乱調クルーン、いつものパターンで延長戦サヨナラ負け。

自滅また自滅！クルーン９回守れず１０回力尽く ― スポーツ報知

◆西武３ｘ－２巨人＝延長１０回＝（３１日・西武ドーム）　

　巨人がクルーンの乱調で、今季２度目のサヨナラ負けを喫した。昨年３連敗した岸から７回、今季初スタメンの古城のタイムリーで一度は勝ち越した。しかし、１点リードの９回、守護神が栗山に同点タイムリーを浴びて２試合連続で延長戦へ突入。クルーンは延長１０回２死一、三塁で、大崎に中前適時打され勝負あり。昨年の日本シリーズ以来の対決で、雪辱は果たせなかった。延長戦は今季６度目で２敗４分けといまだ白星はない。

　盤石のはずの継投が、最後に崩れ落ちた。１０回２死一、三塁。クルーンの投じたフォークは、落差がないまま真ん中へ吸い込まれた。大崎に中前へはじき返され、三塁から黒瀬が難なくホームイン。今季２度目のサヨナラ負けを喫した。

　守護神のもろさは、登板した９回から兆候があった。先頭の野田にボール球が先行し四球を与えリズムが狂った。続く大崎に送りバントを決められ、栗山に１５０キロの直球を右前に許し追いつかれた。２イニング続けての失点は自身初。制球が定まらず９回、１０回ともに自滅と言っていい内容だ。

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東野、自己最多１０Ｋ！指揮官うなずく奪三振ショー ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

東野 ― 豊田 ― 越智 ― 山口と勝ちパターンでつないだ１点リードの９回裏、クルーンに最後を託したが、悪い時のクルーンそのまま。
とにかくストライクが入らず、いきなり四球で走者を２塁に送られ、栗山のタイムリーで同点、２日続きの延長戦となり、好投の東野の勝ち星がまた消えてしまった。
原監督は１０回もクルーンの続投で臨んだが、２死一、三塁、２－３の土壇場から大崎にサヨナラ打を浴びた。

１０回表の攻撃で、坂本のヒットを皮切りに二死満塁まで小野寺を攻め込んだが、頼みの阿部が二ゴロに倒れ、逆転に至らなかったのも痛かった。

岩隈不調で３位転落、交流戦も単独最下位に・・・

岩隈５失点ＫＯ…楽天、今季初３位転落 ― サンケイスポーツ(gooニュース)


（交流戦、楽天４－５広島、１回戦、広島１勝、３１日、Ｋスタ宮城）

　沈んだムードを振り払う千金の一打だった。５点を追う六回、簡単に二死を奪われたが、主砲・山崎武のバットが難攻不落の大竹をついに捕らえた。連続イニング無失点記録を４３回でストップさせる８号ソロだ。

　「シュートがくると思って、久しぶりにシュートをうまく打てた。今後の打撃にもつなげたい」。ベテランの自画自賛の一打で大竹のリズムを崩し、この回もう１点を追加。反撃ののろしを上げたが、エース岩隈が失った５点が重くのしかかり、あと１点及ばず…。５月はここまで無失点だった大竹を攻略しただけに、痛恨の１敗だ。

　「同じ負けでも、エースで負けるとこたえる。ミスもあったし…」

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