ディレクターは演出経験が映画畑の監督に比べて圧倒的に豊富だ。撮影のスピードが速く俳優の扱いも慣れている。評論家の樋口尚文さんは「視聴率が常に念頭に置かれ、視聴者の見たいものをかぎ取る点で鍛えられている」と話す。
 もちろん短所もある。「今のテレビは性と暴力に踏み込むことがタブー。だからディレクターも人間の大きなテーマであるこの領域に不慣れ。従って、彼らの映画は概してテーマがほどよいものに限られ、エキサイティングに広がっていかない」(樋口さん)
 映画が得意とする性や暴力表現をダイナミックに見せる人材が出て来た時、テレビディレクターの映画進出は不可逆の流れになる。

米ディズニー、子ども向けネットブックを販売へ

2009-06-19 13:21:28 | エンターティメント情報
米ディズニー、子ども向けネットブックを販売へ


  米ウォルト・ディズニーは夏のホリデーシーズンを前に、子ども向けネットブック・パソコン(PC)「ディズニー・ネットパル」の販売を開始する。価格は350ドル(約3万3000円)になる見通し。
 ネットブックは、インターネットや電子メールなど、いくつかの基本的なアプリケーションに使用を特化した低価格なパソコン。
 景気後退(リセッション)の影響で玩具メーカーが高額商品の投入に消極的になるなか、ディズニーは7月後半から、オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムや米国とカナダの「トイザらス」店舗を通じ、ネットブックを販売する。
 同社は2004年に1000ドルのデスクトップ型PCでパソコン市場に打って出たが、北米でラップトップ型PCを販売するのは今回が初めて。
 アナリストの多くは今夏のホリデー商戦について、手ごろな値段の玩具の方が消費者受けは良さそうだとみる。しかし、ディズニーの消費者製品担当バイス・プレジデント、クリス・ヘザリー氏は、消費者の間に節約志向はあるものの、金額に見合った価値ある商品への出費は惜しまれないとの見方を示している。
 ネットパルの対象年齢は6─12歳。電子メールの使用を含めたペアレンタルコントロール機能が付いている。


2. 自分に夢中になりたい 21日・フジ『少年時代』で中学教師役 佐藤江梨子


 こんな先生がいたら、たまらないだろうな-。佐藤江梨子が、フジテレビで二十一日に放送されるスペシャルドラマ「少年時代」(午後4時5分、東海テレビ制作)で演じている「美樹先生」は、まさにそんな先生だ。セクシーで本音全開で、大人への通過点にいる少年たちを見届け、強烈な印象を残して去っていく。美樹先生、大人になるって、どういうことですか?
  (宮崎美紀子)
 「大人と子どもの境って、『年齢』でしかない。子どもと大人の間を行き来できる美樹先生を演じることで、それを楽しく理解できた。私が大人だろうが子どもだろうが関係なく、子どものように夢中にならないといけないんですよね、芝居でも、仕事でも」
 ドラマ「少年時代」は、昭和四十年代の岐阜県・郡上八幡を舞台に、中学一年の少年の成長を描いたドラマ。主人公・良平(小林廉)の学校に、東京の学校を追い出された問題教師の美樹が赴任する。「先生は問題のある子が好き。女の子より男の子が好きです」と公言し、議員の息子でも悪さをすれば張り倒し、「同級生のおっぱいを触りたい」なんてバカな相談にも付き合ってくれる。スタイル抜群で、少年の「性」をほのかに刺激し、付けられたあだ名は「エッチ先生」。そんな役について、「うれしいです」と屈託なく笑う。
 佐藤の母親も胸が大きく、自然に子どもが寄ってくる母性的なタイプだそうで、ある日、自分も母親と同じにおいを放っていることに気付いたという。「普通に喫茶店でお茶しているだけで、二、三歳から小学校低学年の子どもが来てくれるんですよ」。今回は大勢の子役に囲まれ、「思春期の子って独特のにおいがしますよね」と意味深なことを言う。
 思春期には戻りたくないという。悩みが尽きず、心は子どもなのに体はどんどん成長し、将来への不安でいっぱいだった。「大人になって良かった」と実感たっぷりに語る。でも、こうも続ける。
 「私自身も、このドラマもそうだけど、少年時代って、意外と大事件の連続なんですよ。でも、それがあるから、次に大変な事が起きても『でも、生きてこれたんだから』と思える。もし私に子どもがいたら、きっつい部活に入れたい。きっつい先生にも当たってほしいな」
    ◇
 「悩みの多い、本ばかり読んでた妄想少女」(佐藤)も今、二十七歳。彼女にとっては、目の前にある「三十歳」が、次の大きな扉のようで、熱を込めて、こう語る。
 「三十になるまで、好きなことをやらなきゃ気が済まない。私自身、これなら得意です、これならできますと言える芸を身に付けたいんです」
 これまでは与えられた仕事の中で勉強していけると思っていたが、今は、たとえ事務所とケンカしてでも、自分はこれをやってきたんだと思えることを見つけたいのだという。三十歳までに本当に自分が好きな自分になるために。
 「失敗するたびに本当に自分を大嫌いって思う。でも、永遠に『自分』を続けることはやめられない。だから自分に夢中になってみたいと思うんです」
 大人の分別と子どもの貪欲(どんよく)さ。画面から美樹先生が抜け出たみたいな、満タンのエネルギーをまき散らす佐藤江梨子が、そこにいた。

