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Powder Blue Sky

興味を惹かれること様々。心ときめくこと様々。マイペースで残す雑記ブログ。

BBC Sherlock: Comic Con Spoiler(シャーロック・カンバーバッチ)

2013-07-19 20:18:37 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

サン・ディエゴで行われた Comic Con。





これは Sherlockologyに載っている要約ですが、この他スクリプトもあったのでタンブラーにリブログしておきました。

ブログにもアップするつもり。


だって・・・



会場にいた聴衆じゃないですが、悲鳴ものです。(ヒー!)
平常心を保つだけで精一杯。興奮のるつぼに落とされちゃいます!!



Sherlock at SDCC - The major news, spoiler free!







- スー・ヴァーチューによると、B.カンバーバッチとM.フリーマンはシリーズ(4)続行を選択。(opt forと捉えての訳)

- 幸運にもその場に出席できた人達は、シリーズ(3)エピソード(2)からのビデオ・クリップを世界で初めて観ました。映像は未完成のものなので、オンライン配信はされません。

- アメリカでは2014年初めにPBSで放送されることが確認されました。英国でのプレミアは未定で未発表。モファットは、シリーズ(3)を - 『今回のシリーズは僅かですが、より人間的、より現実的になっている。』とコメント。

- そして最後に、M.フリーマンとB.カンバーバッチは今回の公開討論会には出席できなかったけれど、ビデオ・メッセージを送ってきた、として流されました。その中でべネディクトはシャーロックがどう生き延びたかを暴露しようと企みましたが--ご心配なく。ネタバレ無しとなっています。





Comic Comで流されたMF、BCからのメッセージ。
超可笑しい!!!


Martin Freeman's and Benedict Cumberbatch's messages to Comic-Con



マーティン、好戦的な質問じゃんじゃんしてね、彼らそういうの好きだから、などと言っているけど、最後に
『大好きな、おそらく皆さんよりも僕の方が大好きな、シャーロックの撮影に戻ります』と言ってて。
シャーロックを大切にしているんだな、と分かって嬉しくなります。


べネディクトはおとぼけで始まり・・・
STiD? Hobbit?え~と、ホーキング、アサンジじゃなくて・・・あ~シャーロックね、って。(笑)
ネタバレ部分は爆笑で涙出た(泣)

今月末からエピソード(3)の撮影に入るのですね。忙しいな。



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“There’s something rather lovely about the idea of Benedict & Martin in their 50’s sitting around solving cases.”


— Mark Gatiss (San Diego Comic Con)


『50代になったべネディクトとマーティンが、そこらへんに座って事件を解いている、なんていう素敵なアイディアもあるんですよ。』

(マーク・ゲイティス - サンディエゴ コミック・コン)


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“My best friend. The man I care about most in the world.”


— John Watson (via ronsbroomstick)


『僕のベストマンだ。僕がこの世で一番気にかけているヤツのことだよ。』

(ジョン・ワトスン - シリーズ-3・エピソード-2 )

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再会シーンについて



彼らが再会したシーンでは


髪が逆立ちましたよ。


べネディクトとマーティンはそれを見事に美しく演じてくれました。
本当に深みのある豊かな表現で。
(pregnantの意味、冗談ぽく使ったのか深みのある意味なのか迷った)



重みをもってですね。
原作では・・・


ワトスンはすぐに彼を許すのですが
私達はそれを・・・



もう少し面白くさせていますよ。
『ダメだ。それはないだろう、シャーロック』と言わせて。



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来日の熱気が冷めホッとしていたら、こんなパンチが待っていた。
もう・・・小出しに興味をつなぐのが上手いのだから。

このワクワク感で、夏を乗り切れそうです!


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BBC Sherlock: BC In Tokyo (べネディクト・カンバーバッチ)

2013-07-18 23:58:18 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

7月15日に来日したべネディクト・カンバーバッチ。
翌日16日は、どんな過密スケジュールの一日を送ったのか、ネットで追いかけておきました。






どの写真も惚れぼれするものばかり・・・




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まず朝から日テレ『スッキリ』という情報番組に生出演





前日の顔色とは変わってみえたのですが。ゆっくり眠れて疲れをおとしたのか、クリーンシェイヴン・フェイスで登場。
カーリーヘアと色白細面が異常に美しくマッチ!






ミソスープ、スシを食べた、とか、日本で行きたいのは京都とか。
行きたいのはスカイ・ツリーって言いたいのじゃないかなって、思ったシーンあったけど(sky needle)、名前が思い出せなくていたら、後ろから『お寺』の声→『京都』とむりやり結び付けられてたような^^。


やってみたい映画はロマンティック・コメディ!
いいですね、いいですね。近い将来ぜひラブコメのべネディクトを見せてください!!!
『Sleepless In Seattle(めぐり遭えたら)』のような映画に出てくれたらいいな。


『将来の夢』を聞かれて、ファミリーを持ちたい、仕事を続けたいなどと言ってましたね。
CMの後のまとめボードには『家族を持ちたい願望』はカットされてしまってた;;。



(ビデオ映像は下にまとめてあります)






スタジオ出演前か後、TV局前でファン達にサービス中。





間近でみると、予想以上にクルンクルン!




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STiD プレス・カンファレンス



今回来日中イベントのハイライト。下のビデオに細大漏らさず収められています。
もう~、これは永久保存版にしたいくらいの最高のビデオ映像!!
(30分ほどのところからべネディクトが登場してくる)


BC in Tokyo 1-04





スタートレックの世界をイメージしたという会場。




聞き手達の落ち着きのある話し方と進行プラン。




麗し過ぎるべネディクト。
















魅力溢れるトーク。



























ネット視聴者からのメッセージが即映し出される壁面。















最高の30分間を楽しませていただきました。
アップしてくださった方、ありがとうー!!





通訳を務めた方、(井原由美さんとおっしゃるのかな)素晴らしいお仕事なさってましたね。
ひょっとしてBCよりも早口?というほど。日本語がとっても丁寧で本当に素晴らしい。
あのリテンション力、すごい、の一言。プロの方はすごいです。
言葉がほとばしり出てくるべネディクトの通訳はさぞ大変でしょうけど、
ぜひBC専属で今後の来日時も担当お願い致します!




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夜は六本木東宝シネマで舞台挨拶



















吹き替えを務める栗山千明さんと田中直樹さんがSTiDのコスチュームで登場。サプライズ・バースデイ・ケーキが出て来ました。










サプライズ・バースデー・ケーキの自分を食べちゃうべネディクト




『美しいその声を保つ秘訣は?』と尋ねられて
『ウィスキーとタバコ』って答えたとか。
タバコやっぱり喫っているんだ。



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こちら17日のイベント『スタートレック、ヒット祈念&表紙大賞表彰式(?)』では浴衣姿で登場。



下駄を履いてる!!こんな大きな下駄、探すの大変だったのでは!
慣れない履物を履いた足が、なんか可愛いです。



『2013年上半期で雑誌の表紙を一番多く飾った人』に贈られる『表紙大賞』をいただいたらしい。
べネディクトが表紙を飾ると売上が俄然アップする、とのこと。

売上に貢献できていない自分で、すみません(小さくなる)
















明日は37歳になる英国紳士に向かって、『可愛い~』って言ってはダメでしょうか?
でも、可愛い~。












海外のファンの間でも浴衣姿が評判に!!!









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このイベントについて『SCREEN』編集長がこちらのブログに書いていました。


・このイベントに浴衣姿で現れたBCは、イギリスでも来て流行させたい、と言っていた。
・BCとの握手はとても優しくソフトだった。
・賞はこの編集長から受けた。
・映画館にまつわる思い出を聞いたところ、止めどなく話しが出てきた。
・スクリーン10月号(8月21日発売)に『BC's Japan Visit』として関連記事が載る。




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タンブラーに流れてきたBC関連のTVニュースを拾ってまとめておきました。




ベネディクト・カンバーバッチさんTV生出演!スッキリ!!




NHKが伝えたbc

NHK/24 Benedict Cumberbatch





ベネディクト・カンバーバッチさん来日映像!めざましテレビ!





20130716 エブリィ ベネディクト





夕方のニュース?




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新しい映像が途切れてきたので、もう帰国の途についたのでしょうか。
目まぐるしい日々でした。

帰るとしばらくしてシャーロック撮影再開ですか。それまで少し、一息つけるのでしょうか。
ワンダ&ティモシーが待つ家で、あの浴衣を着てくつろげるといいですね^^



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BBC Sherlock: He's Come!!!!!(べネディクト・カンバーバッチ)

2013-07-15 22:49:30 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)


ライブ・ストリーム間に合って見ること出来ました!







無理、間に合わない、と思っていたのが、思いのほか早く帰宅出来、早速PCにかじりつくと・・・





3時半頃でしたが、成田の出迎えファンの皆さんがまだ待っている様子。
『まだ出てきてないんだ!』と思ったら

『皆さんの大好きな人はターミナルに到着しました。』と広報してまわる人が!

よし!間に合ったわ。

着替えもせずにPC画面にくぎ付けで、待つこと15分くらい?







3時40分頃、入国審査を終えたべネディクト・カンバーバッチが到着ロビーに姿を現しました!








胸の前で手を合わせたり




しきりに頭をさげたり。日本式の感謝の気持ちの表し方は、こう、と教わってきたみたい^^。






そして目に飛び込んできたのは・・・やっぱりー!予想通りダンガリーシャツだ!


でもよく見たら、胸ポケットがないシャツでした。半袖含めて、何枚か似たシャツを所有している!





まるで指揮者のように 両手を上げると、きゃーという金キリ声。手をサッと下げて静まらせ
もう一度、試すみたいに両手を上げると、再び金きり声。で、両手を下げて皆が静まる。










Benedict Cumberbatch had arrived at Narita Airport 2013/7/15


『本当は皆さん、ひとりひとりとお話ししたいところです。皆さんのうちの何人かはずい分長く待ってくださっていた、と聞きました。
僕が家へ帰った時に、父や母だってもう僕を出迎えてはくれません。だけど皆さんはここに来てくれた。
本当にとっても嬉しいです。どうか、僕がプロモートしているスタートレック、イントゥ・ダークネス観に行ってくださいね。』

『きゃーーー』

みたいなことを話してから、少し先へ移動して、また別のファン達に向けて、多分同様のことを話していたようです。







(ここでは、This is overwhelming とか very very flatteringなどの形容詞使ってる。
シャーロックの中でもflatteringは時々出てきたと思うのだけど、イギリス人好みの形容詞なのかな。
結構ネガティブな意味で使うと思い込んでいましたが。)













下手すると、『Top Gear』出演時と同じ?『World's End』プレミア時とジャケット脱いだだけで同じか?なんて思ったけど、ちゃんとジーンズは違っていました。










昨年12月に来日した時は、ファン達と話したり、サインに応じたり、と時間に余裕があるようだったけれど、


今回はカメラの前で、挨拶を求められてほんの一瞬マイクの前で



『本当に素晴らしいです。父も母も、もう僕を空港まで出迎えることなんかしません。
だからこうして、こんなに多くの人々が僕を出迎え歓迎してくれているのは、本当に感動的です。
この国の歓迎の仕方は素晴らしいです。とっても嬉しいです。』
とここでも手を合わせてお辞儀、の日本式お礼の仕草。



(mind blowingて、心が吹っ飛んじゃうほどの感動と興奮。
迎えるファンたちにとっても、べネディクトを目の前にした、というその瞬間は、まさにmind-blowingな瞬間だったでしょうねー。)




タンブラーにはカメラへ向かって話している映像ありますが、こちらユーチューブ映像は後姿のみ(^^)

Jul 15, 2013







そして去っていったのでした。ニコヤカだけどお疲れの様子でしたね。
『Top Gear』の、いや、その前のローリングストーンズ・コンサートのあたりから、ヘアーも伸びちらかっていて(^^)!





でも、みだれ髪、スキです。

















そうですよね。ニュージーランドから日本へ大きなラゲッジと共に移動だもの。
それにこの、めちゃ熱い真夏の日本へお越しいただいただけでも、大変ありがたいことでございます。




オークランド空港で。荷物多いー。







それにしても、空港で待っていたファンの方達のお行儀の良さは、本当に感動的!
統制とれてて、約束をきちんと守ってて、空港の係員?かな警察の人?かな
注意されたことに、いちいち『は~い』と返事を返すし、和気あいあいの楽しそうな雰囲気でした。
さすがにべネディクトの(シャーロックの)ファンの方達は一味違うなあ。
それが、とっても印象的でした。

今回大きなボードやバナーを掲げる人はほぼ見なかったけれど、あれですか?禁止されていたとか?
半年前とは雰囲気が少し違う印象を受けたのでした。



ソーシャル・ストリームには、出迎え1,000人、徹夜組150人、ライブ・ストリーム視聴者約20,000などという数字が流れてましたね。






成田到着の様子をライブ配信、ファン達がそれを観て、ドキドキ感を共有するなんて、ちょっと前には考えられなかったことだわ。
便利な世の中になったものです。





明日も一日ギッシリとスケジュールがつまっている。
暑さに負けず、カンバーコレクティブスも頑張るのだ。

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BBC Sherlock: He's Coming!!!(べネディクト・カンバーバッチ)

2013-07-14 22:47:13 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

タンブラーにはたくさんべネディクト・カンバーバッチ来日情報が流入してきてます!
いよいよ明日15日、午後3時頃の便で成田到着!!!





でもって、その様子がライブストリーミングで見られる!
すごいですね。なんという時代なのだ^^。

U.STREAMING


(と言いながら、私は残念ながらその時間ライブじゃ見られないんですけど。
テンション高い割りには、そこはちょっと動かせないんですよね。)





スケジュール貼っておきます。

Summary (all times in Japan Standard Time):
◦Monday 7/15/13 around 3:00 PM - Arrival in Tokyo (Narita Airport)
- Ustreamed live at http://www.ustream.tv/channel/benvisit

◦Tuesday 7/16/13 8:00 AM - 10:25 AM
- Appearance on a live TV show “Sukkiri!!" on NTV (http://www.ntv.co.jp/program/detail/21822292.html)

◦Tuesday 7/16/13 12:00 NOON - 1:00 PM
- Press conference - Streamed live at http://www.ntv.co.jp/program/detail/21822292.html (but geo-blocked outside of Japan)

◦Tuesday 7/16/13 7:00, 7:35 & 8:10 PM
- Appearance at STID theatrical previews, Toho Cinemas Roppongi Hills.


来日翌日16日朝には、日テレ『スッキリ』に出演。要録画。

12時から1時の間に記者会見。(これもライブストリームされる!)
夜は六本木、東邦シネマで舞台挨拶。



こちらの舞台挨拶、『夜、仕事あるし無理だよな~』とか言いながら先行抽選分に3回分とも申し込み、当然ながら落選。
クジ運ってないので、期待はしてなかってけど、メールで『落選』の文字が見えたときは、やっぱりガックリだった。




舞台挨拶のチケットが入手できた方達、夢のようなひとときを過ごしてきてくださ~い!







