作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 何でも「神戸」を付ければ良いってもんじゃない 】

2011-10-20 15:21:21 | 02 華麗な生活

日本の都市名には、そのままブランドになる地名が
沢山ある。
「神戸」も大震災から十六年が経ち、
東北で津波を伴う激甚災害があったこともあって、
再び神戸を冠する商品が復活してきた。

神戸ウオーターは古くから世界の船乗りの間で
美味い水の代表であったし、
神戸ビーフも立派なブランドだ。
何年か前にドイツで透析を行なったが、一人の医師が
担当
でもないのにやって来て、さんざ神戸ビーフについての質問
を受けたことがある。

「神戸ビーフって、そんなに美味いのか」
「さあ~知らんな~」
「キミは神戸から来たんだろう。なぜ知らん」
「だって食べたことが無いもん」
「神戸に住んでいて、食べたことがないのか」
「ああ、神戸ビーフは高すぎて、ボクには手が届かない」

そんな無駄話をやった覚えがある。
最近は神戸ワインとか神戸コロッケ、はては神戸カレーも
出現した。
なかに神戸コーヒーというのがあり、最近我が家
のコーヒー豆がそれらしい。
が、この豆はボクが会社で飲む珈琲と比べてはるかに劣る。
珈琲ならコロンビアかジャマイカだ。
ブルーマウンテンはジャマイカにある山だが生産量が少ない
から、市場に出回っているだけの生産があるわけもない。

神戸の他にも横浜、長崎、札幌、小樽、仙台などなど地名
がそのままブランドとして使えるところが多い。

これは日本各地の農産物や加工品にも適用されるブランド
に成り得て、輸出推進力につながる。

かつて大分県には一村一品運動を指導した平松知事が
いた。
村起しに大いに役立ったと聞く。



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