ビートルズ 独歓楽街を“再生” 「ビートルマニア」 オープン

2009-06-18 12:18:22 | エンターティメント情報
ビートルズ 独歓楽街を“再生”


 ビートルズの元メンバー、ジョン・レノンはかつて、自分が育ったのは英国のリバプールではなく、ドイツのハンブルクだと語った。ポール・マッカートニーは公式伝記の中で「僕たちはハンブルクで女の子たちの洗礼を受けた」と告白。そのほとんどがストリッパーや売春婦だったと付け加えた。

 

 約半世紀を経た先月末、同市のザンクトパウリ地区にあるレーパーバーンにビートルズ専門の博物館「ビートルマニア」がオープンし、世界で最も有名なロックバンドの胎動期の遺産が息を吹き返した。

 かつて風俗博物館だった5階建ての建物を改装。特にビートルズのハンブルク時代にスポットをあてた最上階は、旧メンバーのスチュアート・サトクリフ(ベーシスト)やピート・ベスト(ドラマー)が在籍していた時代にタイムスリップでき、熱狂的ファンなら間違いなく興奮しそうだ。サトクリフによるイラストや婚約者のアストリット・キルヒヘアにあてたラブレター、リンゴ・スターが祖母に送った絵はがき、ビートルズの演奏風景や楽屋でくつろぐ様子をとらえた写真など、ゆかりの品々が展示されている。

 ハンブルクの歓楽街、レーパーバーンは、若き日のビートルズメンバーが音楽活動を行った場所。1960年に初めてこの街にやってきた彼らは「インドラ」や「カイザーケラー」といったクラブで、十分なレパートリーもないままに6時間ぶっ通しのステージを演奏した。

 下積み時代のビートルズのメンバーは、映画館のスクリーン裏にある荒れ果てた窓のない2部屋で寝泊まりした。彼らは留置場のようなこの部屋を「カルカッタの黒い穴」と呼んでいた。シャワールームはトイレを代用。早く到着した映画館の客に邪魔されることも多かったという。

 親の監視を逃れた当時の彼らは、気取ったブラックレザースーツに身を包み、ステージの上では大はしゃぎ。覚醒(かくせい)剤も持ち歩いた。マッカートニーとベストは、アパートで避妊具に火を付けたため1晩拘置所に入れられた。17歳だったジョージ・ハリスンは、未成年が出入りできないバーで捕まり、母国に送還された。

 ◆音楽関係者が投資

 ビートルマニアの発案者はコンサートプロデューサーのフォルカート・コープマンズ氏。同氏はビートルマニアに250万ユーロ(約3億3300万円)をベンチャーとして投資しており、年間来館者20万人を見込んでいる。

 博物館の正面には、大きな黄色のサブマリンのオブジェが突き出ている。下層階は「ジョン&ポールのフィッシュ&チップ」ショップなどがある。

 ただ、ハンブルク時代に対する本人たちのコメントはあまり見あたらない。当時のコンサートの写真や録音物がもっとあってもよさそうだ。

 一方、ハンブルクの歓楽街は少しずつ変化してきた。インターネットの普及でポルノ映画やアダルトショップの需要は減り、風俗産業は縮小。その代わりレストランや劇場が増え、相変わらず音楽的才能を育てている。

 ビートルズ好きがここを訪れるならステファニー・へムペルさんにガイドを頼むとよい。32歳のシンガー・ソングライターで、熱烈なビートルズファンだ。ウクレレを片手にビートルズが活躍したクラブを案内してくれる。レノンのアルバム「ロックン・ロール」のジャケット写真に使われた場所で、同じポーズをとることもお忘れなく。

 要所要所でへムペルさんは「ツイスト・アンド・シャウト」「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」といったビートルズのヒット曲を演奏してくれる。

