『炎の商社マン』の下巻を書いていたのが、昨年の初夏だった。
あの中で風雲児、中原信介が会長の鳥羽や社長の豊村に
進言する場面がある。
「もっと運賃先物や船舶それ自体に投資をするべし」
その通りになっている。
UAEこそが、これから最も大切な市場として変貌する。いつまでも重油をそのままで輸出することで満足するわけがない。自ら付加価値を高めるべく、石油精製や石油化学、更には電力開発を行い、その熱エネルギーを活用して海水淡水化を進めるとも予言した。
いま中原信介が小説の中で語ったことが、どんどん日経紙で報道され始めた。
『炎の商社マン』は、まさにビジネスマン必読の教科書になった。
パパゲーノ
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