選ぶとは捨てること、 捨てるとは選ぶこと。

もっと本腰を
お入れになってください
ということです。

いままであなたが得られたものを、
全部お失いになっても後悔しない、
というお覚悟を持ってください。

(楠木正成、童門冬二)

何かに本気になる、ということは、
他のことは捨てることになるかもしれない、
っていう覚悟をすること。

その覚悟なしでは、
本当の意味で、
本気にはなっているとは
言えないでしょう。

何を選び、何を捨てるか、
っていうことが、
生きている間には、
何度も何度も迫られてる気がします。

能力にも時間にも、
限りがある。

というか、
私もそうだけど、
能力も時間も少ないと
感じる人ほど、

しっかり選ばないと、
どんどん流されてしまう。

それなのに、
捨てることもしなければ、
選ぶこともしないで、
自分をごまかしてしまう時が、
人間にはあるように思います。

選ぶとは捨てること、
捨てるとは選ぶこと。

能力や時間にかぎらず、
お金や人間関係も含めて
自分のもっている資源には
限界があることを思い出せば、

選ぶことに対して、
もっとちゃんと考えるように
なれると思う。

ただ、選ぶための判断材料になる
情報が大量すぎて、今の世の中は、
迷ってしまうことが多いから困る。

とはいっても、その中で
選んで学んでいくしかない。