 彼女の熱気と歌唱力は見事。昼間の通りの真ん中でも腰を振らずにはいられない。でも気にすることはない。ここはレーパーバーン。何でもありだ。

2. 「月刊現代」の後継、「G2」9月発行 ネットも活用

 硬派の総合雑誌の休刊が相次ぎ、ノンフィクションの危機が叫ばれる中、講談社は昨年末に休刊した「月刊現代」の後継誌として、ノンフィクションを掲載する雑誌「G2(ジー・ツー)」を創刊する。9月1日発行で、年度内は12月と3月に刊行。インターネットや書籍と連携した展開を考えているという。
 「月刊現代」は、講談社ノンフィクション賞の発表媒体として選評や受賞者のことばなども掲載してきた。ノンフィクション賞の発表は7月で、「G2」創刊号では立花隆、重松清、野村進、加藤典洋、辺見じゅんの5氏による選考委員会の模様を誌上に再現する。創刊号には、柳美里氏の初めての本格ノンフィクションのほか、沢木耕太郎、高山文彦、上杉隆氏らの作品も掲載する。
 インターネットに「G2」掲載作品の全文を公開。掲載後も、事件ものなどで取り上げたテーマに動きがあった場合、ネット上でフォローすることを検討している。新人作家の作品も公開してデビューの場にする。「G2」の掲載作を母体とした単行本を年間10~15冊刊行する予定だ。

新型新幹線「E5系」、報道陣に公開 JR東日本

2009-06-17 13:29:05 | エンターティメント情報
新型新幹線「E5系」、報道陣に公開 JR東日本

JR東日本は17日、国内最速となる時速320キロでの走行が可能な東北新幹線新型車両「E5系」を報道陣向けに公開した。
 宮城県利府町の新幹線総合車両センターで行われた公開式には、報道陣や関係者ら約60人が参加。車体外観のほか、運転席やグリーン席などの内装も公開された。
 来年12月に東北新幹線新青森駅が開業するのに伴って開発された同車両は、空気抵抗を減らすため、先頭部分が通常車両よりも長くなっているのが特徴。東京-新青森間を最短3時間5分で結ぶスピードに加え、乗り心地もよくなっているという。
 JR東日本によると、同車両は試験走行を重ね、平成23年3月からの営業運転開始に備える予定。同社運転車両部の田島信一郎次長は「企画から製造まで10年をかけた自信作。万全の状態で運転開始日を迎え、多くの人に快適な移動を提供したい」と話した。



2.「ケータイ」日本飛び出す 海外で普及目指す


 デジタルカメラ付きなど独自の発展を遂げたものの、90年代は海外で不振が続いた日本の携帯電話。大陸から遠く離れ、固有の動植物が生息する太平洋上の島になぞらえて「ガラパゴス市場」とも呼ばれてきた日本から「イグアナ・ケータイ」が、中国など海外での普及を目指して再び飛び出した。
 中国・上海の携帯電話販売店。売り場でもっとも目立つ場所に、シャープの液晶テレビ「アクオス」を携帯端末の画面に見立てた模型が置かれている。すでに中国市場でも人気ブランドとなっているアクオスを前面に出し、「高画質ケータイ」をアピールする戦略だ。
 高級クラス6機種の価格は3千~4千元前後(約4万5千~6万円)が中心。昨年6月に中国市場に進出したシャープは、これまでに数十万台を売り上げ、「上々なすべり出し」(幹部)という。09年度は委託生産などでコストを抑えた端末も投入する予定で、200万台の大幅な増販を目指す。欧米、中国に続いてブラジルなどへの投入も検討している。
 富士通は今年1月に台湾市場に参入した。NTTドコモと提携している現地の携帯電話会社FETに端末を提供。日本で07年秋に発売した「F905i」をベースに、ソフトを改良した端末で、投資コストを抑えた。価格競争力もあり、韓国や東南アジアなど、ドコモと提携する携帯電話会社のある国々への投入を視野に入れる。
 高機能商品を、欧州市場で問う動きもある。東芝は07年から、欧州を中心に高機能携帯のスマートフォンを販売。今夏にも端末の画面に指でふれたり、端末を振ったり傾けたりしても操作できる機種「TG01」を欧州4カ国を中心に売り出す計画だ。
 日本の携帯端末は、ネット接続やカメラ、ワンセグ視聴、電子マネーと、世界でもまれな多機能・高品質製品として発展してきた。だが、その商品力とは裏腹に、日本メーカーの海外進出は「苦い記憶の連続」(大手メーカー)だった。
 アナログからデジタルに移行した第2世代(2G)で、日本は海外とは異なる独自の通信方式を採用。それにより、日本向けとは異なる仕様の端末の開発が求められ、90年代の海外展開の足かせになった。NTTドコモなど、携帯電話会社が端末を買い取ってくれる日本とは異なり、自ら販売チャンネルを構築しなければならないことも苦戦の要因となった。
 国内市場が伸びている間は海外進出に失敗しても取り戻せたが、電子情報技術産業協会(JEITA)によると、国内の携帯端末の出荷台数は近年、頭打ちが続いている。日本メーカーは飽和状態になった国内から、海外に市場を求めざるを得なくなったわけだ。
 ただ、日本メーカーには、これまでとは違う風が吹いている。中国などアジア各国では今後、大容量のデータを送受信できる第3世代(3G)携帯電話サービスが相次いでスタートする。日本が得意とする動画やゲームの配信などを武器に、今までつかみきれなかった海外の需要をとらえることができるとの期待が膨らむ。3Gの導入でネットに接続するNTTドコモの「iモード」が爆発的に普及した成功体験から、シャープの大畠昌巳執行役員は「日本の得意分野が生かせる」と話す。
 さらなる追い風も。「LTE(ロング・ターム・エボリューション)」と呼ばれ、10年以降に導入される通信規格は日本と海外で同じ通信方式が採用される見通しだ。野村総合研究所の北俊一上級コンサルタントは「日本の携帯の技術や商品性は、海外でも何の問題もない」と指摘する。
 共通の通信方式が実現すれば、多機能・高品質という日本メーカーの強みが生かせる可能性が広がる。06年に中国での販売を休止したパナソニックや、NECも海外への本格的な進出を探っている。

