作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 脱原発と叫ぶのは簡単だが 】

2012-11-27 14:42:18 | 04 時事ニュース

関西電力が電力値上げを申請した。
日本で唯一、大飯原発が二基稼働中の関電がである。

原子力に代わるエネルギーのコストが嵩むことを証明
している訳だ。

脱原発、卒原発、もっと激しいのは、原発即時撤廃だが、
地震国日本に原発は危険だと、反対の理由も揃ってはいても
日本の工業エネルギーを考えて、直ちに代替の有効資源は
見つかっているのか。

その地震国の国土に、原発施設は40基以上も存在する。
それらの保全に、原子力の技術者は居なくなって良いので
あろうか。

日本の原発の燃料核はウランだが、稼働中にプルトリウムが
発生する。それを処理するプルサーマル計画も頓挫した。

このままプルトリウムを、何処で如何に安全に保全するのか。

一方で日本から、新規に原発を買おうとする途上国がある。
そのためには、優秀な技術者を抱えて置かねばならない。

あまりにも安易に脱原発を叫ぶのは、愛国者に見えて偽者で
あろうと断言できる。政党に於いては特に然りである。

北海道の新党大地の鈴木宗男は、ロシアからパイプラインで
天然ガスの支給を受けると叫んでいる。

ヤツは、日本の敗戦の際に、天皇の命令で武装を解いた日本軍に
襲い掛かり、樺太・千島を不当に占拠したロシアの手先だろう。

ソ連兵の暴虐行為は、旧満州国、朝鮮半島(特に北朝鮮)に於いて
顕著であった。
ロシアに生命線を握られる愚行を、推進させる男が、日本の政党人
とは末期的な状況とは言えないか。

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