ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

命に別状のない傷ほど・・・

2017年10月20日 | 気になる人々
命に別状のない傷ほど、
人は痛いと騒ぎ立てるものです。

(水滸伝 2 替天の章、北方謙三)




痛い痛い、
大変だ大変だ、
怖い怖い、

自分も騒げるだけ
騒いでいることがあります。(*´∀`*)

あとになってみれば、
そのほとんどが、
それほどじゃないことが多い。

実際、騒げるだけ、
まだ大丈夫なのです。

小さい犬ほど、
吠えると言いますね。

人間も、きっと、
それに似ているのではないかと。(^.^)

騒ぎ立てる人間は、
自分の身にふりかかった事柄を
受け入れたり、受け止める余裕がなくて、
過敏に反応してしまうのです。

あるいは、
「自分だけが大変だ」
「私だけが不幸だ」
「オレが一番苦労している」
みたいなメッセージを伝えたくて、

そういう方向性で、
まわりから注目されたくて、
騒いでいることもあるでしょう。

大げさに騒ぐ前に、
騒げるだけマシだって
思えたら、

もう少し、自分のなすべきことを
早いうちに見つけられるかもしれない。

騒いだところで、
状況は何も変わらない。

「騒ぎ立てるだけの人間」
というレッテルを貼られたら、
ますます生きにくくなってしまう
のだから。( ´ ▽ ` )ノ

何度も痛い目に遭ってれば・・・

2017年10月19日 | 気になる言葉

何度も痛い目に遭ってれば、
世の中には自分一人の力では
どうしようもないことが
あるぐらい、分かるよ。

ただ、そこまでは死ぬ気で頑張る。
そのうちに限界は広がるんだ。

(ラスト・コード、堂場瞬一)




これまで、
パソコンを使うために、

どれだけフリーなアプリや、
ソフトウェアを使ってきたんだろう?

ぜいたくなことを言うようだが、
使えないものもあったし、
ずーっと使っているものもあります。

ネット上で
生きている?と、

無料の助けにいっぱい出会って、
それらを無意識に引き出しているから、

助けられていることを、
忘れがちになる気がします。

つまり、
ネットさえあれば、
自分一人で生きていけるような錯覚。(´-ω-`)

「無料」だから。

しかし、
誰の世話にもならないことと、

無料の助けを
無意識に受けていることの間には、
大きな違いがあることだろう。

本当の自立をしているわけじゃない、
ってことです。

情報化社会から、
情報を引き出す術は、
身につけていても、
何かが足りないのです。

パソコンやスマートホンの前では、
死ぬ気でがんばるようなことはない。

やっぱり、
現実社会で出くわす、
生死につながっていく事柄が、
人を成長させるんだと思います。( ´ ▽ ` )ノ

縛られたくない

2017年10月17日 | 気になる言葉
よくいってたよね。
俺は何にも縛られたくないんだ、って。
でもさ、そんなの無理だって。

あたしたちはこの国に生まれて、
この国の法律に従って、縛られて、
生きていかなきゃいけないんだって。

(プラージュ、誉田哲也)





自由っぽく見えて、
自由になったつもりで入り込んだところが、
実際は、出口が不自由で狭すぎたり、
そもそも出口がなかったりということがあります。

見た目の、入口の広さだけに
だまされちゃいけないんですよね。

ネット社会を見ていると、
そう思わされることが多いと思います。(´-ω-`)

私が目にしているのはその人の一部だけ

2017年10月15日 | 気になる言葉

「ああだったらよかったのに」
「私が本当に望んでいたのは
あっちだった」などと考え...
いまの自分の生き方を
失敗、敗北だと考えると
たとえいいこと、うれしいことがあっても
目に入らなくなるので、ますます
「私はみじめ」という思いが強まることになる。

この連鎖を断ち切るには、
どうしたらよいのか。
だれかを「うらやましい」と思った時に、
「私が目にしているのはその人の一部だけ」
と自分に言い聞かせることだろう。

(50代になって気づいた人生で大切なこと、香山リカ)




"だれかを「うらやましい」と思った時に、
「私が目にしているのはその人の一部だけ」"
という言葉について考えさせられます。

リアルな社会にかぎらず、SNSなど
ある程度「見せたいように」見せられます。

それだけに目を奪われると、
相手が自分と同じ人間だということを
忘れてしまう時すらあります。

苦しいこと、悲しいこと、うまくいかないこと、
みんなたくさん抱えているんだってことを。

見せられていることと、見えないことと
どちらも見える目をもっているはずなんですが。(´-ω-`)



人は、自分がされたことを、人にして返すものです。

2017年10月11日 | 気になる言葉
人は、自分がされたことを、
人にして返すものです。
優しくされれば、人に
優しくすることができます。
冷たくされると、
人に冷たくしたくなります。

そう考えると、人を傷つける人は、
自分自身が傷ついていると
理解できます。
自分自身が傷ついているから、
自分自身を大切にできないのです。

(反省させると犯罪者になります、岡本茂樹)




自分の家族とか、親友とか、
思い入れのある人から
冷たい反応をされると、
イラっとくるのは分かります。

けれども、時に、
それほど思い入れのない人でも、
なんだか冷たい反応を感じると、
イラっときたりします。(´-ω-`)

これって何でしょうね?

と考える前に、
本当に冷たい反応を
されているんだろうか、
と考えてみると、

それは、ただ
「メールの返事が来ない」
ということだけだったりするのです。

メールの返事が来ない=冷たい反応、
とは限りません。

こちらが思っている以上に、
メールを打つのが苦手な人もいます。

思い入れのない相手だけに、
こちらも、相手のことを
よく知らないので、
なんとも言えません。

なんとも言えないはずなのに、
「冷たいことをされた」
と思い込むのだけは
チョー速かったりします。(*´∀`*)

何ごとも速いのはいいですが、
思い込みだけは遅いほうがいいですね。(^.^)

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^