3. プッシュメール(ぷっしゅめーる)

 プッシュメールとは、メールサーバーが受けたメールを、すぐに自分の端末まで自動的に送ってくれるシステムのことをさしますワン。
 プッシュ型電子メールとも呼ばれます。日本ではiモードメールなどの携帯電話用メールが代表的なプッシュメールです。
 一般的なインターネットのメールは、一度プロバイダのメール用サーバに蓄積されて、ユーザーが自分からアクセスしないとメールを受信できません。しかし、携帯電話メールは相手がメールを送信すると、多少の遅延もありますが、すぐに自分の電話機へ自動的に届きます。
 通常のインターネットのメールがサーバーからプル(引っ張り出す)しなければいけないのに対して、端末までメールを押し出す、つまりプッシュしてくれるわけですワン。これは、パソコン的要素の強いスマートフォンでも必須のシステムといえるでしょう。欧米で大人気になったスマートフォンのBlackBerryも、プッシュメールシステムが採用されています。
 海外の携帯電話ではメールではなく、SMSというサービスを使って携帯電話同士で短文のやりとりをするのが普通。このサービスでは、携帯電話でパソコンから送られてきたインターネットメールを受けることができません。そのため、インターネットメールを即時に受け取れるプッシュメールのシステムは非常に魅力的なのですな。
 ただ、日本でスマートフォンを使う場合、インターネットメールでプッシュメールに対応しているものの、携帯電話用メールそのものに対応していない場合が多いので、購入を考えている人は注意が必要です。ワンワン。

女の子同士のラブストーリー フジテレビ「ノイズ」でアニメ化

2009-06-16 13:34:48 | エンターティメント情報
青い花:女の子同士のラブストーリー フジテレビ「ノイズ」でアニメ化


思春期の少女たちの恋を描いた志村貴子さんのマンガ「青い花」(太田出版)がアニメ化され、7月1日からフジテレビの水曜日深夜のアニメ枠「ノイズ」で放送される。
 「青い花」は、隔月刊マンガ誌「マンガ・エロティクス・エフ」で、04年から連載されている。鎌倉の進学校「松岡女子高」に入学した主人公・万城目ふみは、泣き虫でいつもくよくよしていた。別のお嬢様学校に入学した幼なじみの奥平あきらと10年ぶりに再会するが、あきらはふみにとって特別な存在だった……という女の子同士の繊細な恋愛と友情を描いた物語。
 監督は、「のだめカンタービレ」「ハチミツとクローバー」のカサヰケンイチさん。制作は、アニメ「ハヤテのごとく!!」や「とらドラ!」のJ.C.スタッフ。毎週水曜日深夜2時8分から放送。


2. 広がる特撮の夢 支えるゲームソフト

 「スター・ウォーズ」を制作したジョージ・ルーカス氏の映画制作会社、米ルーカスフィルムは、より優れた視覚効果を低予算で実現させるために米ソフトウエアメーカーのジェンアーツと提携すると発表した。