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お話しかわって、シリーズ3エピソード(3)のタイトルですが、これを巡ってタンブラー上で推測が盛り上がっております。



HIS

こちらのサイト、The Baker Street Babesによると、今月BBC-1で再放送の、シリーズ(2)のエピソードの中に、シリーズ(3)エピソード(3)のタイトルが埋め込まれていた、というのです。


それがこの3シーン。








3話目のキーワードは『bow』なので、これらの文字は多くの視聴者に『HIS』を連想させている様子。
最終話のタイトルは『His Last Bow』ではないか、というんですね。
でも『The Empty Hearse』も『The Sign Of Three』も、キーワードとされた『rat』『wedding』を含んでいないので、ドイル原作の原題をそのまま使うことはないだろう、という声もたくさんあります。



BBC と Radio Timesは、『ひとつのエピソードごとに一単語がかくされている。それぞれ90分の話の中に、3週間に渡ってそれが現れるだろう』と言っているので、また別のヒントが、来週の再放送の『バスカビルの犬』の中に出てきて、さらに色々な推測を呼ぶようです。


来月撮影再開となると、その前に三話目のタイトルが明かされる?
タイトル発表だけで、こんなに話題提供してくれるシリーズなんて、どこ探してもないのでは?呆れるほどの騒ぎです(自分を含めて^^)
どんな捻ったタイトルになるのでしょうか。本当に楽しみです!




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ニュージーランド、ウェリントンでマーティン・フリーマン出演の『World's End』のプレミアが行われ、













べネディクトも駆けつけたようです。




















サイモン・ペグ氏ツイッタ―




カンバーズ・バンバーズ・ウァンバーズとバッタリ出あったよ。
なんとステキなサプライズ!
2013-7-13





日本へ来る前にニュージーランドへ。慌ただしく世界を駆け巡っていますねー。





その数日前にはハイド・パークで行われたローリング・ストーンズのコンサートにも姿を現してて。









そして14日夜8時(日本時間で明朝4時)BBC-2で放送の『Top Gear』にも出演しているようです。










On Sunday July 14, BBC2 (8pm)Benedict Cumberbatch will be Top Gear’s star in a reasonably-priced car. Which of course means a bit of an interview, probably some chat about his astonishingly full schedule, and a lap of the Top Gear race course in this year’s car: a 1.6 Tech Line Vauxhall Astra.

Monday July 22 at 8:30 pm/7:30c on BBC AMERICA
7月14日(日)、べネディクト・カンバーバッチが『トップ・ギア』にゲスト出演。お手頃価格の車に試乗するらしい。短いインタヴューありで、おそらく超多忙な彼のスケジュールなどが話題に。



朝4時かぁ。。。起きられたらストリーミングしてみよう。




(最近このダンガリーシャツがお気に入り?

この時も


この時も


この時も



アッ、この時も!



何枚かもっているのかな。これしか着ていないような・・・)





なにはともあれ、明日、明後日の盛り上がりを予想して、早めに休んでおきましょう。




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新たに二つのタンブラーも作りました。というか、以前から作ってあったのですがこちらにも貼りつけることにしました。
暇な時に覗いて見てみてください!



こちらはシャーロックのファン達制作の楽しいアート・コレクション

BBC Sherlock Arts/Gifs/Photos




こちらはシリーズ(3)撮影現場コレクション=ネタバレあり。要注意。

Filming Sherlock Series Three


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BBC Sherlock In Art (4) (シャーロック・カンバーバッチ)

2013-07-06 00:27:45 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

素敵なアートがいっぱいです。
タンブラーに流入してきたものを集めてみました。



(出典:benbenny)



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シャーロックの『ドイル原作本』と『シャーロック映画』と『ファン・フィクション』とをハンバーガーで表してみたら・・・

こうなる、らしい。



(出典:myghela)


コナン・ドイル原作本





映画化されたホームズ物





ファン達の創作シャーロック^^








という訳で、ファン(fan)による楽しい(fun)妄想作り話などを楽しみたいと思います!



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(1)かわいいSH&JWコンビ



(出典:doctoramysherlock)




SH:あの人たちが見える?
JW:どの人?
SH:ボク達を見ている可愛い人たち。
JW:あ~ぁ、見える




私たちファンを、あちら側からのぞいている二人。
かわいい~。







以前小さなサイズのフォトを載せたことありました。
少し大きなサイズで見やすいのが見つかったので再度載せちゃう。

ショッピング・バッグもった後ろ向きジョンが可愛くて!
ビリーを頭に瞑想するシャーロックも!

(出典:qunhyskoa)





よく見ると白目気味のシャーロック(^^) 眉の上げ具合に芸を感じる(^^)










not dead seriesは実はこんなにたくさんあったのでした!


(出典:shockingblanket)













そしてこちらには二人の隠れた一面が。

そう、夜が更けミラーボールが下りてくると、ディスコ・サウンドと共に踊り出さずにはいられない二人なのです。

(出典:shockingblanket)








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(2)redscharlachさんの新作3点



シリーズ(3)ー(2)で、結婚式の衣装候補のうち、ボツになったコスチューム集(笑)








シャーロックのキャラクター達をディズニーのプリンセスに例えると: (^^)(^^)(^^)



多分以下のキャラクターたち、だと思います。

Snow White - Jasmine - Tiana - Bell - Pocahontus
Rapunzel - Cinderella - Aurora - Mulan - Ariel






イミあり計算式。だけど理解不能箇所もあり(*_*;






毎回ホントに楽しいアートを繰り出してくださる




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(3)ステキなポスターたち


A BLOG ABOUT US

(出典:sallydonovan)


(一見したところ、穏やかな日常をつづったブログっぽい)





SMOKIN' ACES

(出典:mrs-mob-johnlocked)


(バイオレンス・アクション物は見ないけれど、このポスターだけ買います!)



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(4)シャーロックを失って、打ちひしがれるジョン



BELIEVE

(出典:tarteauxfraises)

(それでも信じている・・・)






新発売シャンプーで、悲しみは洗い流そう!


(出典:barachiki)



哀しい思い出は洗い流して


先が見えない、何も生み出す事のなかった日々
そんな重い日々を覆い包んでいた悲痛な雰囲気や
心の痛みを抑えるよう作られています

泣くのは止めて
当てもなく探し回るのは止めて
あなたは大人の男でしょう
あなたが使っているのはベイビー用シャンプー
ちょっと見方をかえて
大人になりましょう

もう涙を流さないで
もうあてもなく探し回らないで

もうシャーロックのことは考えないで




軍人のように振る舞い続けるために
一度に一本のシャンプーを





ウ、ウ、ウ、悲しいシャンプーだ~

というか、なんかヘンな(+_+)味のコマーシャルでした。





衛兵に気付かないジョン

(出典:what-ineffable-twaddle)


(元気なさそうなジョン。俯いてて背中曲がってしまってて。
ジョ~ン!再会の日が確実に近づいていますよ!)




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(5)べネディクト自身が描いたアートもいくつか見ること出来ました!!


(出典:nannygal)

バンザイしている人、だれかな?



(出典:)amandaleaming)













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上の写真のひとつ、BCのハガキが基金集めのオークションにかけられたそうです!

Benedict's Postcardの記事はこちら



by Tim LamdenThursday, June 20, 2013

小学校の募金活動でこれらの有名人のハガキを売ることになった、とのこと。
左からウーピー・ゴールドバーグ、ボノ、ジュリアン・レノン、そしてべネディクト・カンバーバッチのスケッチを掲げる小学校関係者たち。



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(6)最近流行りの『Draw Sherlock』シリーズ



名画をもとにした『シャーロック画』がいくつか出回っていました。
そのうちのお気に入り数点をこちらに:




ノーマン・ノックウェルのクリスマスがベースのこの絵では、
ママ・ハドスンがジョンとシャーロック兄弟を優しく見つめてる。
(話の上では、ジョンの方が年上ですけどね・・・)

(出典:sekio0930)




こちらノーマン・ロックウェルの原画











もうひとつロックウェルの絵をモチーフにした作品、『帰宅』


(出典:alessiapelonze)


原画に比べて、静かな帰還ですね。ドッと湧き出るような喜びの表情が見えない。
でも、これはこれで感動的。
それに沢山のキャラクターが描かれていて、これは誰?と当てるのが楽しい。
答えはこの下↓に。





ロックウェルの原画です。




“Welcome Home”


From left to right: Mike Stamford, Mrs Hudson, Anthea, Lestrade,
Angelo, Mary Morstan, Anderson, Mycroft Holmes, Sally Donovan,
Molly Hooper and DI Dimmock.
And obviously, before them, John Watson and Sherlock Holmes.








マフラーのホームズ像

(出典:iriarty)




こちらはロートレックの原画










ビートルズ版もありました!

Yellow Submarine
(出典:jessamygriffith)








もひとつビートルズ版!

Surgent Pepper Lonely Hearts Club Band


これはよく見つめてみると、人物や小物など発見があって楽しい








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(7)幸せの黄色いリボン



(出典:sherlockspear)



どうして、ここにいるんだ、シャーロック?
ベーカー街へ戻るべきだぞ。



ジョンが二度と僕とは会いたくないと、ハッキリそう言ったんだ。
だから彼の望みを尊重している。



あ~、確かおまえは電話の電源を切ってしまったのだったな。
そして自身を忘却の彼方へ沈めてしまった、という訳か。




ベーカー街へ帰れ。



おまえだって、あれがどういう意味なのかが理解できるだろう。
さあ、自分の家へ帰れ。
心地よい驚きが待っているだろうよ。






歌も聞こえてきました♪^^
さあ、ご一緒に♪歌いましょうー♪

『幸せの黄色いリボン♪』

I’m comin’ home, I’ve done my time
Now I’ve got to know what is and isn’t mine
If you received my letter telling you I’d soon be free
Then you’ll know just what to do
If you still want me
If you still want me

Oh tie a yellow ribbon ‘round the ole oak tree
It’s been three long years
Do ya still want me (still want me)
If I don’t see a ribbon ‘round the ole oak tree
I’ll stay on the bus
Forget about us
Put the blame on me
If I don’t see a yellow ribbon ‘round the ole oak tree

- Tie a Yellow Ribbon, Tony Orlando




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(8)ドキリ!!



息を飲むようなネタバレ再会シーンか・・・と思ったらフォト・ショップ・アートでした。

ふ~・・・

それにしても上手く出来ている~~;;;







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(9)デジタル時計

毎晩10時18分になるとシャーロックを思い出す人、いませんか?

『一日一回ベーカー街』








シャーロック・ファンたちは本当に発想豊かで愉快で優しい人たちです!!



(All credit for art goes to their creators.)




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BBC Sherlock: Daily Mail Online(2) (べネディクト・カンバーバッチ)

2013-06-22 00:08:49 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)



パート(1)からの続き。最後に再来日のニュースも!







『昨日ロスアンジェルス経由で東京から帰ってきたのですが、雲の下にイングランドが見えて来た時、とっても嬉しかったですね。霜がおりるような寒さに覆われた美しい冬景色でした。』


大型のショッピングセンターなどがある、その同じ視界の中に、ノーマン教会はじめ大きな森や森の小道などが広がっているのです。ごく普通の景色なのだけれど雄大で、古い物と新しい物が織り交ざって点在しているのです。




『僕は幸運に恵まれています。この国に住み、この国で働けて、ちょっと荷物を詰めてサッと海外にも出かけることも出来る。』










=====================================





『どんな子供でしたか?』と私は尋ねた。
彼がいたずらをするような子とは想像出来なかった。彼は良識と分別があり過ぎるような人に思えたので。



『もちろんイタズラッ子でしたよ。子供はみんなイタズラでしょう。子供の頃は、境界線を越えそうなあらゆるトラブルに巻き込まれました。法に触れるようなトラブルじゃなくて、あちこち散らかすような、そんな類のイタズラですけどね。僕はいじめっ子ではなかったです。必死に注目を集めたいタイプでもなかった。』





学業成績は?優秀でしたか?
『集中できない、という問題がありました。おそらく注意欠陥障害か、その境界線上にあったのではないかと。僕はいつもバカなことを言って、芸をしてましたね。先生達は僕が「クリエイティブな方面に進むか、破壊的な方面へ進むか」二つに一つだろう、とハッキリ見通していました。』




『で、僕は寮内の監督生にさせられて、それで落ち着いてきました。自分は尊重される存在なのだと理解でき、その尊敬に応える必要があったのです。』



それから少し気まずく言葉が途切れた。

『やあ、困ったな。これじゃまるで精神科医のカウンセリングを受けているみたいですね。』




====================================







一人っ子であることが、彼の将来の家庭設計にどんな影響を与えているのだろう?



『僕は一人っ子としてハッピーに暮らしてきたけど、いつももっと大きな家族の一員になりたいな、とも思っていました。』




『ぜひとも自分の子供達がほしい。』と彼は大きな声で言った。

『いつ僕が安住の居を構え、だれがミセス・カンバーバッチになるのだろう、と誰もが知りたがっているけれど、僕だってこういうインタヴューで、自分の子供の話をする日を待ちきれない気持ちですよ。』



『僕の異父姉 - 母が最初の結婚で生んだ娘 - は僕が11歳の時、子ともを産んだのですが、その時思いました。「うわ~、信じられない!赤ちゃんてこんなに小さいんだ!」って。僕が知っていたのはプレップ・スクールの同世代の男の子たちでしたからね。 』





『パーティではいつも年下の子達の世話をやいてました。それがとても楽しかった。
家族ぐるみの付き合いをしていたエマ・ヴァンシッタートの家では、僕はまるでゴッド・ファーザーみたいな扱いでした。14~15歳頃のことです。そしてエマは僕にとってはゴッドマザーのような存在でした。実際、彼女は最初の片思い相手だったです。』




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カンバーバッチの私生活については、ホームズに登場する荒地ダートムーア以上に霧に包まれていて分からない。彼自身もこの話題は触れたがらない。今までファッション・デザイナー達や女優達と様々な噂があったが次々消えていった。









彼は今でも家族と密接な仲であり、ロンドン北西に位置する彼のフラットを改装中の現在、両親の家へ身を寄せて暮らしている。


それは彼のフラットで起こったある『事件』せいであった。-


『ツイッター・ストーカー』という記事にもあったように、彼の隣人の一人が、透き通ったカーテンを通して彼女が見たことを、ソーシャル・メディア・サイトに投稿したのだ。



彼が何をしているところだったのだろう?

