日経夕刊に「十字路」というマネー関連のコラムが
有るが、今日の執筆者、山口大の城下教授の記事
が、多くの年輩者に共感を与えると思って転載。
城下教授によると、日本で株式投資を行った人の中
で、最も悲惨な結果を生んでいるのが、90年から
株式投資を始めた人で、11年までの22年間で7割の
資産を減じているとのこと。
7割のロスとは、手元に残ったのが3割だと言う事で、
これは確かに悲惨であろう。
91年以降に始めた人も、11年の時点では元本を
割っているとの事で、これがアメリカになれば、何時
株式投資を初めても、30年持てば元本を上回る
成果が得られていると言う。
90年以降バブル崩壊の日本での、長期にわたる
株価下落が、如何に多くの投資失敗者を出したかが
分かる。
90年といえばボクは55歳で、多くの同期生が定年で
退社し、退職金で株式投資を始めた者も多い年代だ。
民主党の党首になった海江田が、年初に「今年こそ株
を買うべし」と叫んだ年でもある。
あらためて日銀の誤った金融政策をなじりたい。
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