(juin 2003)
今年も6月に入ってしまった。仏検2級の試験が近づいている。結果はどうでもよいとは言うものの、試験前はストレスがかかるようである。今までほとんど気にとめていなかったaccentに注意しながら書くことまでやっている。最近、2001年秋に買ってそのままになっていたThe Ultimate French Review and Practice を読みながら練習問題をやっているが、これは意外と自分に合っているようだ。これからはこの本をBibleとして毎日読みながら、出てきた単語やフレーズを使って関連の文章を書いていくという作業を繰り返すことにより少しはましになりそうな予感がしてきた。まだ2年にもなっていないのだから、じっくりと感触を掴んでいきたい。
The Ultimate French Review and Practice
4月から某学校の作文添削を始めた。これまで3回、苦しみながら書いている。評価はB、A、Aをもらっているが、これは続けるのが大変。見えない人を相手に文章を書くというのは辛いものがある。しかし、ここで書いたことがDELFの口頭試問で役に立った。添削とは別に、自分が興味を持つ話題について考えをまとめておくのは有効だろう。(添削は結局のところ3回しか続かなかった)
仏検2級の1次試験が今日あった。10時から12時半まで、三田の慶應大学で。読解力が1時間半、休憩20分をはさんで書き取り聞き取りが35分。DELFでは見られなかった中年の人が教室の中に3-4名いたようだ。前半の読みは1時間くらいで十分の内容であった(TEFやDELFに比べるとたっぷり時間がある)。しかし、それから読み直していくつかの勘違いを見つけたので、他の試験でも自分で気付かないだけで早とちりが結構あるのではないか。書き取りに関しても、比較的ゆっくり読んでくれているので、内容はほぼ掴むことができた。綴りについてもこの1ヶ月意識的に見ていたので、間違いを最少にできたようだ。全般的な印象として、まだ余裕があり自分の限界にはきていないように感じた。解答がすぐに配られなかったので(郵送されるそうだ)正確にはわからないが、自己採点では85点前後で合格しそうだ。1級を来年秋に予定していたが、今年の秋にまず予備的にトライしてみようかという欲が出てきている。
最近、 Citations du Monde.comから毎日1文を送ってもらい、文章の感触をつかむようにしている。また、France 2やFrance Cultureを聞きながら、scribbleすることも始めている。聞きなれない言葉について辞書で調べたり、すでに知っている言葉がこんなにも違った音として聞こえるのかということを知り楽しんでいる。明後日からヨーロッパに出発するが、フランスで自分の中がどのように変化するのかが楽しみである。
Citations du Monde