『どうも僕がシャツを脱いだり、それから着たりしているところだったようです。』

彼の友人達が、その隣人に、彼の行動をツイートするのを止めるよう丁寧に頼みに行き
その女性は、彼に謝罪するためにケーキを焼いてきた、という。


『僕はシャーロックの顎のラインを保つように努力中です。そうでなければ、そのケーキを喜んで頂いたでしょうね。』





『僕のインタヴューを聞いてお分かりだと思いますが、僕はグタグタと取り留めもなく話す人間なのです。
ツイートは僕の肌に合わないようです。自分のエネルギーは仕事に注ぎ込みたいのです。』





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彼はこなしきれない程仕事を抱えている。まず『The Fifth Estate』があり、その中で彼はウィキ・リークスの創始者、ジュリアン・アサンジを演じる。







彼は演じる役が混じり合って混乱したりはしないのだろうか?


『アサンジがオーストラリア人だからといって、シャーロックを演じている時に、突然オーストラリア人風の特徴あるしゃべり方で話し始めたりはしないと思いますよ。』





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'I struggle to learn by rote. I've had meltdowns on set,' said Benedict
『セリフの暗記に苦労しているのですよ。撮影現場でパニックしてしまったこともあります。』



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スタートレック・イントゥ・ダークネスは、カンバーバッチのキャリアをもう一段上へ引き上げるだろう。
しかしイギリスのファン達を強烈に熱狂させているのは、シャーロック・シリーズ(3)だ。










これはカンバーバッチの母親によると、彼自身に最も近い役でもある、そうだ。


『母はシャーロックの中に多くの僕を見ると言っています。それは彼女を笑わせたり、ちょっと気まり悪くさせたりするそうです。多分僕がセカセカと動き回ったり、せっかちで気が短いところが似ているようですよ。』

シャーロックは、台詞覚えという点では、彼にとっておそらく一番キツイ役でもある。


『もっと若かった頃、フランス語の語彙を覚えるために、普通の人の2倍の時間がかかりました。棒暗記は苦手で、苦労しています。以前セットで(台詞が出て来ず)頭真っ白状態になって、ひどく恥ずかしい目に会ったことがありました。』




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シリーズ(2)の最後、シャーロックは死亡したように見えたが:しかし最後のシーンでチラっと姿を現していた。




『シャーロックは生きている - あれは彼の亡霊だった訳じゃありません。ワトスンの脳内で考えると、とっても奇妙な話でしょう。
あれは最後にシャーロックのカットが入るように、ワトスンがシャーロックの墓から歩き去って行くシーンでした。』

シリーズ(3)では、その続きから始まるのか:

『第一話で謎が解けます。皆さんがそれを観る日が楽しみですよ。本当にエキサイティングなのです。謎の答えがたくさん出てきます。』





シリーズ(4)についてはまだ不確実だそうだ。 - そして最近では、『べネディクトが彼の友人マット・スミスを引き継いでドクター・フーになる』などという噂も聞こえているが - それより彼は探偵シャーロックとの関係を継続させたいようだ。



『彼(シャーロック)が僕とともに年齢を重ねていくのを見たいですね。僕はシャーロック・シリーズを長く続けるのが嫌じゃないし、例えば単発で一話だけ、あるいは2話だけでも出来るかもしれない。マーティンと僕が同時に空いている時があるとして、実現できるかもしれません。』









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彼の母親が背後から彼の名を呼んでいた。

『おしゃべりが長くてごめん』と彼はすまなそうに言ってから、最後にひとつ秘話を語ってくれた。

『去年アカデミー賞授賞式のため初めてLAへ行って、マドンナのパーティに出ることになってしまいました。そこのバーでディビット・ベッカムに会ったのです。』




『 「こんにちは、ディビット、はじめまして。僕、イギリスでシャーロックを演じているんですよ。」と自己紹介したら、彼が、「あ~、そうですね。それ観たことありますよ。」と言ってくれて。
 
すると周囲の人々が、僕がベッカムを見るような目で僕を見てくれまして。全く初めてのことだったし、奇妙な気持ちでした。でも馴染んでいけましたよ。』









(ベッカムとの遭遇もあったのでした!
Amy Raphael記事はここまでです。)






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タンブラーのダッシュボードに入って来る情報で、べネディクトが7月にスタートレックのプロモーションのために2度目の来日をし、16日にイベントを行うらしい、と知りました!

Benedict in Japan 16 July

Someone on Benedict’s IMDb page posted this
I spotted a tweet saying Benedict would be in Japan in July and I tracked down another entry on the Cumberbatch-Japan fansite (translated with google):

Benedict Cumberbatch July visit to Japan! STID Promo
There Japan event in 07.16. 2013 Summer Movie Special Pia participation entry ticket is attached to. http://news.benedictcumberbatchfanjp.org/2013/06/tsthirds-star-677f.ht ml

I wonder if he’ll arrive the day before?



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さらにこちらには、Summer Movie Special Piaイベント参加を呼びかけるお知らせが!






Twenty lucky people will get to attend Benedict Cumberbatch’s Star Trek press events on July 16 in Tokyo.
The details can be found at: https://present.crocos.jp/51859


この夏映画の大本命!鬼才J.J.エイブラムス監督が放つ、SFアクション超大作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』。本作で悪役を演じ、世界最大の映画データベースサイトの俳優検索ランキングで世界No.1となり、今や世界各国で大ブレイク中の英国俳優ベネディクト・カンバーバッチが来日します。そのカンバーバッチが登壇するマスコミ記者会見に潜入する、特派員クルーを大募集します!!

『スター・トレック』を熱く応援するファンの方、<世紀の悪役>ベネディクト・カンバーバッチの生の魅力を直撃レポートしたい方、ぜひご応募ください。

【日時】7月16日(火)(※時間については当選者のみにお知らせします)

【場所】都内某所(※当選者のみにお知らせします)

【ゲスト】ベネディクト・カンバーバッチ(予定)

※当日、参加者の皆様にはエンタープライズ号の特派員クルーとして、様々なミッションにご参加いただきます

【応募締切】7月1日(月)15時

【募集人数】20名

【当選発表】応募締め切り後、ご当選者様宛てに7月8日までにメールにてご連絡をさせていただきます






応募はこちらから出来るようです。募集人数20人のところ、もう960人以上が応募しているわ。

(7月16日って、すぐですね。行ける方は行って、生べネディクトに会ってきてくださーい!)





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6月21日(今日!)Twelve Years A Slaveトレイラー公開







“June 21st will be the official trailer release of “Twelve Years A Slave” Want to catch it on the big screen? It will be attached to “World War Z” (another Plan B production)”


— https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=508775882503286&id=305974086116801 (via cumbertrekky)


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今後2014年にかけての、出演作品公開スケジュールはこうなっているらしい。い~っぱいありますね~。

シャーロックの放送予定は未定のようですが。


Benedict Cumberbatch’s TV/movie release dates 2013/2014

Jerusalem (documentary) — September
Poppy’s Fields (animated TV show) — Fall
The Fifth Estate — October 11 (US), January 1, 2014 (UK)
The Hobbit: The Desolation of Smaug — December 13 (US/UK)
August: Osage County — December 25 (US) UPDATED

Twelve Years a Slave — December 27 (US), January 24, 2014 (UK)
The Hobbit: There and Back Again — December 17, 2014 (US), December 19, 2014 (UK)

Updated 6/21



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6月18日、ギリシャの首都アテネ、CINE Filotheiで。

シャーロックのプロモーションのため、スー・ヴァーチューさんなどと一緒に、アテネで行われたイベントに参加したみたい



ずい分と日に焼けている様子ですネ。






話題のソックスが見える!





来月中旬には再来日ですか。また成田は大騒動となるのでしょうね。
イベントが行われる都内某所ってどこなのだろう。どこかで事前に漏れ聞こえてくるかな。
どうなることか・・・楽しみではあります。








Comments (6)
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BBC Sherlock: Daily Mail Online (1) (べネディクト・カンバーバッチ)

2013-06-21 22:42:00 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

またまたカンバー記事です。
4月末の記事だったから、2か月近く経ってしまいました。なにしろこの頃、カンバー記事氾濫していてアップアップ状態。
少し落ち着いたので、こちらに保存です。先の記事と同様、とても興味深く読みました!





Daily Mail Online


I'm definitely middle class...OK maybe I'm upper middle class': From Sherlock to Star Trek, Benedict Cumberbatch on his meteoric rise to stardom


『僕は絶対にミドル・クラスです・・・・・アッパー・ミドル・クラスかもしれません』
シャーロックからスタートレックへ。
流星のようにスター街道をひた走るベネディクト・カンバーバッチが語った。




Harrow, Sherlock... and now Star Trek? The actor on his remarkable warp-speed career, the carjacking that almost killed him – and his walk-on part in London’s 7/7 bombing

ハーロー、シャーロック・・・そして今回スター・トレック
猛烈なスピードでキャリアを駆け登っているカンバーバッチが、カージャックされて死にかけたり、7月7日に起きたロンドンバス・地下鉄テロ事件に遭遇した時の経験などを語った。

By Amy Raphael
PUBLISHED:21:00 GMT, 27 April 2013






'I've never denied my upbringing. Talking about class terrifies me,' said Benedict Cumberbatch

『きちんとした躾けを受けて育ったことは否定しません。自分の社会階級(クラス)について話をするのは恐怖ですよ。』




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(エイミー・ラファエルの記事はここから)



彼はスマホのビデオでファン達が金切声をあげるのをジッと見つめた。その声は耳をつんざくような音だった。









『初めて東京に行ってきましたけど、空港では600人のファン達が出迎えてくれました。』
困惑顔で彼は語る。まるで誰か他の人がスクリーンに映し出されているのを見ているかのようだ。




(スマホで見ていたのは成田空港のビデオだった!)





(顔を横にしないと見えないビデオ(笑)ですが成田空港の熱気と興奮が伝わってきます。  
ファンと握手する様子や報道陣の写真撮影、短いインタヴューに答える様子など)








『STiDのプロモーションで行ったのですが、僕が来るというのでファン達がすごくエキサイトしているから、何か見栄えする物を着ていくべきだ、と友人が助言してくれました。だから一番いいジャケットをちょっと派手目のシャツの上に着込んで行ったんですけどね、そうしてよかったです。あれはまるで、ビートルズが初めてアメリカ公演に訪れた時みたいでした。』






(一番いいジャケットと派手目のシャツって、これですね!
ビートルズに例えるとは^^)





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昨年12月私が初めてインタヴューした時、カンバーバッチは東京から帰ったばかりで、少し状況が呑み込めなくてまごつき気味だったが、それでも本国から遠く離れた国で輝くスターのような扱いを受けた、という経験に気分が高揚しているようだった。



その後数ヶ月の間に3回の長いインタヴューを通じて、私的なことは公開しないことで知られ、今では英国映画界ビッグネームの一人となった彼が、今まで明かしたことのないような出来事を話してくれた。







彼は、有名人になりつつある自身の立場に慣れるため、日夜戦って苦労していると素直に語った。

『いつも顔をジロジロと、あるいはもっと強引に、見られていることには少し慣れてきました。軽く受け流せる日もありますが、それでとっても疲れてしまう日もあります。』






『僕の言うことをいつだって忌み嫌う人もいるし、僕のまぬけた顔や上流階級風の名前や、つまらない演技をいつも腐す人もいます。』


『僕がきちんとした躾を受けて育った、ということは否定しません。自分の社会階級について話をするのは恐怖ですよ。いつだって勝てる道が全然ないのだから。
少し不満をこぼすと、横柄で感謝の気持ちを表さない人だ、みたいに書くでしょう。あるいは、ちょっと自分の立場に浸っていると、傲慢で特権階意識をもっている、とか。』


『それが煩わしいならアメリカへ移住したらいい、などと言われたりしますけど、でも僕はロンドンが大好きなのです。文化的にも僕の心と魂はロンドンにあります。所属感、帰属感も勿論のこと。ここにはアメリカ人俳優なら誰もが何とかして手に入れたい、と熱望するような種々様々な仕事がありますから。』



カンバーバッチはロンドンに強い感情面の繋がりを感じているようだ。




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ロンドンで7.7爆破事件が起きた時、彼はバスでロンドン西方へ移動中だった。




『バスの乗客全員がパニック状態でした。ロンドンのタヴィストック・スクウェアにあった別のバスが爆破された音を聞いたのです。子供も女性もいて、みんな彼らを下ろそうと先を争いました。』





(後方が爆破で破壊され無残な姿のバス)



『僕もなんとか通りに出られました。ヤング・ビク劇場のワークショップで友人の手伝いをしようとしてる途中だったのですが、彼とは連絡が取れませんでした。大混戦していていました。僕の周囲の人達は皆、地下鉄で起きた大爆発について話していました。』




(2005年7月7日におきたバス爆破テロの時、至近距離にいてその恐怖を間近に味わったのですね。・・・)




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7月7日の爆破事件より5年前(2000年)彼はもっと死の淵に立たされたことがあった。
それは『To The Ends Of The Earth』というTVドラマを南アフリカで撮影中だった時のこと。
彼は二人の俳優仲間と共にカージャックされたのだ。







6人の男たちが彼らを縛り上げ、武器と貴重品を持っていないかボディチェックをし、灌木の茂みの中へと車を入れさせられた。

彼らは膝まずいて靴を脱ぐように命じた。処刑されるような姿勢を取らされ、フトンのような物を頭にかぶせられた。
音を消すためだったのだろう。

カンバーバッチは死ぬのだろう、と思った。





『その時気付いたこと、それはどんなにこの世で愛されている人間でも、死ぬ時は自分一人なのだ、ということです。』


結局、彼らは夜中に解放されて、小さなトラックのための休憩所に走り込み助けを求めた、という。


『その時の傷がまだあります。』- 手首の裏側にある白い小さな傷を見せた -

『縛られた箇所です。本当に恐ろしかったです。次の朝、目覚めて朝日を顔に受けて自由の身なのだって感じて、泣きました。温かさを感じることは二度とないだろう、と考えたものですから。』



(そんな経験もしたのですね。
シャーロックがジョンに、死ぬと知ったらその間際に何と言うか?と尋ねるシーンがあるけれど、べネディクト本人が身を持って経験した言葉が、上の『気付き』なのですね。)






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1976年、英国俳優ティモシー・カールトン(元々カンバーバッチだったがやめた)とワンダ・ベンタムの子供としてロンドンで生まれたカンバーバッチは、サセックスのプレップ・スクール、ハーロー・スクール、そしてマンチェスター大学へ進学。そこで演劇を学んだ。ロンドンへ戻りロンドン音楽演劇芸術学院でさらに学んだ。







3月、サウス・バンク・アワード授賞式の日、私はべネディクト・カンバーバッチと電話で話をした。
アメリカでは階級のことなどで面倒なことはなかったか、と尋ねると


『アメリカでは誰もそんなことに気にしません。それより仕事をどんなに上手くこなすか、が大切なのです。』







『もちろん僕をハーローへ送り込んでくれた両親のことを誇りに思っています。両親にとっては背伸びだったはずです。二人とも俳優で、次の収入がいつなのか知らないような暮らしでしたからね。』