 米映画「十戒」(1956年公開)の中で紅海が割れるシーンが描かれて以来、映画制作各社は映像化の困難なシーンの作成法を模索してきた。両社はアカデミー賞視覚効果賞を受賞した「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」をはじめ、「アイアンマン」「トランスフォーマー」などで共同実績がある。

 ルーカスフィルムのリチャード・ケリスCTO(最高技術責任者)は「特殊効果を取り入れたいと相談に訪れる映画監督が引きも切らない。ただ、夢は大きくても、予算はカットされるばかり」と指摘する。

 DVDの販売不振など厳しい環境に置かれるハリウッドの制作会社にとって、映画制作の低コスト化は最重要課題だ。米映画会社ライオンズ・ゲート・エンターテイメントは、スタッフの8%を削減し、第3四半期決算で9340万ドル(約91億7750万円)の損失を計上した。同業のワーナー・ブラザーズなども人員整理を行っている。

 ケリス氏とジェンアーツのキャサリン・ヘイズCEO(最高経営責任者)の説明によれば、提携の目的の一つは、セットを組む前に、その効果が映画の中でどう見えるか確認できるツールを開発すること。もう一つは、実写映画用に開発したその効果作成ソフトをゲームにも応用し、ゲーム映像の品質向上を図ることだ。

 これらを達成すれば、映画とゲームの両方で制作時間やコストの削減が期待できるほか、共通ツールを利用することで、プラットホームの異なるメディア間でキャラクター、ストーリーの一貫性が保たれる。

 特殊効果を得意とするルーカスフィルムはジェンアーツの映像“合成用”ソフトを利用して、新たなソフトを共同開発する。一方、ジェンアーツは共同開発したソフトをほかの映画・ゲーム制作会社に販売する権利を取得する。

 特殊効果の活用場所は、壮大なシーンが必要な超大作だけではない。映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」では、実写映像にコンピューターで作成したイメージがはめ込まれている。

 ヘイズCEOは「視覚効果はいろいろな所で使われている。ファンタジーだけではなく、リアルさを表現するためにも不可欠な技術だ」と語った。

北米映画興行収入 公開2週目の「The Hangover」が1位

2009-06-15 17:21:42 | 映画 話題等
北米映画興行収入=公開2週目の「The Hangover」が1位


映画スタジオの推計に基づく6月12日―14日の北米映画興行収入ランキングは、前週初登場で2位だったコメディ作品「The Hangover(原題)」が3340万ドル(約32億8000万円)を記録し、1位に浮上した。
 トッド・フィリップス監督がメガホンを取り、ジャスティン・バーサ、ブラッドレイ・クーパー、エド・ヘルムズが共演したこの作品は、結婚を直前に控えた3人の男性が、ラスベガスのパーティーで羽目を外してしまい、何が起こったのか翌日に思い出そうとするストーリー。アクションも盛り込まれた同作品の予算は3100万ドルとされており、累計興行収入が業界関係者の予想通り2億ドルに到達すればかなりの成功と言える。
 また、同作品は、18歳未満の観賞を制限するR指定のコメディ映画としては最速の10日で、1億ドルの大台を突破。これまで最速だった「セックス・アンド・ザ・シティ」の11日の記録を塗り替えた。
 一方、スターを起用した2作品は、不調なスタート。デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタが共演した地下鉄のハイジャックをめぐるスリラーは2500万ドルで3位。エディ・マーフィー主演のファミリー向けコメディ「Imagine That(原題)」は570万ドルにとどまり、6位だった。
 北米以外では、公開2週目となる「ターミネーター4」が4610万ドルで1位だった。


北米映画興行収入トップ10

 映画スタジオの推計に基づきロイターが14日にまとめた6月12─14日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。

順位            興行収入

1 (2) The Hangover .................. 3340万ドル
2 (1) Up ............................ 3050万ドル
3 (*) The Taking of Pelham 1 2 3 .... 2500万ドル
4 (4) Night at the Museum ............960万ドル
5 (3) Land of the Lost .............. 920万ドル
6 (*) Imagine That .................. 570万ドル
7 (5) Star Trek ..................... 560万ドル
8 (6) Terminator Salvation .......... 470万ドル
9 (8) Angels & Demons ............... 420万ドル
10 (7) Drag Me To Hell ............... 390万ドル
 [ロサンゼルス 14日 ロイター]



2. 反町がフジ系「BOSS」最終回ラスボスに

 俳優、反町隆史(35)がフジテレビ系「BOSS」(木曜後10・0)の最終回(25日放送)に出演することが14日、分かった。反政府テロリスト役で、天海祐希(41)演じる“ボス”と対決する。
 前週18日放送から登場し、警視総監を誘拐する大胆不敵な犯行でボスの最大最強の難敵になる。反町は「新しい役どころなので、イメージを大事にして挑戦していきたい」と不敵な笑み。
 所属事務所が同じ天海とは、02年のNHK大河「利家とまつ」などの共演作があるが、本格的に絡むのは初。「まさにBOSSというイメージでとても魅力のある方」と反町。天海も「迎え撃つ相手として不足なし! こちらも全力で立ち向かいたい」と気合十分だ。
 4月期の民放連ドラでは高視聴率を持続してきた同作が、強力援軍でラストスパートをかける!!

