おうちパン屋

八ヶ岳の麓で、田舎暮らし16年目。ママパン屋しています。

11月の教室「とうふブレッド」(3)

2010-11-19 22:45:19 | パン小屋
今日は「とうふブレッド」の3回目。
たくさんの方にお越し頂きありがとうございました。

初めての方も、何度かお越し頂いている方も
赤ちゃんの肌のような生地に触れるときには
「気持ちいい~!」と感激しますよね。

私がパン作りをしていて、
パンと対話しているような気持ちになる好きな音。。
それは成形時の気泡を抜くとき、
手のひらでそっと押すと「キュッキュッ」とガスが抜ける音。

フランスやイギリスパンがオーブンから焼き上がって
「ピチッパチッ」と表面が割れていく音。
これ「天使の鳴き声」って言うんですョ。

料理作りがとことん苦手な私でも、パン作りを続けていられるのは
こんな小さな小さな音すら愛しく感じるからかしら?
(パパにはその熱心さが料理にも向いてくれれば・・・と嘆かれてますが)

教室でも、パン作りの工程をかなり詳しくお伝えしています。
それが初めての方には難しそうと思われてしまうことも。
でも一番お伝えしたいのは、パンは生きていること。
ちゃんと見てあげればちゃんと美味しくなって返してくれること。
それは子育てにも似ているような。。。
・・・ごめんなさい。いつの間にやらパン談義。

今日の教室でもどのくらいのことがお伝えできたかしら。
でもきっとお持ち帰りになったパンや生地が
みなさんにはちゃんと返してくれると思います。

私にとっては食べてくれるみんなの笑顔がそのお返しです。
今日も来てくれてありがとうございました。