その授賞式の後、彼は帰りのタクシーの中から私に電話をくれた。

タクシー運転手に料金を払っているのが聞こえた。(何度か、ありがとう、と言っている)そして両親の家に入るのに、鍵をお手玉してしまったりして、一度に二つ以上のことは出来なくてね、などと笑いながら言った。
それから彼のお母さんに、インタヴュー中なんだ、と伝え、終わったら行くよと言っていた。







『両親は僕には最高のものを与えたい、と思っていました。僕は父が通った学校へは送り込まれませんでした。世襲貴族じゃありません。
俳優業の良い点の一つは、実力主義社会だという点です。

世間ではTom Hiddleston, Eddie Redmayne, Damian Lewisそして僕を一緒にしてひとつのパターンにはめようとしています。僕たちはみな私立出身だからです。
James McAvoy, Michael Fassbender Tom Hardy達はそうではありませんが、同じように才能に恵まれています。

僕は確実にミドル・クラスだと思います。異論はあると思いますがアッパー・クラスじゃありません。アッパークラスというのは、富裕層か王族筋のことでしょう。』


少し躊躇した後、


『そうですね、アッパー・ミドル・クラスかもしれません。』




一人っ子だったカンバーバッチは学校へ行くのが大好きだった。


『プレップ・スクール、は天国でした。ホリディ・キャンプの延長みたいで、ちっちゃな兄弟たちがいっぱいいましたからね。
僕は突然、同世代の家族を得たのです。すごい騒ぎでしたね。とても楽しかったのです。
両親は僕が楽しそうにしているのを見て喜びました。だからハーローの寄宿舎へ送り込んだのです。』






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カンバーバッチは矛盾を抱えた人だ。彼はインタヴュアーに対してスキをみせずに慎重だが、相手を楽しませることにも熱心だ。彼は才気に溢れ、愉快でありながら遠い存在でもある。






彼は背が高く、スラッと細くしなやかで、青白い肌と高い頬骨を持ち、燃えるような緑色の瞳をしている。怪しげで、ぞくぞくするような魅力があり、そしてネット上膨大な数のファンサイトによると、とてもセクシーなのだ。
彼には不思議な、人を魅了する美しさが備わっている。ちょうどTilda Swintonのように。





2004年BBCドラマ『ホーキング』で初めて主役を務めて以来、 彼の成功は次々訪れた。相次ぐ役でその都度、新しく思いもよらぬ演技力を発揮してきている。




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BIG SCREEN VILLAINS: Benedict as Paul Marshall in Atonement in 2007 (left); As Peter Guillam in Tinker Tailor Soldier Spy in 2011 (right)








色々演じてきた中で、彼が真のスターになったのは、2010年シャーロックが世に出た時だ。







そしてスター・トレックでは彼の他、二人のイギリス人俳優とも共演している。



子供の頃、スター・トレックファンだったか、の問いに:
『スター・トレックを見ていたのは覚えていますけど、憑りつかれるほどのファンじゃなかったです。他に見たいと母にいつも言っていた番組がありました。たいていはKnight Rider, The A-Team,それから時々Buck Rogers とか、子供にしちゃ可笑しいのですが Baywatchなどです。』




スタートレックでカンバーバッチは黒髪に染めていて、彼とは分かりにくい。
そのキャラクターを彼は『本国育ちのテロリストで、単独で行動する大量破壊兵器のような人物』と呼んでいる。



『監督のJJは、この映画で現実の世界のテロリストの恐怖を表したかったのです。この映画は完璧に私達の生きる近代世界と関連付けができるのです。地球には運命づけられている危険が沢山ある、ということです。』




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7月7日(のバス爆破テロ)と南アフリカでのカージャック事件。
それはカンバーバッチにとって『地球に運命づけられた危険』を自ら経験したトラウマとなっている。





そしてもう一つのドラマチックな逸話は、彼がマンチェスター大学でキャップ・イヤーをとった時に起きた。









彼はチべットの修道院で英語を教えていたが、一週間の休暇中、4人の友人とネパール国内をトレッキングしたことがある。彼らは適切なトレッキング用の装備と服装をしておらず、ガイドを雇うほどのお金も持っていなかった。





『僕たち高山病にかかり、それからアメーバ赤痢にかかってしまいました。そして一日半の間、道に迷い、夜もトレッキングして、水分補給に苔をしぼったりもしました。肥やしの臭いがする動物小屋で寝て、高山病のせいで幻覚みたいな夢を見ましたね。』



彼らはヤクの糞を辿り、人里へたどり着いた。この経験から、彼は家庭、家のありがたさを再認識したそうだ。




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パート(2)へ続いています。

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BBC Sherlock: The Times Magazine(3)(べネディクト・カンバーバッチ)

2013-06-14 00:07:12 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

パート(2)からの続き:






ハローでの最終学年、彼は『マリファナと女の子と音楽』に出会った。

『ちょっとやる気なくて怠惰に過ごしてしまって』オックスブリッジへ進学のチャンスを失ってしまった。

彼は一年間、ギャップイヤーをとり、6か月間、香水製造所で働きお金を貯めた。それを使ってチベットで英語教師を務めた。香水製造所では『鮮烈なシトラス系 - ベルガモットやべティヴァー』がいい、と学んだ。




ある時彼は、客として来たリチャード・E・グランド(俳優)に応対したことがある。その時べネディクトはひどい風邪を引いていた。

『ギフト用にBlenheimブーケを包装している時、そのブーケに自分の鼻水が滴れ落ちたのを恐怖心を抱きながら見ていた』そうだ。





一か月後、彼はインドに来ていて、嘆き悲しむ葬儀の参列者たちの葬列を見ていた。彼らは死者を河まで運び、そこで遺体を焼くのだ。

『大気中にそれを感じるのです。それは太古からある伝統的な葬り方ですが、感じがいいものではありません。遺体を焼く煙を吸い込んでいるのですからね。口の中でもハッキリ感じられました。』













彼はインドで死にかけた。


『高山病になったのです。山で迷ってしまって。あれは全く救いようのないほどひどい探検旅行でした - 僕たちは情けないくらい準備不足だったのです。僕はただの・・・母が編んでくれたマフラーを持っていたくらいで。・・・あとチーズを一かけら。』

肺に水腫(water)ができ、彼の友人で医師が動脈瘤(aneurism)の危険性がある、と彼に警告を与えたという。
そして山を下りる時、彼はひどい幻覚症状を持った。

『星が稲妻に変化する、そんな夢をみてました。』




彼はそれを思い出した時、興奮しているように見えた。

突然、部屋中にけたたましい鳥のさえずりが響いた。
カンバーバッチは壁の時計を見上げた。

『あ~、まずいな!!もうchaffinch半になってしまった。』



*********************************************************







『で、あなたは死なないですんだのね。』
と私は快活に言って、彼を我に返らせた。

『だって、あなたは現実にここにいる訳だから。

そして、今、とんでもないことになっていますね。聞かせてほしいのだけど。
この3年間、どんなに信じられないような日々を過ごしたかを話して頂けますか。2010年7月から、どう全てが変わってしまったかを。』





彼は1分近く考えてから - 一日を通して一番長い沈黙だったけど - 結局こう言った。


『ゴールデン・グローブ賞ですね。』

『メリル・ストりープが近づいてきて、こう言ったのです。

「あら、まあ、私達すごいファンなのよ。私達シャーロックのあなたが大好き。どうしたら、あんなfxxxing sxxxを演じられるの?」

それからテッド・ダンスンがやって来て言いました。

「やあ、なんてことだ、あのfxxxingシャーロックじゃないか!」

って。』








彼はメリル・ストリープの演技について語った。

『彼女の役は食道癌を患っている、ヘビースモーカー。精神的にふさぎ込みが激しく、おおよそ考えられる限りの怪物のような支配型の母親です。僕たち誰も彼女に太刀打ちできませんでしたね。誰も・・です。ある時、僕たちは全員で彼女のところへ行って、こう言いました。「ごめんなさい、でも僕はあなたの周りでは演技が出来ません。なぜかというと・・・あなたの演技をどうしても見てしまうからです。僕達は皆、あなたを見ていたいのです。」』



彼らの撮影中、アメリカでは大統領選挙が行われた。彼はiPhoneを取り出して、ロバーツとストリープが『Yes We Can』風に選挙ポスターのためにポーズをとっている写真を見せてくれた。結果が判明し、オバマが勝利し、彼女たちはTVに向かって叫んでいた。

















カンバーバッチはファン達に対して礼儀をもって対応する。
彼はファン達が『Cumberbitches』と呼ばれるのを拒む。代わりに大いなる礼儀正しさを持って『Cumberwomen』あるいは『Cumbergirls』と呼ぶ。
『失礼ですよね。僕はあなたが僕のbitchesだ、と呼ばれるのは許せません。そんなことになったら、フェミニズムが何歩も後退してしまうと思います。あなたは・・・Cumberpeopleです。』




最近カンバーバッチ・サイトではシャーロックの次シリーズが議論の的になっている - 特にカンバーバッチが撮影現場で手で謎の三角形シグナルを作っている写真を撮られてから、話が盛り上がっている。このジェスチャーの意味は何かと憶測が飛んでいるのだが、カンバーバッチは少し申し訳なさそうな顔をしてから、笑い始めた。

『あの、ですね。あれは僕がちょっとふざけていただけです。あのサインはAlt-JのヴォーカルがTessellateを歌う時にするサインです。僕の大好きなバンドなんですよ。』











さあ、もうお暇する時間だ。最後に頼みたいことが一つあった。


『何かやってみて。』と私が言うと
『何かって?』と彼は混乱して尋ねる。

『何でもいいから何か演技を。今、何か演技をしてみせて。』





彼は快く大きな『カンバーバッチ・ジュークボックス』となるよう、ピョンと立ち上がった。



『僕に何をやってほしい?』と嬉しそうに、若干当惑気味に彼は尋ねた。
その日は彼にとってたった一日のオフの日だったのに。

『スタートレックの・・・悪者を・・・やってほしい。』と私はプロらしくない曖昧なことを言った。









そして、全くびっくりするほど素晴らしいことが始まった。





私達は薄いピンク色した小さな部屋の中にいて、べネディクトの髪は低い梁に接触しそうだった。
窓の外には、ティモシーが庭で膝をついて作業しているのが見えた。
風が水仙の花を揺らしている。それは世界中で最も安全で最も普通の部屋だった。
家の中にはまだ先程のランチの香りが漂っていた。





しかしべネディクトが(ジョン・ハリスンの)セリフを発し始めると、そこにスピルバークやストリープやストッパード達が彼の中に見たものが再現された。
シャーロックで彼が見せてくれたもの、パレード・エンズで見せてくれたもの、といえばお分かりだろう。
この図体が大きくて、デタラメで、ちょっぴり陶酔状態にある『坊や』は、突然カチッとピントを合わせ、全くの別人になってしまった。


ジーンズとスリッパを履き、着古してクタクタのTシャツを着ていたが、彼は最も孤独で、銀河の最も遠く離れた場所にいる、怒りに発狂している人物のように見えた。顔からは穏やかさが消え、肌まで引き締まり、彼はまさに地球を滅ぼしたいと思っているテロリストと化していた。
台詞の途中で、ほんの一瞬クスリと忍び笑いを見せたが、すぐに役の中に戻り、以前よりもさらに激しく、冷酷さと憎しみを込めて最後のセリフを締めくくった。










一瞬の間があった。私はそこで拍手をすべきだったかもしれない。



『別のもやってみせて。』と私は手の中のグラスを振って彼に言った。
『ドラゴンを・・・やってみて。』

ホビットのスマウグだ。
彼は何も言わなかった。ただ呼吸を始めた。ドラゴンのような呼吸だ。洞窟の中にいるドラゴンのたてる音だ。
彼の首は伸び、手は目に見えない何かへと伸ばされたが、それは『かぎづめ』であることがすぐに分かる。



これだ。これこそが全ての役者達がそうなりたい、と望んでいるものだ。そしてほとんどの者は、その望みを果たせないでいる。
それは今ではすっかり、いなくなってしまいつつある役者の姿だった。




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Thursday, May 2. Leicester Square: the premiere of Star Trek Into Darkness
5月2日(木)レスター・スクウェア:スター・トレック・イントゥ・ダークネスのプレミア当日





快晴の夕刻、レスター・スクウェアは、端的に言えば、スター・トレック・グラストンベリーと化していた。音楽が鳴り響き、人々はレッドカーペットの様子を良い位置から見ようと前夜からキャンプを張っていた。スポックの人工耳をつけた人々があちこちで見受けられた。
出演者たちが一人また一人と現れ、群衆の歓声が轟いた。
クリス・パイン、ザカリー・クイント。
名前が響き渡り、フラッシュがたかれた。







しかし最後にカンバーバッチが到着した時の人々の反応は、それとは違ったものだった。キャアーという悲鳴に似た声は全く別レベルのものだった。野生のカモメ達が、一方向へむけて泣きわめく声 - そして失神。
警備の人達の叫び声が一段と高まった。

『分かりました、分かりました、皆さん、冷静に、落ち着いて。』
と少しパニックしていた。 












『この人達はスター・トレックのために、ここに来ているんじゃないですよ。』と(警備の)彼女は、歓喜して叫んでいるファン達に不愉快そうな目を投げかけて言った。
『彼女たちはスター・トレックが何なのかさえ知らないのだから。ただ彼が来るっていうので来ているだけ、ですよ。』
と言ってウンザリした顔で、カンバーバッチを指さした。



一人の少女がポスターを掲げ振っていた。
『べネディクト、私、妊娠しているの。これはあなたの子よ。』
彼と会話を始めるための、新手で大胆なテクニークだ。



*********************************************************








3am, Chelsea: aftershow party at Aqua
午前3時:試写後アクアでのパーティ




長い夜だ。
べネディクトは絶えず人の輪の中心にいた。
人々は彼の人生はこれからずっと変わるだろう、と様々な言い方を使って、そして徐々に中傷めいた言葉を使って彼に話しかけた。べネディクトはそのことを、何杯かのウォッカと共に、陽気に、嬉しそうに受けていた。


しかし午前3時になると、彼はディスコ作戦へと切り替えた。


『僕はこれから・・・言葉なしのコミュニケーションに切り替える。』
とフクロウのように言った。

彼はダンスフロアへ滑り出ていくと、ミラーボールの真下で、80年代のウキウキとしたポップソングに合わせて踊り出した。




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先週のインタヴュー後、私は駅で電車が出発する前に、べネディクトからメールを受けた。



『全部話すことが出来ませんでした!』
と彼は残念がった。

『ザ・シンプソンズや、ニューヨークでの新年や、アイスランド・・・僕が見た事、泳いだり山登りしたり、住んでみたり、運転したり撮影したりしたことを、全部を話すことができませんでした。

もしも、万が一にも、明日全てのことが終わってしまったとしても、僕には後悔することなど、絶対にひとつもない、と言えます。僕はすごく幸運に恵まれている、ということ分かっているし、実際にもう5,000回以上生きてきましたから。 (I really have lived 5,000 times over.)