米女優J・アニストン、クリスタル・アワードを受賞

2009-06-15 13:27:26 | エンターティメント情報
米女優J・アニストン、クリスタル・アワードを受賞

「2009クリスタル・アンド・ルーシー・アワード」授賞式が12日、ロサンゼルスで開催され、米女優ジェニファー・アニストンがクリスタル・アワードを受賞した。ルーシー・アワードは米女優ホリー・ハンターに贈られた。
 同アワードはウーマン・イン・フィルムが主催。エンタテインメント産業に貢献した優れた女性を表彰する。


2. 松田聖子ユニバーサル移籍で世界再挑戦


 デビュー30周年を来年に控えた歌手松田聖子(47)が、ソニー・ミュージックエンタテインメントからユニバーサルミュージックに移籍することが13日、分かった。聖子の移籍は今回が3回目。秋にも移籍第1弾のシングルとアルバムを発売する予定で、関係者は「日本でのヒットはもちろん、海外を視野に入れた活動を展開する」としている。ユニバーサルはU2、マライア・キャリー、ボン・ジョヴィら海外の大物アーティストが所属し、世界のネットワークも広い。同社内では早くも聖子の作品を欧米各国で発売する計画が浮上している。
 世界進出の夢は衰えていなかった。デビューからソニーに所属した聖子は10周年の90年、全米でアルバム「Seiko」を発売。さらに米で絶大な人気を誇るニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのドニー・ワールドバーグとデュエット曲を発売。ビルボード54位と健闘したものの、その後の新曲は奮わず、海外での活動から撤退した。
 96年、ソニーからマーキュリー・ミュージックエンタテインメント(現ユニバーサル)に移籍し、初のミリオンヒット「あなたに逢いたくて~Missing You~」に恵まれた。02年に再びソニーに戻っても全国ツアーの動員力は陰りを見せず、ママドルの第一人者として節目の30周年目前。2度の離婚や外国人男性とのスキャンダルなどプライベートの挫折をパワーにしたかのように歌い続けてきた。そんな中で、失敗したままになっていた夢を実現させるべく、環境を変えることを決意。ソニーの慰留を断り再びユニバーサルへ拠点を移す。
 聖子はこの日深夜、公式ホームページで移籍を発表し「これからもいい音楽をファンの皆さまにお届けできますよう一生懸命頑張っていきたいと思います」とコメント。14日にさいたまスーパーアリーナから全国ツアーをスタートする。


3. 米バイアコム傘下のパラマウント、他の映画会社と合併も=バロンズ


 15日付米投資情報週刊紙バロンズによると、米バイアコム傘下の映画会社パラマウント・ピクチャーズは、今後数カ月の間にソニー・ピクチャーズやユニバーサル・スタジオ、もしくは他の映画会社と合併する可能性がある。
 同紙の中で、著名投資家マリオ・ガベリ氏は「現在、7から8の映画会社が存在するが、今後半年から1年の間に業界再編の動きが加速するだろう」と指摘。資金調達コストや製作・広告費用を圧縮できるメリットに加え、グローバル化による恩恵なども享受できると説明しており、「そのような(合併に関する)話を耳にしている」と述べた。
 同氏はガムコ・インベスターズの最高経営責任者(CEO)で、バイアコム株を所有している。
 また同氏は、バイアコムについて「多くのキャッシュを生み出す」可能性があるとして、今年の1株当たり利益見通しを2ドル、来年は同2.40ドルとした。自社株買戻しの可能性もあるという。

米歌手M・サイラス、12月に初の英国ツアー

2009-06-13 08:07:35 | 一般エンターティメント
米歌手M・サイラス、12月に初の英国ツアー

米人気アイドル、マイリー・サイラス(16)が、12月に初の英国ツアーを開始すると発表した。
 ディズニーのドラマ・映画シリーズでロックスターの女子学生「ハンナ・モンタナ」を演じたサイラスは、12月13日と14日の2夜、ロンドンのO2アリーナで公演。その後、6日間でダブリン、バーミンガム、マンチェスターを回る。
 サイラスは先週、9月に45公演の全米ツアーをスタートさせると発表している。




