メガバンクは優遇され過ぎてきた。
不良債券が多発したのは、銀行経営者の失態である。
ところがメガバンクは、不良債権が多額に上ったことを、
逆に利用して、それを処理する赤字で、法人税の納付を
免れてきた。
しかもその間に、多額の公的資金の注入まで受けてきている。
国民の税金で、メガバンクは納税を免れ、生かしてもらって来た。
経営内容が最も良い、三菱UFJでも10年間の長きにわたり
法人税を収めない時期が続いていた。
三井住友は15年間。最も内容が悪い、みずほは18年も納税を
免れる。
国家の歳入が大幅に減った理由のひとつに、大手銀行の法人税
不払いがあると言っても過言ではない。
法人税を納税を免除されていても、銀行員の給与ベースは高い。
この間も、中小企業に働く、給与所得者には、容赦のない酷税が
課せられていた。
民主党政権になって、社会保障と称して、各種の保険料の天引きも
増えている。野田が狂ったかに、税と社会保障の一体化と喚くからだ。
メガバンクの繰越欠損金は、いまだに13兆円もある。
公務員のみならず、メガバンクの高級体質にも、国民は疑問を持つ
権利を持っている。
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