べネディクト・カンバーバッチ』



(The Times Magazine記事はここまで)




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インタビュー後すぐに、充分時間をとって話せなかったことを詫びるメールを送るって・・・なんて気遣いの細やかな人なのでしょう。

『5,000回以上生きてきた。。。』
確かにこのスケジュール、不規則そうな日々の生活を知ると、そうかもしれない。
相当無理なダイエットをして身体を傷めたり、髪もしょっちゅう染め変えて傷めているし。

『シャーロック』で、イギリス国内はもちろん世界中で大ブレイク、ということで過密スケジュールをこなしているけど、くれぐれも身体気をつけて頂きたいです。








『いらっしゃい。どうぞ、入って』


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BBC Sherlock : The Times Magazine(2) (べネディクト・カンバーバッチ)

2013-06-01 00:26:44 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)
パート(1)からの続きです。



(出典:tanyakipina)


ワンダは、彼女のコレクションであるフクロウ同様にホーホーとよく鳴いた。。。つまり喋りまくった。ランチの間、彼女は次々と出来事、逸話を話してくれた。その中にはべネディクトが彼ら両親をスタートレックの撮影現場へ連れていってくれたことが含まれていた。

『何度も何度も撮り直すのよ。』とワンダは、プディングを出しながら、洗練された教養学校出身のアクセントで話すのだった。
『やり直し、そしてやり直し。それが一日中続くの。ベンをこの宇宙船に乗せるだけのシーンなのにね。だからある時点で、私は言ったわ。「ねえ、私がUFO(映画名)を撮っている時は、たったの3回の撮りで月に到着していたわよ。」ってね。』





両親は息子に俳優になってもらいたいと思ったことは一度もなかった - 生計を立てていくにはどんなに不安定な職業なのか、彼らは知っていたから。だから二人はお金をかき集めて、立派な教育を受けさせようと息子をハローへ送り込んだのだ。








べネディクトは赤ん坊の時でも、毎日を満してあげる必要がある子だった。ワンダは彼を『つむじ風みたいでしたよ - いつも動き回っていて止まることがないの。』と表現した。



『僕は新陳代謝がすごく激しかったのです。』とべネディクト。

『彼は骸骨みたいにガリガリに痩せていたのよ。』とワンダ。『だから私達はとにかく彼に食べさせたの。本当にたくさん食べさせたのよ。』

『両親は僕が甲状腺に問題を抱えているのではないか、って心配していました。学校の階段までたどり着くと汗でグッショリでしたからね。それは僕がずっと駆けっぱなしで行っていたから、なのですが。』

『学校ではバカなことを言ってばかりの不愉快な子、だったかな。目立ちたがり屋で。』
と彼はワインを注ぎながら言った。
『悪気がある訳じゃなくて・・・ただ騒がしかった、だけです。僕の全エネルギーを、バカみたいな声を出して授業を混乱させることに使うのではなくて、もっと良い方向へ注ぐ道はないのか、って探そうとしてくれたのですね。』








彼は『真夏の夜の夢』で初めて役をもらった。
『で、私達はみんなBenedict's Bottomを思い出すんですよ。』とティモシーが絶妙なタイミングで、おどけたように言った。


『それからHalf A Sixpenceで役をもらったんだ!』とべネディクトは叫んだ。
『僕はアーサー・キップスの長い間苦労する妻、アンを演じたのだった。』
彼は『Don't Believe a Wor of It』歌い(踊り)始めた。- 36歳の男性が彼の10歳時に戻っているように、ジュリア・フォスターが24歳の時に演じて人気を博した役を演じ始めた。実際それは素晴らしいものだった : 
愉快で、そして憤然と怒った様子で。
彼は部屋の片隅からもう片方の隅まで踊り続けた。





それでもワンダ・ティモシー夫妻は、演劇は息子にとってのただの趣味にすぎないと、思い込もうとしていた。

ただし、それはワンダが彼を、当時ウェスト・エンドで上演中の演劇に出演していたティモシーを観に連れて行った時までのこと。

舞台のそでに立ってステージを観ていたべネディクトが突然大きな声で、やみくもに叫んだ。
『僕もあそこに行きたい。僕もあそこの舞台へ行きたい!』

『私達は彼が舞台に走り出て行くのを止めなければならなかったわ。』とお皿を片付けながらワンダが言った。





『だけど、誰だって出て行きたくなるでしょう?』と彼は私の方を向いて、訴えるように尋ねた。
『子どもだったら誰だって出て行きたくなりますよ。舞台裏には行ったことがありますか?


全てのセットには、大道具小道具の裏側に上演劇の名前が書いてあって、底には倒れないように重しがついているのです。舞台のそででは、これらが全て見えるのです。でも舞台の上では - 舞台に上るとそこに現実の世界が広がっている。その劇を見ている人達にとっての世界です。それは素晴らしいんですよ。』

ワインのお代わりがあり、ロースト肉のお代わりがあり、そしてプディング、プディングのお代わり。
べネディクトは残ったパースニップをつまんで
『これをやってはいけないのですけどね。僕は現在5:2のダイエット中だから。シャーロックのためにダイエットしないとならないんですよ。』








そして約一時間後、私達はインタビューを行うため別室へ移った。私は赤ワインに酔ってクラクラしていた。










その後のべネディクト・カンバーバッチとのインタビューは次のようなものだった:



何だかまるで滝に向かってインタビューしているようだった。どの質問にも、まともに答えが返ってこないのだ。でも彼が話しているのを見ている分には素晴らしい。彼は別に質問を無視したり、避けようとしてるわけではない。もちろん、そうではない。
尽きることなく熱のこもった返事が出てくるし、インタビュー内容の対する意見にはなっているし、感動的なほど懇切丁寧で礼儀正しい行為なのだ。




例えばハローの図書館へ初めて行った時のことを:
『こう考えたのです。おそらく僕はこの本棚の一段目の本を全部読むには、一生時間をかけても無理だろう。ましてや第一図書室全部の本を、ましてや図書館内の全部の本を読むことなんて出来る訳がない。だから僕はいつも「より良い、今より良い」と思われるものを追い求めてきました。あのワインについてだってもっと正確に知ろう、聞こえる鳥の鳴き声についてもっと教えてあげられるようになろう、僕の周りの世界をもっと理解しよう、という具合に。』



でも皆さん、もうお分かりのように、そして彼の母親ワンダさんが嘆いていたように、彼はとにかくエネルギーの塊なのだ。 - 彼は決して止まらない。ゴッホ、ホーキング、ホームズ、彼の才を活かしたティージェンス、ホビットのスマウグ;ウェストエンドではフランケンシュタイン、そしてまもなくハムレット、アサンジ、そしてビートルズのマネジャー、ブライアン・エプスタイン;こうした特に目立ってユニークなキャラクターを演じている力の源はこのエネルギーなのだ。










もう時間も遅くなった。彼は自分のスケジュールを示し、翌朝7:30にはブリストルで予定されているシャーロック撮影現場に入らないといけない、と言う。筋については何も言えないけど、と言って自分の役割がどんなものなのかを熱心におしえてくれた。彼は脚本を手に取り、パラパラとめくった。




『このシーンは40ページに渡るんですよ。40ページ分の推理、という訳。ほぼ独白部分なので、これを寝る前に覚えておかないとならないのです。』
彼は壁の時計を指して言った。その時計は数字の代わりに各時間が鳥で表されていた。

『だから、インタヴューを終えないと。』と時計を見つめて -
『chaffinch(ズアオアトリという鳥の名、らしい)を30分過ぎたら。それでいいですか?』







(chaffinchという鳥が、時計盤の何時の位置にいる鳥なのかは分かりませんけど、クラシカルで味のある時計なのだろうな、と想像します^^。)



*********************************************************



私達は、写真に囲まれていたせいか、話すことも過去の話に留まっていた。
ランチの時、べネディクトが寄宿生活をしていたハロー時代にまで遡ったが、 - 当時彼は両親をケンジントンにある最上階のフラットに両親を残してきていた。








ハローでは優秀だったのだろうか?

『そんなに優秀ではなかったです。途方もなく優秀、という訳じゃなかったです。Sharpish (切れて鋭かった)- でした。覚えが速かくて、人まねが上手かった、ですね。』



いじめられたことは?

『いいえ、それはなかったですね。なぜかというと・・・』
彼は言葉を選んで慎重になった。
『両親が僕のlife (命、生き方、活力源)を大切にしてくれていたから。だから自分を取り巻くthe world(世間、社会、世界)に対して自信を持てていました。何か特別な権利を与えられている、という意識じゃなくて。。。ちょうど。。。さあ、世の中にでていくぞ、いろいろ詳しく調べてやるぞ、みたいな気持ちでした。』




彼はその学生時代を大いに気に入り楽しんだ。

『本当にあの頃は楽しかった。スポーツにアウティングに・・・生涯の友達もできました。
両親宛ての手紙に「最高に楽しい」と書き送りました。本当にその通りだったのです。』




たった一度だけ彼をいじめようとする者がいた。

『そいつは僕が不安に感じるようにさせたり、恥ずかしい気持ちにさせたりしたんですね。僕がただ自分に自信を持ち、楽しくしていたかっただけだったのに。』
だから彼は、カンカンに怒ってそのいじめっ子を壁に押し付けてやったら、相手は言葉をつまらせながら謝ったそうだ。




何もかも順風満帆だったが、たった一つ足りない物があった: 身体面だ。

『僕の成長期はとっても遅かったのです。
とっても遅くて、15,16歳頃でした。もしかして17歳だったかもしれない。』


心配だったので医師に相談にも行った。


『18歳になるまで、僕は子供でしたね。本当に。でも寮制男子校の有難い点は、休暇中どう過ごしたかをウソついて誤魔化せるっていう点です。共学校と違って、ガールフレンドと一緒に校庭をパレードしなくて済む。
僕は女性に対しては、ちょっとヒュー・グラントみたい、でした。(ここから多分ヒュー・グラントの物まね)え~っと、あの~、ちょっと・・あのぅ~、触ってもいいですか?』




(出典:m1211nasu)



『両親をこのことで非難したことは一度もありませんけど、でも僕は自分の子供は男子校や女子校には絶対に入れないでしょうね。』





この当時までに彼はすでにファーストキスを経験していた。

『水中で、メアリーと。11歳のときでした。これ以上しっとり、というキスはありませんね。あれがファーストキスだったと思います。
そうだ、学校でやったあのク○ッタレの劇で、男子の一人とやったキスをのぞけば、だ。』





夜も更けてきました。

続きはパート(3)へ
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BBC Sherlock:The Times Magazine (1) (べネディクト・カンバーバッチ)

2013-05-27 23:06:48 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

The Times Magazineのこの記事、最高!というファンの声を聞いたので、スキャンされたものをタンブラーで読んでいたのですが、字が小さくて小さくて・・・お手上げ。







ところが!こちらのブログがその全文を載せてくれていました!わ~い!

軽妙な語り口で、温かな目を感じる記事で楽しめました。
そしてべネディクト・カンバーバッチの素顔が少し見えたかな、と感じました。

細かな箇所は省略。大体こんなかな、という日本語にしてあります。
意味不明瞭な箇所は放置、自分のためのメモ、という程度の訳なので間違いは読み飛ばしてください!
長い記事なので数回に分けました。



The Time Magazine


Caitlin Moran - What’s not to love about Benedict Cumberbatch









彼は同世代の中で最高の俳優である

シャーロック役のためにダイエット中

成長は遅れてやってきた






彼は考えられているほどposhではない

寝室にはフクロウのぬいぐるみコレクションがある

現在、独身だ



カンバーバッチを大好きにならない理由なんて、あるのだろうか?

カトリン・モランが日曜ランチ時に、彼の両親宅にいたカンバーバッチを訪ねた。




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彼はアクション満載のTV版シャーロックのシャーロック・ホームズだった。そして今度は映画『スタートレック』でハリウッドを征しつつある。カトリン・モランが彼の両親の家で日曜ランチに加わり話を聞いた



===================================


(以下本文)


みなさんが覚えていらっしゃるかどうか、分かりませんが、去年の夏のいつだったか - オリンピックの終了する頃、べネディクトはposhだ、とする騒動がありました。  



カンバーバッチが何度も何度も『本当にただの中流クラスです』と説明に努めても、総じて繰り返されたのは
『ハロー出身』+『べネディクト・カンバーバッチという名前』= 『大邸宅に住んでいて、自分が無能であることを拭い去ろうとしている人』といった意地の悪い一連のコラムだった。例えば『上流のお坊ちゃんはアメリカへ行け』とか『貧しく可愛そうな上流のお坊ちゃん』のような。


そこに見え隠れする推測は、カンバーバッチが俳優業を道楽半分でやっていて幼君主のよう見えるから、というもの - 彼は『シャーロック』のホームズ役、『パレード・エンズ』のクリストファー・ティージェンス役を射止めたが、彼でなかったならこの役は例えば労働者クラス出身の俳優Danny Dyerかあるいはイースト・エンド出身のShane Richieあたりへ回っていったことだろう。だからこれはとても残念なことだったのだ。


こうした数々のことがあったけれども、すぐに忘れ去られていった。というのはカンバーバッチが出演する『スタートレック新作映画』のニュースがそれをかき消して行ったからだ。そして彼は、ここ10年間で最も成功を収めるイギリス人俳優の一人になろうとしていた。







今日私はこうしたことを思い出しながらタクシーの後部座席にいる。
彼の切り抜きファイルの山にサッと目を通しながら。

『何てくだらない話だろう』と私は物思いにふけった。
『一連の上流騒動。なんてバカバカしい話なんだ。なんて可笑しい旧態依然とした世界なのだろう。』


よく晴れた日曜の午後。私はグロースターシャーにあるカンバーバッチの両親宅でのランチに招待されていた。STID封切が目の前に迫っている時で、彼がインタヴューを受ける時間があるのが、この日のみということだった。私は電車でスウィンドンへ向かった。










タクシーは私を『その家』の前で下した。『さあ、着きました。』
私は車から下り、巨大な、ハチミツ色をした大邸宅と、塵一つ落ちていないように完璧に手入れされている芝生を見つめた。
ドライブ・ウェイには黒塗りのロンドン・タクシーと最高級のシルバーのロールス・ロイスが見える。

