石原裕次郎記念館閉館

石原裕次郎記念館が31 日で閉館し、26年の歴史に幕を閉じた。
これまで2,000万人以上の来場者を数えたというのだから、小樽の観光振興に寄与した功績は計り知れない。

石原裕次郎さんは幼少時のわずか５年間過ごしただけの小樽を第二の故郷と呼び、記念館まで建ててくれた。
故郷の小樽に対して十分過ぎる恩返しをしていただいた。
賛否両論はあるだろうが、閉館という引き際も見事。
そこに裕次郎さんの侠気を感じるのは、自分だけではないはずだ。

近くだからいつでも行けると高をくくり、結局、一度も足を運ばなかったことに今さらながらに気づく。
テレビに流れるニュースを見ながら、小樽市民として後悔の念に駆られた。



石原裕次郎記念館は閉館するが、



小樽市民にとってこれからも石原裕次郎さんが郷土の誇りであることには変わりない。