2. 深澤アナ&関根氏コンビ、ニッポン放送で復活


 ニッポン放送のプロ野球中継を彩ってきた往年の名コンビが、13年ぶりに復活することが12日、分かった。7月15日の「ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦」(神宮)で、解説を野球評論家の関根潤三氏(82)、実況を同局OBの深澤弘アナウンサー(73)が担当する。
深澤アナは1964年から実況を開始し、名調子を響かせてきた。関根氏がニッポン放送の専属評論家に就任した66年にコンビを結成。以来、深澤氏が現場を離れた96年まで、関根氏が各球団の監督、コーチを務めた期間を除き、丁々発止のやりとりを繰り広げた。
 野球ファンにはお涙ものの組み合わせ。開局55周年記念日に行われる同試合で、局側が王道の実況スタイルを復活させようと依頼し、深澤氏の快諾を得たという。
 巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(73)との親交でも知られる深澤アナ。1988年6月15日のヤクルト-巨人戦(神宮)で長嶋氏の長男、当時ヤクルトの長嶋一茂選手(43)=現・巨人球団代表特別補佐=がプロ初本塁打を放った際、実況が深澤アナでスペシャル解説が長嶋氏、ヤクルトの監督が関根氏だった。
 ゆかりの深いカードで、果たして思い出話や裏話が飛び出すのか。深澤アナは「関根さんは、試合の見えない部分まで解説できる人。奥深さをどこまで引き出せるか、頑張りたい。昔と同じだなあと感じてもらえるような実況をしたいと思います」と手ぐすねを引いている。


3. マダム・タッソーろう人形館、ハリウッドに8月開館へ

米カリフォルニア州ハリウッドのマダム・タッソーろう人形館が11日、マスコミ向けの内覧会を開催。米女優ジェニファー・ロペスや同俳優クリント・イーストウッドなどのろう人形が紹介された。
 同人形館は8月1日に開館予定。


17歳女子高生「アメリカン・アイドル」がレコード契約

2009-06-12 12:49:14 | 一般エンターティメント
17歳女子高生「アメリカン・アイドル」がレコード契約


米人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」で4位となった17歳の女子高生、アリソン・イラヘタが、レコード会社の19レコーディングスと契約を結んだ。
 19レコーディングスは、アメリカン・アイドルのクリエイター、サイモン・フラー氏が率いるレーベル。同番組の今年度の優勝者、クリス・アレンや準優勝のアダム・ランバートも同レーベルと契約している。
 フラー氏はイラヘタについて、同番組が発掘した最も素晴らしい若手シンガーの1人だと評価している。
 イラヘタはエルサルバドルからの移民である両親とロサンゼルス郊外に暮らす。アメリカン・アイドルへの出演は9歳から熱望していたという。

2. 村上春樹さんの2巻からなる長編小説『1Q84』

『1984年』と『1Q84』
 村上春樹さんの2巻からなる長編小説『1Q84』が5月下旬に刊行され、既に大ベストセラーになっている。題はジョージ・オーウェルの代表作『1984年』のもじりである。長編は5年ぶり、いわゆる大長編では『海辺のカフカ』以来7年ぶりの新作だったのに加え、この謎めいたタイトルも話題を呼んだ要因だろう。
 文句なしに面白い小説、というのが率直な感想だ。2巻で計1000ページを超える長さなのに、まさに本を置くあたわざるといった感じで最後まで読者をつかんで離さない。1949年に出たオーウェルの近未来小説の向こうを張った「近過去小説」との触れ込みだが、『1984年』を読んでいなくても何の問題もなく楽しめる。
 「青豆」「天吾」という2人の人物をめぐる物語が交互に語られ、並行して展開していく構成になっている。『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』や『海辺のカフカ』でおなじみのパラレルワールドだが、これまでとの違いは、割に早い段階で二つの世界のつながりが分かるようになっている点にある。
 作品の核にカルト教団をめぐる謎が据えられているのは興味深い。村上さんは95年の地下鉄サリン事件に衝撃を受け、事件の被害者やオウム真理教の信者らに取材したノンフィクション作品も発表している。新作に描かれたのは現実の事件や教団とは異なる虚構ではあるが、この十数年、「宗教の闇」を見つめ続けてきた作家の思索の深まりが投影されていると感じる。
 84年に大学生だった記者の記憶では、そのころの日本は消費文化にどっぷりつかり、次第にバブル経済への傾斜を強めていく、お気楽な時代だった。その2年前に出た『羊をめぐる冒険』が話題になっていた村上さんも、若手作家の一人に過ぎなかった。当時のソ連・東欧には『1984年』に描かれた全体主義的状況が存在したかもしれないが、日本の84年の現実はそれとは無縁に思われた。
 しかし本当にそうだったのか、というのが『1Q84』という作品の問いかけかもしれない。同時に、この問いは、時代を超えた危機のありようを示唆してもいるようだ。つまり経済にしろ政治にしろ、本当は足元にぽっかりと穴が開き、得体(えたい)の知れないものが出入りしていながら、誰も気づかずにいるといった危うさを。
 この作品ほど、いつまでも読み続けていたいという気持ちを起こさせる小説はなかった気がする。初め第2部までだった『ねじまき鳥クロニクル』が、後に第3部まで書き継がれた例もある。そう考えると、『1Q84』が上・下巻でなく「BOOK1」「BOOK2」と表示されているのは意味深長だ。ちょっと気が早いけれど続編を期待したくなってくる。