昨夜べネディクトは、私を駅まで迎えに行こうと言ってくれていた。『す~ばらしい車でね』と言っていた。
『そう、本当にそうね、べネディクト。』車を見つめながら呟いた。『本当に素晴らしい2台だわ。』






私は大きな花束とワインを抱えながらドライブ・ウェイをザクザクと歩いて進み、レターボックスに向かって大声で叫んだ。
『こんにちは!ロンドンから来ました。お休みの日に地方まで出掛けて来ちゃいました。』

シーンとしていて物音なし。そこで家の周りを回ってみた。とっても大きな家なので、どこに正面玄関があるのか分からなかった。
だから近所へ行って、どうしたらカンバーバッチ家に入れるのかを尋ねてみようと決めた。
近くにあった自作農民のコッテージ風の家へ向かった。




べネディクトはその小さなコテージの入り口に立っていた。彼はクタクタに履き古したようなコーデュロィのスリッパを履き、私がヒアシンスが咲き乱れる芝生の庭を横切ってくる姿を、どうしたのかと好奇の目でずっと見ていたらしい。

『ケイト・モスの家で何をしていたの?』と彼は優しい声で尋ねた。

あ~、ケイト・モス。
クロイドン出身の労働者クラスの成功を収めた女性ね。あの大邸宅は彼女の家だったのだ。



一方それとは対照的に、『posh』なカンバーバッチ家は、その隣の小さな家に住んでいる。一階には小さな3部屋、2階にも小さな3部屋。どの部屋も空いてるスペースは本と家族写真とフクロウで埋め尽くされていた。


『どうぞ入って、入って』とべネディクトは、ちょっと頭を傾けて低いドアをくぐりながら言った。スリッパしか履いていなかったが、彼は6フィートの長身で、17世紀のコテージ向きではなかった。
『お越し頂きありがとう。』


*********************************************************



ギネスブックにはまだ無いカテゴリーだが、カンバーバッチは『最速で名声への階段を駆け上った』記録の持ち主だ。




2010年7月25日8時59分、カンバーバッチは充分認められてはいたが、普通の俳優に過ぎなかった。- ホーキングやヴァン・ゴッホで高い評価を得てはいたが、一般にはあまり知られていなかった。彼は行きすぎた注目など浴びていない、負担の重くない生活をしていたのだった。
シャーロックは午後9時に放映され始めた。すると9時20分までに、彼の名は世界中のツイッタ―の中で飛び交い出した。それは自然発生的なヒステリー現象(病的興奮状態)を巻き起こし、さらに過熱、広がった。ファン達の反応は即時であり、直観的、本能的なものだった。









彼のホームズは、『一世代に一回しか現れないような大きな衝撃を与える登場』だった。

-モファットとゲイテスの手によるこのシャーロックは、回転が速く、暗闇を抱えていて、普通では考えられないほど人を惹きつける強い魅力をもっていた。-

彼はドアを蹴破って蝶番を外して登場し、それが90分間止むことなく続いたのだ。
最初のシーンで彼は遺体にムチを激しく打ちつけ、2番目のシーンではまるでスーパーマンのように推論を披露した。
そして去っていった。興奮状態を残して。



彼はブロンドの髪を黒く染め、額の上にクルクルさせていたが、このカンバーバッチの外見がネット上で熱狂を呼んだ。太陽光を浴びたことがないような青白い顔、一旦超特急の独白を始めると彼はパガニーニかニック・ケイヴのような激しさでしゃべりまくる:このホームズの中には確実にロックスターのような要素があった。







週末には彼の私生活はタブロイド紙の格好の取材対象となった。彼が来ていたコート - Belstaf 1,000ポンドするコート - はウェイティング・リストが出来るほどのベストセラーとなった。その一年後、シリーズ(2)が英国映画協会でプレミア上映された時、ファン達は朝の6時から冷たい雨の中長い列を作って建物の外で待った。彼が会場へ到着するとファン達は金切声を上げた。

その時までに彼は殆どのメジャーな雑誌の表紙を飾っていたし、スピルバーグの『戦火の馬』出演を済ませ、『裏切りのサーカス』撮影中だった。


その後のノミネーション・リストを挙げるとBafta, Olivier, Emmy, Golden Globe などがある。




*********************************************************



カンバーバッチ夫妻は信じられないほど手厚く客を迎えてくれる人達だった。
べネディクトの父親、ティモシーから出た最初の言葉は - 彼は膝に泥をつけたまま庭から入ってきて - 『ラージサイズのドリンクはいかがですか?』だった。彼はぎこちなさ気に強いジンを注いでくれた。
一方母親ワンダは、肉の大きな切り身のローストを作りながら、60代のとっても賑やかで楽しい人が放つエネルギーを周りにふりまいていた。彼女が瞳をキラっとさせると、今でも部屋中が瞬く間に瓦礫の山と化してしまいそうな、そんな人だった。
 




べネディクトはワンダとティモシーの間に生まれた二世俳優だ。彼らは Doctor Who, Carry On up the Khyber, The Scarlet Pimpernel, The Saint などに出演していた。べネディクトに熱狂する若い世代のファン達は、ワンダ、ティモシーについてもウェブサイトへ書き込みをしてくる。




ティモシーとワンダがランチの準備でキッチンで動き回っている間 - ワンダはティモシーを、今でも彼がまるで若い求愛者であるかのごとく急かし、こき使っていた。気が進まない彼が『ウ~ン!』と言っている時でさえ。それは見ていて感動的でさえあった - 

べネディクトは家の中を案内する、といって私を連れだした。
さっさと案内すれば、それは1分で済むことだった。それほど小さな家なのだ。





しかしながら、そこは常習的グズグズ屋のべネディクトのことだ。だからたっぷり20分はかかった。

『僕が12歳の時、二人はこの家を買ったのです。
ほら、これが僕。ハローへ出立する日の写真です。』
と彼はガラクタショップの絵を指さした。そこには、ブカブカのセイラー・ハットを被って学校へスキップして向かう、小公子風の少年がいた。
『とってもposhね。』と私が言うと
『すごくposhだ』と彼は笑った。
















二階にあるのは全て彼の子供の頃の写真だった。
走るべネディクト。よちよち歩きのべネディクト。10歳のべネディクト。
ホワイト・ブロンドで痩せぎす、小さな海水パンツでギリシヤの岩場海岸に立つべネディクト。
そのうちの一枚は、ワンダが彼の海水パンツを下げて、お尻にキスをしているものだった。

『それは母が僕のお尻にキスしている写真ですね。』と彼は認めた。




この頃彼はトランペットを習い始めた - よく話題にのぼる彼の口の形について、彼はトランペットのせいだ、としている。
『トランペットを吹いたせいで痛めたのです。』と彼は上機嫌で説明する。
『そのせいで、こうなりました。』と彼は指で下唇を押した。
『僕はトランペット唇、なんです。』






その時母親ワンダが二階へ上がってきて、話に割り込んだ。それは全ての母親が生まれながらに持っている当然の権利、という割り込み方で。彼女は少し切迫した様子で私に話しかけてきた。

『彼に・・・彼に a bird (彼女)を見つけてやってくれませんか?』と頼むのだ。
『あなたなら彼にいい娘を見つけてあげることが出来るはずだわ。ロンドンに誰かピッタリの人がいるはずよ。私は孫が欲しいの。ね、どうか・・・息子にいい人を見つけてください。』

それは面白い状況だった - いまだに独身でいるということで、母親からガミガミと言われているシャーロック・ホームズを見るとは - 特にこの部屋で、このワンダが集めたフクロウのぬいぐるみに囲まれて立っている、という状況で (お母さんはフクロウに憑りつかれている)そのフクロウ達が一斉に、彼の母親と同じような鋭い目つきで彼を見つめている、というこの状況で、彼はガミガミやられているのだ。

『僕はちゃんとやってるから大丈夫。』と彼は訴えるのだが、その身振り手振りは気まずい思いのティーンエイジャーのようだ。

『私はこれ以上待てません!』彼女は断固として繰り返すと
『とにかく彼女を見つけなさい。さあランチよ。下に来てドリンクをもう一杯飲んで。』

 


====================================





ワンダ・ティモシー夫妻の様子、面白い。お父さん穏やかな人らしく、日頃から押しまくられているみたいです。
エネルギッシュなお母さん、よくしゃべる人みたいですね!
ソフトな笑顔はお父さん譲り、マシンガン・トークはお母さん譲り、かな^^。
よくできたカップル・・・のようです。




パート(2)へ。
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BBC Sherlock:Q&A By The Guardian (シャーロック・カンバーバッチ)

2013-05-26 22:23:18 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

シャーロックを演じているカンバーバッチ氏個人については、今まで関連記事をあまり読んでこなかったので、今回、嵐のように押し寄せたカンバー記事を寄せ集めて、少し読んでみることにしました。

題して『襲来:カンバー記事、突然の嵐のごとく!^^』





ここ数週間はカンバー記事が世に溢れ、見出しを読むのが精いっぱい、というところ。
まず手始めに、リブログされてたもので昨年1月だから少し古いけれど、The Guardinaに載ったべネディクトQ&A。
自分のための基礎知識ということで転載しておきます。
(意味不明のジョークらしき箇所もそのままにしあります。)

The Guardian
Q&A: Benedict Cumberbatch


'What do I most dislike about my appearance? The size and shape of my head. I've been likened to Sid from Ice Age'

『僕の容姿の中で一番嫌いな箇所は何か?ですか。頭のサイズです。氷河時代のSidに例えられていました。』 


The Guardian, Friday 6 January 2012 22.59 GMT

Benedict Cumberbatch: 'Which word or phrase do I most overuse? "Erm…" ' Photograph: Carl Court/AFP/Getty Images
『使い過ぎる言葉ですか? 「Erm...」』







Benedict Cumberbatch, 35, was born in London and educated at Harrow. In 2004, his portrayal of Stephen Hawking in the BBC drama Hawking earned him a Bafta nomination, and he got another for Sherlock; next year he plays the lead in Parade's End. On stage, he has appeared in Danny Boyle's acclaimed production of Frankenstein, and his film parts include Starter For 10, Atonement, Tinker Tailor Soldier Spy and Peter Jackson's forthcoming The Hobbit. He stars in Steven Spielberg's new film, War Horse.

べネディクト・カンバーバッチは36歳、ロンドン生まれ、ハーローで教育を受けた。2004年BBC制作のドラマ『ホーキング』でBAFTA受賞候補者となった。『シャーロック』でも候補者となった。2012年には『パレード・エンズ』で主役を演じ、舞台ではダニー・ボイルの『フランケンシュタイン』で絶賛された。映画出演昨には『Starter For 10』『つぐない』『裏切りのサーカス』『ホビット』『戦火の馬』など。







(ここからQ&Aスタート!)

When were you happiest?
With the sun on my face and a beer in my hand, the morning after I had been in a car-jacking in South Africa.
一番幸せを感じた時は?
『南アフリカでカージャックに会い、解放された翌朝、ビールを手にして陽の光を顔に浴びた時。』
(他のインタヴューでも、この九死に一生を得た時の経験を話している)



What is your greatest fear?
Forgetting people's names.
一番恐ろしいことは?
『人の名前を忘れること。』


What is your earliest memory?
Falling off a swing at my grandmother's.
一番古い思い出は?
『祖母の家でブランコから落ちた事。』



Which living person do you most admire, and why?
Amber, my aunt, and her boyfriend, Gian Luigi Valino – he has primary lateral sclerosis and she cares for him.
存命の人物で最も尊敬している人は誰?それはなぜ?
『Amber、僕の叔母です。それに彼女のボーイフレンド、Gian Luigi Valino氏。彼は初期段階の多発性硬化症を患っていて、叔母は彼の世話をしています。』







What is the trait you most deplore in yourself?
Impatience as well as indecision.
自分の性格で、一番残念な点は?
『忍耐力のなさと優柔不断。』



What is the trait you most deplore in others?
Lying.
他人を見ていて、一番嘆かわしいなと感じる性格は?
『ウソつきな点。』



What was your most embarrassing moment?
When I was six, I got stung by a wasp in a Greek market. A widow pulled down my pants, held me upside down and rubbed an onion on my bum.
一番恥ずかしかった時は?
『6歳の時、ギリシヤのマーケットで蜂に刺されちゃって。ある未亡人が僕のパンツを下げて逆さに僕を抱いて、お尻に玉ネギを擦り込んでくれたこと。』




What makes you unhappy?
The thought of what my grandchildren will have to endure.
何があなたを悲しくさせるでしょう?
『僕の孫たちはいったい何に耐えなければならないだろうか、と考えると悲しくなります。』






What do you most dislike about your appearance?
The size and shape of my head. I've been likened to Sid from Ice Age.
自分の容姿の中で一番嫌いなのは?
『僕の頭の形と大きさ。氷河時代のSidに例えられてきました。』



What is your guiltiest pleasure?
The X Factor.
一番罪深い楽しみは?
『これから遭遇すること。』





What is your most unappealing habit?
Hoarding. I drag a lot of stuff round with me that I don't need.
一番つまらない習慣とか、癖は?
『溜め込むこと。自分じゃ必要ないものを沢山持ち帰ってきてしまうんです。』



What would be your fancy dress costume of choice?
I rather enjoyed wearing bandages round my face as the Invisible Man at the last one I went to. People got to know me without recognising me.
オシャレな正装を選ぶとしたら、どんな衣装?
『むしろ透明人間みたいに、顔じゅうに包帯を巻いて楽しみたい。この前そうしたように。僕だと分からないで、誰だろう?って皆が知りたがりましたよ。』




What is the worst thing anyone's ever said to you?
A blog that said, "The talentless wooden acting of arse-named, horse-faced twot Benedict Cumberbatch."
誰かがあなたに対して言った言葉で、一番ひどかったのは?
『ブログの中で言われました。’この才能ゼロで下手くそで、まぬけた名前で馬面のべネディクト・カンバーバッチ’って。』
(これは、ひどいわ~^^)





What was the best kiss of your life?
One on a dancefloor when I was 21 – she knows who she is.
今までで最高のキスは?
『21歳だった時、ダンスフロアでしたキス。- 彼女本人なら自分のことだと分かります。』



Which words or phrases do you most overuse?
"Erm…"
一番使い過ぎてる、と思う言葉は何?
『Erm・・・』



What has been your biggest disappointment?
Not being a dad by the age of 32.

