Powder Blue Sky

興味を惹かれること様々。心ときめくこと様々。マイペースで残す雑記ブログ。

Ballack vs Dutt (Michail Ballack / ミヒャエル・バラック)

2011-08-28 23:03:31 | ミヒャエル・バラック(Michael Ballck)
レヴァークーゼンの試合が連続二試合放送されたというのに、肝心のバラックはベンチです。
バラックがプレーしていない試合は見る気がしなくて(バイアーファンの方には申し訳ないのですが)未再生ビデオが虚しく溜まるだけ。。。



せっかく撮ったのだから、と今朝未明に行われたドルトムント戦、早回し気味(笑)に録画ビデオを観てみることに。
そうしたら、ベンチで誰かと談笑するバラックの笑顔を見ることが出来!!それだけでも、よかったです。
でも、やっぱりピッチに立って、プレーする姿を見たかったな。

試合は0-0引き分けでしたが、引き締まった面白い試合でした。
12月までのローンで来た19歳のキーパー、レノや、監督がフライブルクから連れてきたというディフェンダー、トプラクなど頑張っていました。
ロルフェスが中盤、良い動きでチャンスメイクして、よかったです。
あ、でもバラックと二人一緒に出ることは難しいようなので、バラックファンとしては複雑。
ロルフェス好調は嬉しいことだけど、・・・バラックが・・・です。

ともかくレヴァークーゼン、今日の時点で勝ち点7、3勝1敗1引き分けで6位につけています。

開幕戦マインツ戦を落として、どうなることかと心配でしたが、
2節ブレーメン戦は終了間近85分、カドレックのゴールが決まって1-0と辛勝。
3節シュトゥットガルト戦は、キースリンクのゴールでやはり1-0勝利出来ました。



今朝の第4節、ドルトムント戦、フォトを少し貼っておきましょう。


ドルトムント戦:競り合う香川くん!


レッドカード退場のカドレック


ゲッツェもレッドカード退場!


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先発を外れ、ベンチに置かれた、となるとすぐ様々の憶測が飛びますね。少し前の21日付け記事にフェラーの発言が載っていました。





ESPN
Voller sure over Ballack future
August 21, 2011
Bayer Leverkusen's director of sport Rudi Voller insists Michael Ballack still has a future at the club, even though he was left out of the starting XI again on Saturday.
『シュトゥットガルト戦先発を外れたバラックですが、もちろんまだクラブでのチャンスはあります。』
とフェラーは強い調子で語ったそう。

Michael Ballack's future at Leverkusen has been the subject of conjecture
The former Germany captain spent the entire 90 minutes of Leverkusen's 1-0 win over Stuttgart on the bench and left the stadium afterwards without talking to journalists, increasing speculation that he is to seek a move away from the club this week.
で、バラックのバイアーでの将来が憶測の的になってしまっている。。。
シュトゥットガルト戦で出番がなかったバラックは、記者質問に答えずスタジアムを出た、とのこと。すると、すぐに飛び出す今週移籍先を探しだすのでは、との憶測。




However, Voller says his time will also come and, with Leverkusen playing in the Champions League this season, they need a large squad with lots of rotation for every match.
フェラー発言:
『今季ウチはCLを戦いますから、試合ごとローテ―ションを組み戦う必要があります。このため大人数抱えて、層を厚くする必要があります。』

"We are far more relaxed about this than many people think from the outside,'' he said. "There are other players who are not playing at the moment too, and he played last weekend anyway.
『この問題については、外部が騒ぐほどのことはなく、落ち着いたものですよ。他にもプレーしていない選手がいますしね。それにバラックは先週プレーしましたよ。』

"We definitely need everybody. There will be times when other players will be glad of a break because they are worn out.''
『我々は絶対に、これら全部の選手が必要です。疲労から休みが必要になる選手だってあるでしょうから・・・』

Leverkusen coach Robin Dutt gave Ballack the captain's armband last weekend when Simon Rolfes was dropped to the bench and the roles were reversed yesterday, but he felt he got his choice right once again.
その前の週、ロルフェスが交代で下がった後、監督はキャプテンマークをバラックに託した。

