作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

歴史・エッセイ・小説・時事ニュース・・・なんでもござれのブログです。どうぞよろしく。

【 フランスに社会党政権誕生近し 】

2012-05-01 10:47:06 | 02 華麗な生活

サルコジの形勢が厳しさを増している。
このままオランド候補の勝利となりそうである。

あれはボクが起業して早々の頃、当時は安売りチケットも無かったから、
JALパックの欠員(15名以上で実行の時の15人目狙い)待ちでパリまで
行き、途中で一行と離れてドイツへ行き、最後の夜のホテルで一行と合同
するといった、苦しい離れ業をやっていた。

パリのホテルに着いた晩に、市街戦が始まったかと、飛び起きた事がある。
内側の部屋だったから、流れ弾が飛んでくる危険性も無いと、そのまま寝て
しまったが、翌朝になって、社会党のミッテランがディスカールデスタンを破り
社会党政権が出来たことを祝う、群集の爆竹の音だったと気がついた。

ミッテランという御仁には縁があったようで、後にチューリッヒの最高ランクの
ホテルをスイス航空からの贈り物で一泊したが、ホテルに到着したら、長々と
赤いカーペットが敷かれていて、玄関に大勢のホテル幹部が待っていた。

このレッドカーペットは、ボクのためかと、冗談で聞いたのだったが、ミッテラン
がもうすぐ到着するのだとの事。ミッテラン大統領は、自らのための赤カーペット
をボク等によって、先に踏まれてしまった。

サルコジには、いろんな疑惑が生じている。人間落ち目になると皆んなそうだ。
オランドが勝利して、ドイツとの蜜月はどうなるか。
メルケル独首相が、今後もフランスとの協調でユーロを支えてくれるのか。

ヨーロッパに節目の時が迫っている。


「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

091 ← 応援 クリックお願いします 3hearts


最新の画像もっと見る

コメントを投稿