一番ガッカリしたことは?
『32歳までに父親になれなかったこと。』
(アリス・イヴのインタヴューでも、彼は父親になりたいフェロモンが漂っているから女性人気が高いとか、どうとか言われてましたっけ^^)



If you could edit your past, what would you change?
I possibly might not have called Trevor Nunn Adrian Noble at my first audition for him.
もし過去を修正出来るとしたら、何を変えますか?
『最初のオーディションでTrevor NunnをAdrian Nobleとは呼ばなかったでしょう。』



What is the closest you've come to death?
I drive a motorbike, so there is the whiff of the grim reaper round every corner, especially in London.
今までで一番、『死』に近づいた経験は?
『僕はバイクに乗っているので、至る所に暗くて恐ろしい気配が漂っています。特にロンドンには、ね。』


What single thing would improve the quality of your life?
Better time management.
自分の生活のクオリティを高めるために何か一つ上げるとすると?
『より良い時間管理。』





What do you consider your greatest achievement?
I wish I could say children.
あなたの達成した事柄の中で最も偉大だったなと思えるのは何でしょう?
『子供達です、と言えたらいいのですが。。。』
(ホント、早く父親になりたそう)



What keeps you awake at night?
Fucking foxes.
夜眠れない原因は何?
『忌々しいキツネたち。』



What song would you like played at your funeral?
The Only Way Is Up.
あなたのお葬式で演奏してもらいたい曲は?
『The Only Way Is Up』





How would you like to be remembered?
By being remembered.
自分のことを、どんな風に思い出してもらいたい?
『忘れないでもらうことで。』



Tell us a secret
Lines are very difficult to learn.
あなたの秘密を教えてください。
『セリフを覚えるのはすごく難しい。』








もっと上手く訳せるといいのですが。。。ウィットに富んだ愉快で意味深なQ&Aでした!



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シリーズ(3)の撮影はエピソード(2)まで取り終えて予定通りブレークに入ったようですね。




21日の撮影現場で、謎のVulcan salute??ポーズ!





21日撮影のための交通規制を知らせるサイン・ボード





セットの住所ボードも取り外された・・・また出番がある日まで・・・






ゲイティスが一旦終了するとツイート:
エピソード(2)撮影最終日。いつものように心から楽しめた。エピソード(3)は夏の後半から始まる。


この逆光のシルエット!!!!ドキリ☆








ゲイティス:ネットに出ている放送予定日はまったくのデタラメだ。
今後数ヶ月したら、だいたいの予定が決まるだろう。
スーさん:問い合わせ頂いた事に関してですが、シリーズ(3)の放送予定は未定です。
IMDBに載ったことが何なのかは知りません。







そしてスーさん:
みなさん、何度もすみません。
シャーロックは9月に放映はされません。私達はまだ放送日を確定してはいません。




9月放送、などというまさか!なデマが出ていたのでしょうか?
夏後半の撮影再開まで、しばらく落ち着いた日々が来そうです。


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BBC Sherlock: STiD NY Premiere(シャーロック・カンバーバッチ)

2013-05-17 20:14:06 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)
(フォト追加してあります)

シャーロック・シリーズ(3)撮影の真っ最中にもかかわらず、大西洋を往復してNYプレミア、TVショー出演。またカーディフで撮影に戻ったべネディクト。
この間、あらゆるメディアにべネディクト・カンバーバッチ+STiD関連記事が溢れ、画像・映像がタンブラーに大量流入してきて溺れておりました。
凡人には信じられないような超多忙の日々。stardomへの道をまっしぐら!なBCの映像と言葉(スクリプト付きのもののみ)ほんの一部を追っかけておきました。
記事多過ぎ(悲鳴~~)



====================================


9日プレミア会場があるNYの AMC Loews Licoln Squareへ到着:














ダークスーツ姿のフォトがタンブラーに溢れていました。














====================================


9日夜、David Letterman (The Late Show)出演のスタジオ到着。車を降りるとすぐにファン達のもとへ行ってサイン等のサービス。
ファン達と近い人なんですね~。


















このファンと一緒に撮った写真ですが






中指を立てた形(侮辱のサイン)になってしまって・・・


この写真を撮った後、彼は『しまった!中指を立ててた訳じゃないんですよ。ペンが邪魔してて。あなたを侮辱したサインじゃないですから。』








慌てて言い訳するべネディクトだったようです。神経細やかですね♪



===================================



そのDavid Letterman Showのハイライト:
(テキトー強引想像訳;で)


DL:メジャーな映画に出るのは、今回初めてとなりますか?


BC:このくらいの大作映画に出演するのは、全く初めてみたいなものです。
あ、いや。『戦火の馬』がありました。でも、これほど大役ではなかったですから、ええ、とってもワクワクした気持ちです。







DL:子供の頃・・・あなたが現在何歳なのか知らないのですが・・・しかし・・



BC:僕はまだ子供なんですよ、デイブ。
DL:まだ、子供?
BC:心はね、そう、子供なんです。



(冒頭部分のやりとりですけど、レターマンさんて、とぼけたお人柄が人気の秘密?
普通インタヴューする相手の年齢くらい事前に聞いておきませんか^^。
でも、ここで会場から拍手が涌きましたね。

この後、STiDオーディションの時のことや『otter=カワウソくん』との比較など話題が続き、さらにギャップ・イヤー使ってネパールで教師経験をしたことへと話題が展開。
仲間とネパールでトレッキング中、高山病にかかって幻覚症状が出た、というところで・・・)




DL:で、あなたがネパールの高地で過ごされた時ですが、それによって何か脳に障害を受けたのでしょうか?
あるいは、それは一時的なものだったのでしょうか?いや、その、ずっと・・・




DL:どうだったのだろうと考えていました。
ここで偉ぶったことを言うつもりはありませんが、その・・




(べネディクトの返答は・・『それは・・会場の皆さんに判断して頂きたいです。』
再び拍手が沸き起こりました。

その後、教師経験が誰かの人生に影響を与えたでしょうか?と尋ねられて
『いいえ、良い教師ではなかったですから。それより素晴らしい文化交流が出来ました。』
などと答えてる。いや~、きっとサービス精神に溢れた英語教師だったと思いますよ。
こんなステキ教師のレッスン受けてみたい~!)






DL:あなたは大作『スター・ウォーズ』に出演なさっていますが・・・スタ、、スターウォーズ・・・スター・トレック・・


BC:ニュース速報、ニュース速報!このニュースは『デイビット・ショー』で初めて発表されました。



(大丈夫??かな。レターマン先生^^ 『スター・トレック』ですよ~^^

どんな役柄を演じているのか、と問われて:

BC:単独で行動するテロリストです。そうするだけの理由を抱えているのです。
映画を観ていただければ分かります。正当性のある理由なのです。

さらに、アイデンティティーは?と問われ:

BC:ジョン・ハリスン。)





DL:映画の中のあなたのキャラクターですが・・・


BC:彼はテロリストです。これ先程言ったと思うのですが・・・言いましたよね。
どうも、また高山病が再発したようで、幻覚症状が出てしまいました。





(^^♪たのしいインタヴューでした!


ショーの様子は以下のビデオで:
Benedict Cumberbatch on the Late Show with David Letterman - May 9, 2013








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10日の朝の NBC News 'Today'にもちょこっと出た模様。










『カンバーバッチ』という名字って俳優になるためにはピッタリですね、などと言われた後、
例によって熱狂的ファンはどう呼ばれているか、の質問。
ここでは『Cumbercollective』と呼びます、って言っている!
Cumberbuddy, Cumberpeople, Cumberladiesといろいろ候補がありましたが
本人が好むのはCumbercollective???

スタートレック・シリーズでは新顔だから、何か騙されたりからかわれたりしましたか?と問われて、

『僕は騙されやすい性質だし、現場の雰囲気もあって、放射能から身を守るためにニュートロン・クリームを塗らないといけない、と言われてニベアを塗ったり、身体についたニュートロンを振り落すために10分ごとに身体をシェイクさせたほうがいい、と言われたり』

(多分サイモン・ペグ氏あたりがジョーク飛ばしていたのでは・・・?と想像。楽しそうな現場です!)


ホーキングなど偉大な科学者役を演じてきたけど、騙されちゃった、と言いたかったみたいだけど、残念ながら時間切れ、って感じ。べネディクト、もっとしゃべりたそう。




Benedict Cumberbatch on the Today Show - May 10, 2013







追加フォトです!

サイモン・ペグがツイッタ―に、その『ニュートロン・クリーム』を塗った写真を載せました!
噛みつかれそう~~



bbc@simonpegg: Me and Cumbersbumberswumbers wearing neutron cream. Before we told him it wasn’t real.
http://t.co/L4x6WaqHwc
#intodarkness

僕とカンバーズバンバーズワンバーズCumbersbumberswumbersがニュートロン・クリームと塗ったところ。本物じゃないよと話す前だ。




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10日夜の Late Night Show(Jimmy Fallon)にもご出演。





シャーロックの話、マーティンを称え、それからヘンなゲーム。
脈絡なく名前を挙げて、それに声なり表情で反応する、というものらしい。

BC:ヒラリー・クリントン → JF:奇声
JF:ブルース・リー  → BC: ウヮォ~


ここでもファンについた呼び名を問われて、天を見上げてとぼけ・・・
Cumberbiches!!と言われてしまってる。
もうこの話題、いい加減に飽きた。他に聞くことないのでしょうか^^?




JF:あなたのファン達はハッシュ・タグを持っていましてね、『シャーロックを描こう』というハッシュ・タグです。



JF:ツイッタ―でそこを見てみると、かなり見事なヴァン・ゴッホの写真があったのですよ。


JF:そしてこれが、Rosie Riveter
BC:僕のもう片方の腕を見せた方がいい。



この後、ハリスン・フォードに会った時の失言、ロンドンのプレミアで共演者が自分を賞賛している声を聞いて涙がこみ上げたこと、など語ってる。





Benedict Cumberbatch on Late Night with Jimmy Fallon




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出演終わってスタジオから出てきたところらしい。靴が・・・注目されてた。

長かった一日、お疲れ様ーって声をかけてあげたいです。






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ところで、このサイン。最初はこうするのが癖かと思っていたら^^、イミがあった!
癖のはず、ないわね。

vulcan salute(バルカン式挨拶とでもいうのか)と呼ばれているらしい。スタートレックのファンの方達にはお馴染みのサインなんですね。














Vulcan saluteとは?
Wikiってしまった。


手によるジェスチャー。中指と薬指の間を離し、親指は伸ばし、手のひらを前に向け、手を上げるジェスチャーのこと。その後、しばしば『長く繁栄ある人生を』というよく知られている言葉を伴う。
この言葉は1960年代終わり頃、TV版スタートレックでバルカンの血が流れるDR.スポック博士役を演じたLeonard Nimoyによって考案され生まれた。



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サイモン・ペグ氏のおもしろインタヴューも載せておきます。(^^)(^^)(^^)
Was there any good?が特に可笑しい!
ぜひ、動画で!!





STiDに出演している3人の英国人俳優のうち、べネディクトをのぞくサイモン・ペグとアリス・イヴのSTiDインタヴュー。
後半部分で『共演のべネディクト・カンバーバッチはどんな人ですか?』の問いに

本当のべネディクトは皆さんが知っているような人間ではないですよ、から話が始まって:







彼は非常に不器用でぎこちないヤツなんです。いわゆる行動障害者、なんですね。
つまり彼はダンスが出来ない。



それに彼は身体的に自分で動くことが出来ない。
しかしながら、カメラが彼に向けられると



彼はスーパー・セクシーでしなやかで、超頭脳を持ったシャーロックになるんですね。



『カット』の声がかかると、『今の、良かった?』
みたいに、きいたりする訳です



だから『ああ、べネディクト』などと言って誰かが相手をしてあげるんですよ。
それで本当の彼に気付く。



だからそのシーンの撮影が済むとべネディクトは小さな部屋へ連れていかれて、そこに留まらせられます。



で、僕たちは彼に、ここにいるんだよ、って伝えます・・・
ただ『ここにいるんだよ、ベン』ってね。
で、僕たちは皆で夕食に出かけるんです。



彼はただそこに座ってね、遊ぶのですよ・・・その、僕たちが買ってあげたちっちゃなオモチャで。
ルービック・キュービックみたいなのだけど、もっと簡単なやつでね。6歳向けじゃなくて4歳児向けのやつ。






後半からBCのことが話題に↓

Simon Pegg & Alice Eve Reveal the Offscreen Benedict Cumberbatch - Star Trek Into Darkness Telegraph



なんて笑わしてくれてるサイモン・ペグ氏だったけど、ツイッタ―でこんなこと呟いていた





『朝食中、なぜか分からないけど突然、親友に会いたくなっている自分に気付いた。』




朝食のメニューの中に『SINLESS BENEDICT(潔白なべネディクト)』というセット料理を見つけたみたい!
ポーチド・エッグ、ホウレン草、バジル・ソース・・・
メニュー名に反応するなんて、いいお友達^^なのだ、きっと。






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戦う二人のべネディクト:







(出典:earthtojane)



いや~、これを見ると、Starter For Ten の頃に比べて、 Star Trek Into Darknessのべネディクトが、いかに強くなったかが分かりますね~(笑)


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単独で行動するテロリスト、そうするだけの理由を抱えているテロリスト。
正当性が見出せそうな理由をもっているテロリスト。

この表情からも何か伝わってくるものがあります。












テロ行為を仕掛けて現場から去っていくシーン、かな?
みだれ髪がステキ過ぎる!




(つけた訳は本当にテキトーで勘で想像です。間違ってる箇所あると思いますが、ご指摘いただくか、あるいは見逃してください^^;)
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BBC Sherlock: UK Premiere(シャーロック・カンバーバッチ)

2013-05-05 00:03:56 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

5月2日『スタートレック Into Darkness』ロンドン・プレミアが行われたのでした。
記者会見、プレミア、そして夜のグラハム・ノートン・ショーとカンバーバッチ・フォトが溢れかえってて、GW後半の夜を楽しませてくれております!
特にG・ノートン・ショーは楽しくて幸せ気分味わえました!




楽しい楽しいべネディクト・カンバーバッチの発声!発言!表情!を切りとっておきました。
どれも、これも☆ス・テ・キ☆~~


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2日午前に行われた記者会見のもう少し詳しい内容は こちらGAZETTE へ。


Gazette talks to actor BENEDICT CUMBERBATCH at today's Star Trek Into Darkness press conference
Thursday 2nd May 2013

2日午前に行われた『スタートレック- Into Darkness』記者会見。今週サン紙による投票で、2年連続イギリスで最もホットな俳優に選ばれたカンバーバッチは、監督JJエイブラムズの隣に座り、この映画の悪役ジョン・ハリスンの役作りのためのトレーニングやダイエットなどについて話したそうです。

『1日4,000カロリーを摂取しなければなりませんでした。チキン、ポテト、それにブロッコリーを2週間ずっと食べ続けたんですよ。他の俳優たちには栄養士がついているのを知って、僕にも栄養士をつけてもらえますか?と頼んで、そうしてもらいました。』

『地獄からやってきたヤツに身を転じたのです。今では女性達がどう感じるかが分かりますよ。それからダイエットは、○○くらえ!です。』
ヘアスタイルをどうするか、が大きな問題だったそうです。
『ストレートか、カーリーか、ロングかスキンヘッドか?』

『JJと僕とはこの男ジョン・ハリスンのキャラクターについてずい分討議しました。Starfleetで彼はどんな役割を果たしてきたのか、彼の精神の根底にあるものは何か - 彼はかなり残忍な方法を使うのです。ある者から見れば彼はテロリストですが、別の者から見れば彼は自由のために戦う戦士です。』






エー、チキンです、大量のチキン。アー、そうチキンですね。あらゆる種類のチキンを食べていました。
それに、えーと・・サーモンに、あとは・・・


参ったな・・・あと何だったろう。
あなたはダイエット・プログラムに関わっている方ですか?