"Lars Bender and Simon Rolfes had a very good game and so there was no need to make a substitution,'' he said.
『ベンダーとロルフェスが好調だ。交代させる必要はない。』と監督は語った。

Nevertheless, after making it clear that Ballack and Rolfes will not appear in his team together, Dutt is going to have to disappoint one of them each week.
『バラックとロルフェスは一緒にプレーしないだろう』と明言した監督は、二人のどちらかを毎週、失望させることになる。



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最後の監督の言葉、以前kickerの記事でも読みましたが、似たようなタイプの司令塔役の二人を一緒に使わない、ということなのでしょうか。だとするとバラック、今後ベンチの可能性が高くなりますか(ため息)
で、考えました。goalcomの記事のように、チームを出たがっているジエゴの代わりにヴォルクスブルクへ移籍、というのもいいかもしれないって。だって長谷部くんいるから、必ず放送あるでしょう!
そういう問題ではないですか。。。
マガト監督が
『若いチームなので、経験豊富な選手がほしい』
と言っているそうですが、でもそうなると肝心なCL出場、そして優勝の夢が消えてしまう。
こちらを立てるとあちらが立たず、です。どうなるのでしょうね。。。





一方ドゥット監督、問題発言があったのか、謝罪しています。


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Coach rows back
監督反論
Bayer coach Robin has admitted errors in the use of Michael Ballack Dutt.
バイアー監督ドゥットバラックの扱いについての誤りを認めた。

"It must be obviously no honor for Michael Ballack, to sit on the bench." This was never the intention with this set.
You would have to express certainly something nifty that", said Dutt in an interview of the TV channel "Sky",
before the home match against Borussia Dortmund on Saturday (6.30 P.m.).
『ベンチにいたバラックへの敬意に欠けていたことは明らかだ。私の意図したことではなかった。もっと気の利いた言い方、表現を選ばないといけない。』
とドゥット監督、BVBとの試合前、スカイのインタヴューに答えたそうです。

Thus, Dutt qualified his statements by two weeks ago. "Who plays for a Champions League club such as Bayer Leverkusen, for which it is an honor to sit on the bench", he had commented the interim reservist role of Ballack in his team.
彼は2週間前、その時控えとしてベンチにいたバラックについて、こんなコメントした。
『バイアーのように、CLの試合に出られるようなチームでプレーする選手は、ベンチに入る事だって名誉なことである』


"These things we have to formulate certainly somewhat more cautiously just on Michael Ballack as a coach, not even a question." "How we deal in total with each other, I think is so far exceptionally good", Dutt said now.

『監督として、こういった発言はもっと慎重に、言葉を選んで述べなければならない。』
と、今は話している。

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スターであればあるだけ、ベンチにいたことさえニュースになり、動向のひとつひとつが(記者と話さずスタジアムを去っただけで)波紋を広げてしまうのですね。スーパースターというのは、本当に大変デスね。

話変りますが、バラックからキャプテンを引き継いだラームが、自叙伝を出したそうで、それがDFBから非難浴びているようです。
中でフェラー前監督、クリンスマン前監督に対する非難ととれる箇所があるそうで、慎み深さに欠け、センセーショナルな内容ということ。27歳のラーム、周囲に乗せられて、書き過ぎちゃいましたか。


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思い出したこと追記します:
リビアのカダフィ政権が崩壊して、カダフィ氏は地下路を使って逃亡中のようですが
直前の反政府勢力による総攻撃のニュースを見ていた時、
ひとりの若い市民兵の背中が映ったのです。

着ているシャツに大きく、BALLACK、の文字が!
その下にはさらに大きく、13、の数字が!
ジーンズの上にドイツ代表バラックのシャツを着て、手には銃を持った市民兵だったのです!
驚きました。
この青年もサッカーを楽しむ普通の若者なのだなぁ、と思いました。
トリポリに、リビアに、落ち着きと平安が訪れますように。。。