ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

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人は自分のことすら 理解できないのです。

2012年10月22日 | 気になる世間
人は自分のことすら
理解できないのです。

(9つの性格、鈴木秀子)


そっか、あの人と私には、
利害関係しかなかったのかもね、
と思うことがあります。

一つは、以前の会社の
同僚と再会したとき。
懐かしさを、自分の心の中に
呼び起こそうと思っても、
そんな気分になれない自分がいる。
(もちろん、相手によっては、
 意気投合する場合もある…)

もう一つは、
自分では、親しくしていた、
あるいは、面倒を見ていた、
と思っていたけれど、相手が
そんなふうに思っていない
という事実が分かった時。

考えてみれば、簡単なこと。
自分自身が、利害関係だけで
付きあっていた、もしくは
相手をしていただけだから、
そうなるのです。

乱暴な言い方かもしれませんが、
もしかしたら、会社だけでなく、

家庭をも、
利害関係以外にありえない、
と見る人がいるかもしれない。

養う、養われるという経済力。
愛する、愛されるという心の力。
こんな感じのものです。

もちろん、
何も問題が起こらないときには、
生活がゆがむことはありません。
しかし、何か起こった時には…

さっき、古いアルバムをめくっていたら
俳優でお笑いタレントである親友「石倉三郎」氏との
ツーショット写真が目に飛び込んで来ました。

お互いに、
何の得があるわけでもなく、
それぞれの感性に惹かれて、
ちょっとした出会いから、
今でも交流が続いています。

何の利害関係もない彼には、
なぜか、私の魅力を
理解してもらっている、
という確信があるように思います。
(思い込みかもしれませんが…)

不思議なものです。

もちろん、利害関係を悪者扱い
するつもりはありません。

利害関係だけを見て、
人それぞれの魅力に気づかない、
私や人間の方に、問題があるのでしょう。

それに、いくらか利害関係がなくては、
誰も責任をもって、生きることを
考えなくなるのも事実です。

ただ、何か息詰まった時には、
利害関係のない誰かに対して、
「自分のことを理解してもらえて、
 気づきを与えてくれるかも…」
と思うのは、差し支えないでしょう。

そのかわり、
利害関係のないところだけに、
逃げるのはやめましょう。
それは賢明じゃないです。


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