作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 大臣が来ると 】

2007-10-27 11:51:00 | 04 時事ニュース


25日(木)に、大阪中の島にあるロイヤルホテルで、
堺屋太一氏が主宰する堺屋塾が開かれた。
神戸からの湾岸線が、大阪市内に入ってから、
意外と渋滞し、定刻の6時半に対して、ボクは6時
15分に着いたのだが、ホテルの宴会場の入り口
辺りから、ものものしい警戒態勢が取られていた。
誰か大物が来るんだろうと、思っていたら、ボクと
相前後する形で、渡辺喜美大臣が到着した。

堺屋塾の場所が、いつもより奥まったところに
変更されていた。最近使いだした歩行器を
頼って歩むボクを、渡辺大臣が通り越した。
なんと堺屋塾に、特別講師で参加するための
來阪だった。

このことを事前に知ったらしい人々が集まって、
大きな菊の間が満席に近くなっていた。
これを付けてくださいと、歩む途中でバッジを
付けさせられた。セキュリティーのためらしい。

行革担当の大臣だから、テーマは多い。
だから話題も広範囲に及ぶがこれはという決め手
になるような発言はなかった。公務員の跋扈に
メスを加えるには、あれじゃ物足りない。
公務員とそのOBの給与体系が、統制価格
だと指摘するまではいいが、民間の市場価格に
合させるための施策が無いと何にもならない。

それでも、帰京する時間を、秘書官に命じて
一時間半ほど遅らせ、一時間余をしゃべり、
質問にも応じたのには好感が持てた。

大臣が退席した後、内閣の道州制懇話会の
座長である江口克彦氏が、「地域主権型道州制」
について講演したが、歯に衣きせぬ語り口で、
ボクが兼ねてから主張していたことと重なる部分が
多く、こちらの講演は、大いに意義深いものが
あった。

帰りは阪神高速・神戸線を利用したが、中の島の
入り口で、飲酒運転のチェックを受けさせられた。
堺屋塾では、コーヒーと水しか出ないから、呼気の
中にアルコール分があるわけもない。

江口氏の説く、地域主権型道州制については、
稿を改めて書くことにする。

                      パパゲーノ

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