家庭でできる自然療法

2008-03-06 15:48:48 | Weblog
やっと買いました。
この本を知ったのはいつも買う八百屋で。
それから長い間が立ち~。
マクロビオティックというわけではないので,最初はあまり興味がありませんでした。
その頃はきちんとマクロビオティック本の通りにやらなければ~という感じでしたから^^;
しかし,改めて向き合ってみると,マクロビオティックには決まりはないのですよねぇ。

この本の著者である東城百合子さんは現在82歳?
昭和24年に重度の結核になったそうです。
その頃結核と言えば今のガンのように恐れられていた病気で特効薬もまだなかなか手に入らない。
命はとりとめたものの,薬の副作用に苦しみどんどん悪化していきました。
当時結核は栄養のあるものを取ってーという認識でした。
そして肉や卵,バター,チーズ。
しかし悪くなるばかり。
その時に医師でもあり食養を学んだ方に,
「アルカリ性の血液では結核菌は死ぬ。栄養を取るなんて言って動物性の食品ばかり取っていては血は汚れてばい菌は喜んで巣食う。
まず頭を切り替えて血を浄化する食物を取れ」と教えられたそうです。
(東城先生は栄養学も学び,栄養士の資格も持っていらっしゃいます。
 その栄養学を忠実に実行しても病気は治せませんでした。)
そして玄米,野草,海藻,野菜,豆類やごま,動物性は小魚,白身魚,鯉こくなどごく少量に切り替える食事を行いました。
+しょうが湿布,こんにゃく湿布などのお手当て。
これにより死に掛けた体から救われ,命の復活をされました。
それから同じように病に悩む人たちのためこの本を書かれ,今でも活動されています。

昭和53年から版を重ね,平成7年には60万部を突破しています。
そんな長年かかって60万部というとそんなものかなと思うかもしれません。
しかし,この本は一般書店にはなく自然食品店などでしか手に入らないのです~!
(最近はネット通販でいろいろなサイトで手に入りますが)
版は私の持っている平成19年のものでなんと860版目になってます。
いかに長く多くの人に指示されてきたかということです。
何版かによってこの本と出会ってからの年数がわかりますね
それからこの本は全国の図書館にあります。
健康本というのはよほど信頼性がないと図書館には置かないそうですよ。
図書館で読むのもいいですが,実際やってみないとわかりませんし,続けていかないと効果は出ません。
ただ読みました,理解しましただけでは頭で考えてるだけで,手のひら,触感がありませんからね。
困ったとき何度も読み返してみないとわからないことがたくさんあります。
やはり家に1冊あるのがベストだと思います。

内容は1つ1つの療法や食事が詳しく説明されています。
いわゆる病院にいけば病名がつくことばかりでなく,
便秘・冷え性など未病といわれ体質ですまされてしまうものについてもしっかり病気であるととらえ,治療方法が載せられています。

○主な目次
病人のための食養生,手当て,体操
ガン
呼吸器系の病気
消化器系の病気
循環器系の病気
泌尿器系の病気
性の病気
神経系及び脳,脊髄の病気
婦人に関する病気
甲状腺の病気
子供の病気
歯及び口腔の病気
耳鼻・のどの病気
眼の病気
皮膚の病気
外科・応急処置
肛門の病気
感染症
その他(乗り物酔い・アレルギー・肩こりなど)

体の不調で困っている人には必ず助けになると思います。
毎日続けても治したいという希望が大事。
東城先生は「病気は治すものではありません。学ぶものです。」
生き方を学んでゆかなければー。

コメント (9)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Organic Base マクロビオティ... | トップ | こけました »
最新の画像もっと見る

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうです、この本! (nao)
2008-03-06 19:57:00
 この本です。図書館で借りて隅から隅まで読んだ本(笑)私も購入しようと思っています!
 でもお手当ては実際やってみないと身につきませんね。しかも体質に合わないお手当てをすると不快ですし。また、その季節によって自分の体調も違いますしね、、。自分の体の感覚に素直に生きることが大切なのでしょうね。
返信する
ありがたい・・・ (ぴよ)
2008-03-07 11:32:22
paruさんもですが、こうして自ら体験して分かった方々が、こうして伝えてくださるおかげで なんとありがたいことでしょうか。

婦人に関する病気 のもあるのですね・・・今起きている問題が手術せずに済めばいいなぁ・・・・・・
図書館で探してみようとおもいます。
返信する
自然療法 (paru)
2008-03-07 12:25:26
隅から隅まですごいです!
私はまだ自分の気になる体の部位を中心にしか読んでいません。
でも,全体の項目を読むことで,体も全体を整えないと意味がないのだなー,気をつける部分だけ一部だけ見ていては,見えていなかったこともあるのだと,この本で気づきました。
naoさんの買われる本は何版になるのかなー?(笑)>naoさん

先人の知恵を忘れて新しいものばかり,で失敗している世の中ですものね。
本当にありがたいです。
毎日続けることが大事なのだそうです。
手術するにしてもしないにしても手助けになると思います。
図書館で借りられるといいですね。>ぴよさん
返信する
Unknown ()
2008-03-07 15:25:16
この本、私も本当に重宝してます。とは言っても
まだ全て読破には至っていません。質、量ともに内容が濃いですよね。自分の感覚として浸透するように、すぐ手に取れる場所に一つ置いておきたい本です。
返信する
ご゛紹介ありがとうございます! (hitomi)
2008-03-07 20:25:21
20年以上前、母が森下さんの玄米菜食始めました。母と私は一時痩せたのですがスグ戻り、父だけガリガリのままでした。(笑
)痩せるためにやったわけではありませんが。

左幸子もこれを実行したけれどお亡くなりになりましたね。

今は厳格にやってはいませんが玄米+雑穀は美味しいので続けています。
返信する
玄米菜食 (paru)
2008-03-07 23:18:21
痩せるのはカロリーだけでなく排毒の症状もあるかもしれません。
玄米菜食も重い病気を治したい人は専門家に教えてもらったりして、自己流でやらない方がいいのではーと思っています。
玄米のたきかたや副食の組み合わせなど人によって違いますからね。
玄米菜食で白砂糖はだめだけど、茶色い砂糖なら毎日食べてもいいと誤解してる人もいたりします。>hitomiさん
返信する
内容 (paru)
2008-03-08 23:39:46
本当に内容は濃いです。
いざというときと毎日と,両方に役立つと思います~。>里さん
返信する
Unknown (hitomi)
2008-03-14 23:41:35
図書館でリクエストしました。
返信する
図書館 (paru)
2008-03-15 01:28:31
図書館になかったですかー?
入るとよいですね。>hitomiさん
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事