あ、そうなんですか。分かりました。OK。
ん~困ったな。トレーニング、体力作りにはかなり時間がかかりましたね。


すみません。僕は昨夜深夜までシャーロックを演じていたものですから、その、僕の推理力は今朝は少しにぶっていまして。





映画のイギリス国内一般公開は来週から、だそうです。



タワーブリッジを背景に、一同うち揃い記念撮影






スー・ヴァーチューのツイッタ―






前夜2:30頃までシャーロックの仕事があった様子ですね。目も充血する筈だわ。



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プレミア会場となった映画劇場のあるレスター・スクウェアに現れました!
ステキ・フォトをベタベタベタ・・・


















早速サン紙の結果について聞かれたみたい。


最もセクシーな男性に選ばれましたね。どんなお気持ちですか?


それは充分僕に値する称号だと思います。


まさか、冗談ですよ。実際のところ、笑ってしまいますね。




綺麗なベネディクトがいっぱい!!!















マーティンとアマンダも来た!


ベネディクトのご両親とゲイティス先生もいた!







ファンへのサービスはいつものようにとっても丁寧。







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その中のひとつ。シューズと一緒の顔写真!

なぜ、こんな写真が?





この写真を撮った主らしきファンの話:

1.友達のシューズをカンバーバッチの顔で飾る。
2.レスター・スクウェアのスタートレックのプレミアへ行く。
3.???
4.得する。

なんて優しいのでしょう!彼はまず片方の靴にサインをくれたの。それから両方にサインしてあげよう、と言ってくれたの。
私は頭が飛んじゃったのね。
私が、この靴はここに来れなかった友達のためなんです、と説明して、彼と、靴も入れて一緒に写真を撮ってくれますか、と頼んだの。もちろん時間がない、って断られると思っていて、全く写真を撮る体勢じゃなかった。片腕で本を抱えていて、片方には彼へ向けて靴を持っていて、カメラを構えようとしたのね。そしたら彼、シューズにサッと手を伸ばして、このポーズをとってくれたの!まあ、何てことでしょう!!
ヤラレタわ~。彼って素晴らしい!本当に可愛く魅力的!

出典: omfg






でもこの、痩せぎすな姿を見ると身体大丈夫?ってちょっぴり心配になります。
前日深夜過ぎまでシャーロックの撮影だった、といっているし。
忙し過ぎて、身体壊さないでくださいね。








レスター・スクウェア到着シーンまとめ

Star Trek Into Darkness: Celebrities Arrive At London Premiere





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その夜放映された、グラハム・ノートン・ショー。
痩せてて心配したけど、これを見るとすこぶる元気そう。













まず最初は『俯きバッチ』




グラハム:クリス、あなたのファン達にはついてる名前がありますね。
なんと呼ばれてましたっけ?


クリス:パインナッツ、ですね。


グラハム:えーと、ベネディクト、あなたのファン達は?
どう呼ばれてるのですか?


ベネディクト: ・・・・・


ベネディクト: カ・・カンバー集団


グラハム:いいや、そうじゃない。


ベネディクト:あのー、ここはですね、BBCOneですよね。もし言いたいのでしたら、あなたがおっしゃったらいい。僕は言うつもりはありません。


クリス:カンバービッチーズ。


\(゜ロ\)(/ロ゜)/




(こちらのビデオ前半部分に入っている。)
Chris Pine and Benedict Cumberbatch Fans - The Graham Norton Show - Series 13 Episode 5 - BBC One



これからはファンのこと『カンバー・コレクティブ』と呼びましょう!








次が『七色の声バッチ』








グラハム・ノートンから、悪人らしく不気味な声で映画の予告宣伝をしてみてくれ、と言われたベネディクト。
魅力のバリトン・ボイスが響きます!
そして最後にハイ・テンションのグラハムの声色で予告宣伝!うま~い!ウケるぅ~!



Benedict Cumberbatch's Sinister Trailer - The Graham Norton Show - Series 13 Episode 5 - BBC One



グラハム・ノートンの即興声色にはホント大笑い。トレイラーのセリフもすぐ頭に入るのかなあ。
即興であれだけできるって、すごい!








最後は『好きにならずにいられぬバッチ』


グラハムが今日の会場にいる人達の中で、遥か遠くからわざわざこの日のためにロンドンへやって来た人はいるか?と聞かれて、あちこちで手が上がりました。




ドイツからバスで20時間かけて来た、というこの女性に感激したベネディクトは、客席まで上がっていってハグ!!


香港から来たこの女性もカンバー派。またまた席まで行ってハグ!


わざわざ、このために遥々ネブラスカからやって来たカンバーファンにもハグ!


この日本女性はパインナッツ。クリスも客席まで行ってハグのサービス。


先程のドイツのケントから来たパインナッツさんにも、ご挨拶するよ、とクリス。


もう一人のケントから来たファンにもハグするクリス。
『今はパインナッツよ!』とケント女性^^
あー、あの人!!とベネディクト(゜o゜)



彼は、クリスは、僕のファンにキスしてましたよ



my bitchesと言ってしまって、慌てるベネディクト




楽しい人ですねぇ。美しい人ですねぇ(ため息)。


(こちらビデオの後半部分に入っている。)
Chris Pine and Benedict Cumberbatch Fans - The Graham Norton Show - Series 13 Episode 5 - BBC One





素顔も本当に魅力的。才気に満ち溢れてる。
ただ今36歳。これからますます楽しみな人です。





シャーロックはシリーズ(3)エピソード(2)の2週目が終了したらしい。
あと2週間で2話目を撮り終えたら、しばらくブレイクに入るから、この熱気も少しはクールダウンするのでしょう。
今はシャーロック熱、燃え盛っております。


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BBC Sherlock: Fun Arts & GIFs (5)(シャーロック・カンバーバッチ)

2013-04-29 22:43:24 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)


スティーブン・モファットが語る『シャーロック・ホームズ物語』とは:





シャーロック・ホームズの物語は、表面上は推理小説だ。しかし現実は:

相性ピッタリの二人の男 - 
戦争で功績を遺したが、心折れ自分を見失った元軍人と
事件を解決する側ではなく、殺人を犯す側になっていたかもしれないような男が
お互いを救い合う話なのだ。

彼らは出会い、一緒に行動し、完璧なコンビとなる。
彼らは今まで成しえなかったような、最高の友情を築き合い
そしてヒーローとなる。



=====================================


小学生の頃、初めてコナン・ドイルの『名探偵ホームズ』を読んで夢中になり
ジェレミー・ブレッドのホームズに魅せられて、ビデオを収集し
『大英博物館』より『シャーロック・ホームズ・ミュージアム』を優先して訪れた私でしたが
ホームズ物語を二人の友情物語的な目で捉えたことは・・・なかったです。
ストーリー展開とホームズのキャラクター設定の面白さに惹かれていたので
モファット先生の語る視点は斬新でした!


=====================================



さてと、シリーズ(3)撮影中に振りまくネタが、すぐにファン・アートにされて賑わせてましたね。いくつか拾っておきました。



以前、一部を載せましたが、ロンドン撮影初日、
ベネディクトが掲げたメッセージ『I'm the real!』





これをネタにぞくぞく出てきたアート達




ツイッタ―に関しては、今までもずい分と色々なこと言って否定してきたんですね。
シャーロックと違って操作には自信なさげ(笑)




(出典:perlockholmes)
本人じゃないのにね^^!




(出典:cumberthig)
もちろん、あなたは本人です!




大抵の場合、食べ物になる。








grape-eyes Martin/earphone-eyes Benedict
マーティンのgrape-eyesが大うけだったので、
今度はベネディクトのearphone-eyes。
どちらにしても、イミ不明・・・



(出典:bigcong)




(出典:oochami)
すぐにアート出現(^^)




(出典:ineffableboyfrieds)
『ジョン、ボク達、真剣に変装方法を考える必要がある。』

『分かった。例えば、どんな?』

『・・・』『・・・』

『いざ!!』




====================================



メイン・キャラの少年時代を扱ったアートをいくつか見かけちゃいました。




チャンバラ兄弟!シャーロックのきかなそうな顔が妙にリアル。
マイクロフトにとって弟は、今でもこんな感じ、なのかな。
(出典:abbito)






年齢差を遡って表すと・・・。ジョンが大きい。







学生時代のSH&友人達&兄。
この頃から思索に耽るポーズだったシャーロック。なぜかパイプをくわえるジョン。
レストラードって双子なの???


(出典:abitto)



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シャーロック帰還に至るまでを、いくつかのアートをつなげて想像世界を繰り広げておきます。





シャーロックの思い出がいっぱい詰まった部屋で、過ぎ去る日々。
ジョンはひとり、砂を噛むような毎日を送っていた。







日差しの暖かな日は、マイクと偶然出会った公園へ行き、思い出に浸るジョンだった。


(出典:denkak)





一方シャーロックのお墓には、マイクロフトの小さな思いやりも見られた。。。


(出典:irallyshoulbedrawin)





そしてついに再会の時がやってきた。
ひょっとして、こんなシーンは・・・あるかなぁ?

(出典:an-endless-secret)





いや~、それより、こちらの方が好みだわ(笑)

突然戻ってきたシャーロックに、ショックで『石状態』のジョン。
シャーロック:『お~い大丈夫か?コーヒー入れたよ。』

(出典:teabeforewar)






そして日常生活が戻ってくると、また元のシャーロックへ逆戻り。




『スーパーでは何の事件も起こってなかったじゃないか、ジョン。
事件が起こったなんて言っておいて、ボクに荷物持ちさせる口実だったんだな、ジョン。
そんなことすぐに分かるさ。ボクは物事をあらゆる角度から推理するからな。

ボクの推理するところでは、君はバカだ。』






相変わらず命令口調のシャーロックに、ジョンはついにキレた(笑)。




(出典:manlymenintights)

『ジョン。ジョ~~ン!・・・ジョン!ジョン!』

『・・・』

『そこにいたのか。ボクの電話、取ってくれ。』

『・・・』

『ガッシャ~ン!!!』







よくやった!ジョン!!(笑)たまには怒ろう!







そしてゲームは始まった!とたんにご機嫌シャーロックに!


(出典:oochami)




こうして見ると、犯罪事件は二人にとって、精神安定剤のようなもの。
やはり危険な二人なのでした。






妄想物語おしまい。


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ステキなポスターいろいろ出ていました。




(benedict)
army doctorの方が、バスの前に立つ姿、肝が据わってみえる。





(出典:benedict)
シャーロック、ジョン、と呼び始めた日。





(出典:moosecreek)
ご丁寧に撮影現場への行き方案内がされている。





(出典:caufields)
シャーロック亡き後、ジョンは別のフラットメイトを募集したのだろうか?





(出典:rutilum)
ガラスが割られて消されてしまった写真の人は、一体誰?




====================================



チャリティー・アート・オークションに出されたべネディクト・カンバーバッチ、サイン入りアート!!



たぶん:

Benedict Cumberbatch
221B
Sherlock Holmes

って書いてあるようだ。隠し文字を探すみたいで面白い!



====================================


出演者(男優達のみ)の字体を拝見:



(出典:omnomcookies)


よく目にするベネディクトのサイン。いつもCumberbatch 部分が崩れていて判読困難。長いですからねェ(笑)何度も書いているうちに摩耗してしまった?^^
たぶん上に飛び出ている2か所がbなのでしょう。
でも、のびのびとした、おおらかな字体、性格に見えます!




マーティンのサインは素直で読みやすい。一見穏やか優しげだけど、センス研ぎ澄まされてて鋭そう。

アンドリューは意外と丸文字。神経質な細文字を想像してたけど外れた。アーティスティックで、好みの字体デス。




ゲイティス先生は尖った鋭い字体ですね。案外神経細やかで繊細そう。マイクロフトと通じるものがある。

ルパートはレストラードの外観そのまま、といった感じで大雑把OK、省略OKって感じ(笑)





好き勝手なこと申し上げました。


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シャーロックがクイズ・ショーに出演しました!



(出典:karina-dw)


『さあ、最後の質問です、ホームズさん。
よろしいですか。これには100万ドルがかかっていますよ。』

問題:地球は(      )の周りを回っている。

(A)太陽   (B)土星
(C)月    (D)忌々しいジョーン




果たしてシャーロックは100万ドルをゲットできるのか?!



====================================



バッキンガム宮殿でクスねた、あの灰皿の後日談。



(出典:johnlockokilupinthecu)

『灰皿を盗みたい、という衝動と戦っているよ。』



『・・・』『・・・』



ウィリアム王子『あの灰皿、返していただけますか?』



====================================



ネコとの相似性とは?

(出典:dives-and divas)








(^^)確かに構図は似ているわね。





まだ出てくる、マーティンとハリネズミ比較。


(出典:roseeverdeen)




(^^)(^^)パチ、パチ、パチ!!お見事でした!




===================================


(出典:wholockshipper)


plot twist: when John and Mary leave on their honeymoon and they’re on the airport, John gets 3 tickets and he’s like “no, I don’t think so,
we only booked two” and then from behind there’s this deep quiet voice “then I phoned back and got one for myself as well”.



ついにメアリーという伴侶を得て、ハネムーンへ出発するジョン。
エアポートに着き旅行社窓口へ行くと、チケットを3枚渡された。

『いや、そんな筈ないな。僕たち2枚予約しただけ、だけど。』


するとその時、背後から聞き覚えのある低い声がした。

『あれからボクが電話をかけ直して、ボクの分も予約したんだ。』






シリーズ(3)でも、そんなシーンありそうですね。
ジョンの呆れる顔、たくさん見たい!です。






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BBC Sherlock: 3-2 Filming Begins

2013-04-22 22:09:31 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

撮影技術監督のスティーヴ・ローウェスのツイッターで、
今日から『The Sign Of Three』の撮影が開始されたことが確認され、
またまた現場は人だかりの大騒ぎになるのだろうなぁ、なんて思っていたら・・・








スーさんのツイッターが追い打ち。







こ、これは。。。

。。。今夜は眠れそうにない。。。









制作者側が、ネタバレ・ストップーー!と言いながら、逆に煽っているとしか思えない。。。

罪なシリーズなのであーる。






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