作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 地方参政権問題考 】

2010-03-02 12:56:35 | 04 時事ニュース


韓国・朝鮮系の在日永住者は合計91万人にも上るそうで、
これに日系ブラジル人など、日本に出稼ぎに来て、長期に
わたり滞在している人々を加えたら、およそ200万人程に
なるらしい。

昨夜の「たけしのTVタックル」は、民主党がマニフェストにも
載せず、衆院選大勝の後、問題の小沢が、かの400名を
引率して叩頭外交を行う国辱行為を終えた足で、
李明博韓国大統領を訪れ、一方的に申し入れをした、
地方参政権についての是非の討論であった。

韓国人と中国人の女性が各一人出席したが、評論家の
三宅氏を主軸に、参政権は日本に忠誠心を持つ
日本国民のみの権利だとの主張と、二世・三世の時代に
入った、しかも日韓統合の時代には、日本国籍を持って
いた人々への、地方に限った選挙投票権ぐらいは
良いじゃないかの主張とが真っ向からの対立となり、討論と
いうより喧嘩沙汰であった。

ボクはかつてドイツに住み、次いでウイーンにも済んだ。
60年代から70年代にかけてのことであったが、当時の
ウィーンはすでに東欧から脱出してきた難民が溢れていて、
映画「第三の男」の舞台となったプラッター地区などは、本来
市民の憩いの場所が、難民の避難所の様を呈していた。

オーストリー政府が、それら難民に市民権を与える話など、
聞いたこともない。
ドイツは労働力補填の意味で、トルコ人を多数
受け入れたが、社民党政権が彼等に市民権を与えた結果、
ドイツの中にトルコ街ができて、それが大きな社会問題を
起し以後の政権が頭を悩ましている。

この問題は国会の場で、与野党参加して、審議をつくし、
外務省の管轄事項として、慎重に取り扱うべき事項である。

憲法上、何の公的存在でもない、小沢一郎が、外務大臣の
頭越しに、李大統領に約束すること自体が、非国民・売国奴
のやることである。
良識ある日本国民なら、こんなヤツを除名するぐらいの判決
をくだすべき国家反逆の行為である。

またぞろ、何で小沢がと、ボクを非難する声が上がるので
あろうが、日本国民には何も知らされずにいたことが、
民団に対しては公約だと抜かす赤松のごとき組合上がりが、
大きな顔で大臣席を占めている、民主党を軸とした政権は、
やはり自民党腐敗に呆れた国民の一時的ハケグチでの
票拾いで成立した政権と言わざるを得ない。

小沢擁護の面々は、どうぞ文句を並べてくれ。
ことは国家存亡に関する一大事。三宅氏のように血圧上げて
まではやらぬが、何かと言うにつけ、何でここにも小沢が?
と訊いてくる暢気者が居るから、敢えて挑戦する次第。




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