サルコジの形勢が厳しさを増している。
このままオランド候補の勝利となりそうである。
あれはボクが起業して早々の頃、当時は安売りチケットも無かったから、
JALパックの欠員(15名以上で実行の時の15人目狙い)待ちでパリまで
行き、途中で一行と離れてドイツへ行き、最後の夜のホテルで一行と合同
するといった、苦しい離れ業をやっていた。
パリのホテルに着いた晩に、市街戦が始まったかと、飛び起きた事がある。
内側の部屋だったから、流れ弾が飛んでくる危険性も無いと、そのまま寝て
しまったが、翌朝になって、社会党のミッテランがディスカールデスタンを破り
社会党政権が出来たことを祝う、群集の爆竹の音だったと気がついた。
ミッテランという御仁には縁があったようで、後にチューリッヒの最高ランクの
ホテルをスイス航空からの贈り物で一泊したが、ホテルに到着したら、長々と
赤いカーペットが敷かれていて、玄関に大勢のホテル幹部が待っていた。
このレッドカーペットは、ボクのためかと、冗談で聞いたのだったが、ミッテラン
がもうすぐ到着するのだとの事。ミッテラン大統領は、自らのための赤カーペット
をボク等によって、先に踏まれてしまった。
サルコジには、いろんな疑惑が生じている。人間落ち目になると皆んなそうだ。
オランドが勝利して、ドイツとの蜜月はどうなるか。
メルケル独首相が、今後もフランスとの協調でユーロを支えてくれるのか。
ヨーロッパに節目の時が迫っている。
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