3. 手書き風字幕なくなる!? 洋画 なじみ感、柔らかさ魅力だが…

 かつて「書き屋」「タイトルライター」と呼ばれる職人が一文字一文字を筆で書いていた洋画の字幕。その名残で、パソコンの機械的な文字がはんらんする現代でも「手書き風フォント」が使われ続けてきたが、近年、ゴシック文字の字幕が増えているという。味わいのある“手書き”の文字は、スクリーンから消えてしまうのか-。 
 洋画の輸入が始まったのは一九三〇年代で、当時の字幕は「パチウチ方式」。カードに筆で字を書いた「タイトルカード」を基に凸版を作り、フィルムに直接、傷をつける、やや原始的な方法だ。
 その後、手書きのタイトルカードを撮影して字幕だけのネガを作り、映像ネガと重ねてプリントする「撮影/焼き込み方式」が主流になった。
 手書き字幕が消えていき、活字で字幕ネガが作られるようになったのは八〇年代から。パソコンが出回り始めた時期と重なる。二〇〇〇年ごろには、文字をフィルムにレーザーで焼き込む「レーザー方式」が登場し、現在に至った。
 お金も時間もかかる手書き字幕がなくなる一方で、手書き文字はスキャナーで取り込んでデータ化され「手書き風フォント」として残った。「佐藤フォント」「橘フォント」など“生みの親”の名前がつけられ、映画風に演出されたCMなどでも活躍している。
    ◇
 手書き風フォントは使用料が必要だが、高額ではない。現在、字幕を手書き風にするか、一般的な活字であるゴシックを使うかは、配給会社の好みによるという。
 ゴシック派は二十世紀フォックス、パラマウント、角川映画など。理由は「DVDでの映画鑑賞の普及」だ。
 劇場では手書き風を使った作品も、DVD版では基本的にゴシック。映画館の年間入場者数一億六千万人に対し、DVD鑑賞人口は六億九千七百万人(08年)という現状で、「DVDやテレビ番組でゴシック文字を見慣れている人が多い」(角川)、「若者は文字へのこだわりがなく、(手書き風は)逆に見にくいらしい」(パラマウント)というのだ。
 一方の手書き風フォント派は、映画らしさへのこだわりを見せる。90%以上で手書き風を使うワーナーは「昔からの映画人は手書きになじみがある」、ディズニーも「手書きの柔らかさは映画らしい。われわれは映画を手掛けているんだ、というプライド」とする。
 アスミックエースなど、作品によって両方を使い分ける中立派もある。
 ただ、共通認識は「世の流れはゴシック」だ。手書き派のワーナーも「結局は客商売なので、どうなるかはわからない」と本音を漏らす。配給会社の字幕担当者の世代交代が進むこともあり、「いずれ手書き風はなくなる」とのため息も聞こえる。
    ◇
 ところで、フィルムを使わない映画のデジタル化は、字幕に影響するのか。デジタル字幕ではDVD同様、文字の縁取りや陰影をつけることが可能で、白い背景で文字を浮き立たせられる利点もある。
 ずっと手書き風を使ってきた東宝東和は、三国志が題材の「レッドクリフ」で、共同配給したエイベックスの意向を受けゴシックを採用した。「デジタルの画面に、果たして手書き風文字がなじむのかわからない」といい、「レッド~」のヒットを機にゴシックへの変更を検討中だ。
 逆に「デジタル時代こそ手書き」を強調するディズニーは「『劇場でDVDを流してるだけ』と思われるのは嫌。手書き文字は、DVDと劇場版を差別化する手段になる」。ワーナーは「デジタルスクリーンも従来のフィルム風の画質を追求するはず」と、デジタル化と字幕はあまり関係ないとの姿勢だ。