天平勝宝4年(752)から、一年も絶やすことなく、延々と現在に
至っている奈良東大寺二月堂の「お水取り」の儀式が、昨日未明に
終了したが、若狭井という若狭湾につながっていると称される、
井戸から水を取るために、若狭の冷たい風が水と共に流れてきて、
この儀式が終っても、まだ当分は寒さが残ると言われています。
今年も三月に入って、いったん春めいた好いお天気が続いたのに、
奈良の坊さんたちの伝統儀式で、また寒くなり、漸く今日の午後から
青空が戻ってきました。
阪神電車に乗れば、近鉄電車との相互乗り入れで、奈良まで直通で
行ける場所に住んでいながら、仏事には関心が薄いこともあり、
未だ見に行ったこともなく、どうやら千三百年の伝統儀式を見る
ことなく終りそうです。
早く本格的な春が来て欲しい。寒い所とは縁の多かった人生を
送ってきましたが、相変らず寒さは苦手です。
せめて次の日曜日は、好天に恵まれてもらいたい。
ほぼ一ヶ月もテニスから遠ざかっています。なにしろ冷たい六甲颪を
まともに食うコートなので。
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