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北米映画興行収入=S・ブロック主演作が初登場首位

2009-06-22 11:52:09 | 映画 話題等
北米映画興行収入=S・ブロック主演作が初登場首位

映画スタジオの推計に基づく6月19日―21日の北米映画興行収入ランキングは、サンドラ・ブロック主演のロマンティック・コメディー「The Proposal(原題)」が、3410万ドル(約33億円)で初登場1位となった。
 同作品はブロックにとって、主演作品として10年ぶりの1位となり、オープニング興収としても自身過去最高となった。ブロックが最後に北米で1位を獲得したのは、1999年にベン・アフレックと共演した「恋は嵐のように」だった。
 「The Proposal」はオーストラリアやロシアでも1位を獲得しており、北米以外10カ国の興行収入は1000万ドルになったという。

 このほかでは、公開2週目のコメディ作品「The Hangover」が2690万ドルで2位に後退。

ジャック・ブラックの「Year One」が2020万ドルで初登場4位となった。


2. 北米映画興行収入トップ10

 映画スタジオの推計に基づきロイターが21日にまとめた6月19─21日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。

<順位               興行収入/b>

1 (*) The Proposal .............................3410万ドル
2 (1) The Hangover ............................ 2690万ドル
3 (2) Up ......................................2130万ドル
4 (*) Year One .................................2020万ドル
5 (3) The Taking of Pelham 1 2 3................1130万ドル
6 (4) Night at the Museum ........................730万ドル
7 (7) Star Trek ..................................470万ドル
8 (5) Land of the Lost ...........................400万ドル
9 (6) Imagine That ...............................310万ドル
9 (8) Terminator Salvation .......................310万ドル
 [ロサンゼルス 21日 ロイター]

映画における新聞記者 世の中をのぞく窓

2009-06-22 08:50:15 | エンターティメント情報
経済危機で描き方変化も 映画における新聞記者 世の中をのぞく窓


 新聞記者を主人公にしたアメリカ映画が、相次いで公開されている。この春の「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」に続き、現在「消されたヘッドライン」と「路上のソリスト」が上映中。ペン1本で真実を追う新聞記者は昔から映画の格好の題材だが、インターネットの普及による新聞社の経営危機などもあり、描かれ方には変化も出ているようだ。

 「消されたヘッドライン」の主人公は、首都ワシントンの架空の新聞社、ワシントン・グローブの敏腕記者。友人の国会議員の不倫スキャンダルに絡んだ巨大な陰謀に挑む。一方、ロサンゼルス・タイムズに掲載されたコラムを映画化した「路上のソリスト」は、新聞記者と路上生活をしている天才ミュージシャンとの交流を描いている。
 映画評論家の品田雄吉・多摩美術大名誉教授は「『消されたヘッドライン』では不正を暴き、『路上のソリスト』では貧困に悩む人々に接することで現実のアメリカを浮き彫りにしていく。観客は新聞記者を窓口に世の中を垣間見ることができる」と分析する。

 品田さんによると、特ダネを狙ったり不正と戦う社会正義の象徴などとして、新聞記者は昔から何度も映画に登場してきたという。コメディーの「或(あ)る夜の出来事」「ローマの休日」、政治スリラーの「スクープ 悪意の不在」、実話を映画化した「ゾディアック」など枚挙にいとまがない。
日本でも新聞記者が主人公の映画は多く、最近も「クライマーズ・ハイ」「闇の子供たち」「世界で一番美しい夜」などがスクリーンに登場した。
 日航機墜落事故をめぐる報道合戦に揺れる地方新聞社を描いた「クライマーズ・ハイ」の原田眞人監督は、新聞記者を描いた映画の魅力について「記者は個人商店のようなもの。個性と個性のぶつかり合いが面白い」と語る。
 原田監督は、ジャーナリストを描いた映画の代表作として「大統領の陰謀」を挙げる。ニクソン米元大統領を失脚させたウォーターゲート事件を追うワシントン・ポスト紙の記者を描き、リアルな編集局のセットも話題になった。
 「『大統領の陰謀』をしのぐ作品は今後、出てこないのではないか。70年代のアメリカ映画界にはプロデューサーや脚本家に知性派が多く、骨のある企画がたくさんあった。今は金もうけのためのイベントムービーと化している」と嘆く。
 新聞社の描き方にも変化が出てきた。「消されたヘッドライン」では主人公が勤める新聞社が大手メディア会社の傘下に入り、編集局長は売れる記事を要求する。「路上のソリスト」に登場するロサンゼルス・タイムズは、親会社が昨年12月に事実上の経営破綻(はたん)に追い込まれており、映画の中にも同僚記者がリストラされる場面がある。
「電子版の普及などで紙媒体は厳しい状況を迎えている。日本も人ごとではなく、邦画にとっては面白い題材になるのではないか」と話す品田さんはこう指摘する。「新聞記者を描いた映画は今日的な情報を盛り込みやすいなどのメリットがある。今後も一つのジャンル映画として作られ続けていくでしょう」


2. 高齢者のアイスホッケーチーム、80代の選手も 米東部

ボストン郊外のアイススケート場に毎週3回集まり、熱心に練習するホッケーチーム。「クインシー・ボールド・イーグルス」には地元の選手60人が所属している。ユニークなのは、ほぼ全員が60歳以上だということ。80代のメンバー5人も、「通える限り続けたい」と張り切っている。
チームは16年前、ビル・ルイスさん(80)が設立。当初のメンバーはわずか5人だったが、近隣の経験者、初心者が続々と仲間入りした。
ルイスさんと同じ年のメンバー、ウォーレン・ルイスさんは、学生時代に名門ボストンカレッジの選手として活躍し、全米優勝を果たした経験もある。「ホッケーは若者だけでなく、年寄りにとっても楽しいスポーツ。ただし、われわれのはスローモーションのホッケーだが」と笑う。
メンバーの多くは60代で、70代も23人。人数が不足した場合だけ50代の参加も認めている。練習では毎回、黒と白のジャージに分かれて試合を楽しむ。全米トーナメントの70歳以上の部に参加したこともあるという。
アイスホッケーの特徴でもある激しい体当たりは禁止だ。「だれかが転倒したら、2―3人がかりで起こすことになるからね」――メンバーの1人、ディックさんがそう説明する。
参加の動機は人それぞれだが、「健康のため」という声が多いようだ。「若さを保ちたいというのが目的。この年には見えないでしょう」と胸を張るのは、73歳のブライアンさん。ひざの痛みやリウマチなどでしばらく休むメンバーもいるが、そんな時もチームに復帰したいという気持ちが励みになる。
一方、ディックさんは「退職して社会とのつながりがなくなるのは寂しいもの。ここでの仲間意識がそれを埋めてくれる」と話す。隣からもう1人のメンバー、ジャックさんが「昼間からテレビを見ているより、よっぽどいいのは確かだね」と、明るく付け加えた。